医薬部外品と化粧品の違い
そして今もう一つある医薬部外品を申請中なのですがこちらがもう2年くらい…コロナの影響で遅れてたのもあるんですが、医薬部外品を申請製造するのはなかなか大変です^^;
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
そして今もう一つある医薬部外品を申請中なのですがこちらがもう2年くらい…コロナの影響で遅れてたのもあるんですが、医薬部外品を申請製造するのはなかなか大変です^^;
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
久々の新商品です♪
業務用処理剤で大好評のTHE CMC…
ナノ化CMCにセラミドをガッツリと浸透させるためにネオソリューアクリオで平均約30倍の浸透効果を持たせたCMC処理剤。
ダメージした親水箇所を疎水に導いたりパーマ剤やカラー剤を効率よく浸透させダメージを抑えながら施術するには必須のアイテム!!
今回はそれのスキンケア版の登場です✨
Moisture Queenには肌の保湿・バリア機能を改善し高める効果がある4種類のヒト型セラミドを高配合。
セラミドNG(セラミド2)…高保湿効果
セラミドNP(セラミド3)…保湿効果・シワ改善効果
セラミドAG(セラミド5)…外部刺激からの保護効果
セラミドAP(セラミド6)…保湿効果・シワ改善効果・ターンオーバー促進効果
セラミドは角質層間の細胞同士や肌内部の水分を繋ぎとめる機能があります。
セラミドは脂質でありながら水分子と結合し保水する力が強く、細胞間の水分を保持することで肌の潤いを保ちバリア機能として外部刺激や乾燥から肌を守りますが、セラミドが不足することで肌荒れや炎症が起きやすくなります。
またMoisture Queenに不足したセラミドを効率よく浸透させるために浸透促進剤であるネオソリューアクリオを配合し各種有効成分を平均約30倍の浸透効果を発揮します。
その他有効成分として…
・エジプト産のオーガニックペパーミントから抽出したセイヨウハッカ葉エキスを配合によりシワ改善。
・アラントイン配合により抗炎症・角質細胞増殖、抗アレルギーの3つの作用によって肌荒れによって起きた炎症や傷の修復効果が期待できます。
~使い方~
①洗顔後
②クリアクィーン(導入化粧水)
③ホワイトクィーン(EGF配合化粧水)
④ウォータークィーン(高保湿ヒアルロン酸美容液)
⑤モイスチャークイーン(高浸透セラミド乳液)
~有効成分~
セラミドNG(セラミド2)、セラミドNP(セラミド3)、セラミドAG(セラミド5)、セラミドAP(セラミド6)、セイヨウハッカエキス、シクロヘキサン-1.4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アラントイン
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
非公開グループに仕上がり動画も載せてたのですが…左側は緩く、右側はしっかりとかかっています→応力緩和パーマ
興味のある方はグループ申請して下さい。プロフィール欄から理・美容師と確認出来ない場合は許可できませんのでご了承ください→Facebook WECO BASE SHOP e.t.c.
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
いろいろな矯正方法がある中で今回はサルファイトとケブラリンク(タンニン)を使った矯正です。
まずはケブラリンク特徴からですが…
ケブラチョタンニン18%
pH8.5(低分子化活性調整済み)
分子量1500
収斂作用・タンニン架橋・消臭作用
いわゆるタンニンなのですがポリフェノールの一種で、そもそもポリフェノールがなんだよ?ってことになってくるのですが(笑)
亀の甲羅みたいな六角形の構造式ベンゼン環のHが-OHに置き換わったフェノール性水酸基
この-OH(水酸基)がたくさんや多価という意味のポリでポリフェノール
で、このポリフェノールがどう髪に作用するかというと…イオン結合・疎水結合・水素結合の3つでタンニン架橋が起きます。
①ケブラリンクの水酸基の-OHはアルカリ性に傾くとO-とH+にイオン化します。
で髪もアルカリ性になるとイオン結合が切れて、酸性のカルボキシル基-COOHと塩基性のアミノ基NH3+に分かれます。
ケブラリンクの-Oとアミノ基NH3+が結合してタンニン架橋がおきます。
②先ほどフェノール基はベンゼン環に水酸基がくっついたものと書きましたが、毛髪を構成するアミノ酸のなかにもベンゼン環の構造を持ったアミノ酸があります。
チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなど、ベンゼン環そのものは本来水に馴染まない疎水性なので
同じベンゼン環を持つ疎水性同士が集まり疎水結合によってタンニン架橋します。※正確には疎水性相互作用になります。
疎水性相互作用は分かりやすく言うと水の上に浮いた油の粒が放っておくと一つの大きな塊にまとまるようなイメージで…
③髪は水に濡れると水素結合が切れます。ケブラリンクのたくさん持っている水酸基も乾くと水素結合をするのですが①や②でタンニン架橋した髪は水素結合する力が増えているので
水素結合自体は弱いものですが、ダメージした髪はSS結合などその他架橋要素が減ると水素結合の割合・影響が大きくなります。
ダメージ毛の方が寝ぐせ(水素結合)がつきやすいイメージして頂ければと(笑)
この①②③のタンニン架橋の要素を矯正に応用しダメージ毛、エイジング毛などSS結合が少ない毛質にSS結合に頼らないタンニン架橋で毛髪強度を上げながらクセを伸ばすことが出来ます。
という事で今回は軟毛・細毛・カラー毛で癖は強い
根元はアルカリ還元とタンニンで補強しつつ、毛先は毛髪強度が落ちているので微還元トリートメントしながらタンニン架橋で補強。
軟毛・細毛・癖強の方はアルカリに弱いのですが…だからと言ってpHを中途半端にすると伸びませんし、強すぎれば過軟化でビビリやすくなります。
ちなみにタンニンは前述した①②の効果で膨潤しにくくなりますので
アルカリ強めでも過軟化しにくく、しっかりと放置時間を置くことが可能です。
あと、②の効果で構造にアミノ基を含有する還元剤システインやシステアミンとケブラリンクは非常に相性が良いです♪
使用薬剤
根元:TGクリーム:THECys:SSSrate:ケブラリンク(サル割) 4:1:5%:3%
毛先:モンキーマジックジェル:SSSrate:ケブラリンク (サル割) 1:5%:5%
放置タイムは25分
※モンキーマジックジェル(サルファイト4%シス3%)
ケブラリンクを使用する上でのポイントはpH8以上のアルカリでないとタンニン架橋の効きが甘くなります。
またSSSrateなどケラチンPPTと併用することで架橋効果がアップします。
仕上がりはこの通りタンニン架橋によって毛髪強度が上がりハリコシと艶が出ます。
スピエラやGMTなどでpHを中性~酸性で施術すればアルカリによる加水分解ダメージはないので毛髪強度を下げない施術として重宝しますが
アルカリカラーしている方だとどうしても毛髪強度が落ちていってしまいます。
毛髪強度を上げるにはアルカリ側でないと処理剤は効かないため、中性~酸性域での守りの施術も大事ですが
アルカリ攻めながら毛髪強度を上げる施術もできると幅が広がって良いかと思います。
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
インスタグラムで話題の“毛束の人”と言えば→兄さん
その兄さんが美容情報誌の「経営とサイエンス5月号」に再登場!!
ってことで勉強…
…
…
…カラークオリティを爆上げ…とな。
こういう勉強したらまずやってみるのが大事なのです♪
処理剤はSSSrateとTHE CMCを1:1の10倍希釈をスプレー塗布して
カラー剤の浸透促進と毛髪強度の低下を予防します。
兄流の色味選定術をベースにカラーを塗り塗り
綺麗に仕上がりました♪
兄流色味選定術…退色過程が楽しみです。
どんな内容が気になる方は是非「経営とサイエンス5月号」を購入してみてください。
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
WECO BASEのお取引先である→Hair Shop AIM←の高尾さんから面白い使い方を教えて頂きました♪
先月Facebookの非公開グループでアップして頂いた内容なのですが使い方をブログで公開してもいいと許可を頂いたので掲載します。
普通はシャンプーしたら流しますよね?そこを流さないでそのままトリートメントを重ね付けていくという…
僕はどうしても理屈から入るのでこの発想はなかったのですが、やってみたらあら不思議
根元は軽く毛先はまとまって均一な質感で一言でいえば…凄く質感が良い!!
※フォレストシャンプー、ミラーズアリス、ラメールトリートメント、六花オイルをお持ちであればホームケアでもお試しできるかと思います。頻度は週1か2週に1回くらいでいいかと。
ミラーズは通常50~100倍に希釈して使うものなので、希釈せずに単品で使うとコンプレックスが強く効きすぎて毛先はベタっとしやすくなります。
ですが…フォレストシャンプーの活性剤が残っているのでうまく分散しているのだと思います。
そこにカチオンのラメールトリートメントが重なることでポリイオンコンプレックスの被膜形成。
もともとフォレストシャンプーは希釈されることでコアセルベートによる被膜を形成しやすく処方しているのですが
そこにポリイオンコンプレックスが重なる形になっていて、理屈だと物凄く重~く仕上がりそうですが根本は軽くサラサラしながら毛先はしっかりまとまるんです。
なんでも実際やってみないと分からないものですね^^;
今回は矯正の中間処理で使わせて頂きました。
貴重な情報提供ありがとうございました♪
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
以前Facebookの非公開グループでアップした内容です。
グループに入っていない方はFacebookからこちらに申請してください。→WECO BASE SHOP e.t.c.
プロフィールが不明な方は入室許可していませんのでご了承ください。
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
1年に一回くらい新規のお客様からカラーの乳化中に「今何してるんですか?」と聞かれることがあります。
「メイクのクレンジングオイルの様に乳化して頭皮に付いたカラー剤を落としてるんですよ~」
と、ざっくり(笑)
頭皮のカラー剤を落としやすくしていることは間違いないのですが
実は…ダメージを予防しながらカラーの綺麗な仕上がりのためにしていることがメインなのです♪
では乳化中に何が起きているでしょうか?という毛束検証です。
15レベルの毛束
グレイカラー8トーンのナチュラルブラウン
ヘキサローション3%
毛束の中間に塗布して30分放置
左は乳化無し
中は3分乳化
右は6分乳化
↓検証結果はこちら↓ウェットの状態で見ても乳化無しと乳化有では全然違います。
たった3分乳化しただけでも毛先まで馴染むように染まっています。
↓見やすく完全ドライ↓このように6分乳化はそれなりに濃く染まっています。
カラー剤を乳化すると毛髪内部のアルカリと乳化時させるときの水分が浸透圧で入れ替わり膨潤が進み
※浸透圧…濃度の低い方から濃度の高い方へ水が移動します。
酸化重合した染料も未酸化の染料も短時間で素早く浸透しやすい環境になり結果染まりが良くなります。
同時にアルカリ量も減るのでアルカリ残留を減らしダメージを予防することにも繋がります。
まとめると乳化の効果は
地肌のカラー剤を落とす
繋ぎ部分の馴染みが良い(リタッチカラー時)
染ムラが無くなり均一な仕上がり(全体カラー時)
染色率アップするため耐退色性がアップ
残留アルカリを減らす
ちなみに乳化時にマレン(ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール)やSSSrate(ケラチン)を使うと効果的に毛髪強度を上げながら耐退色性をアップできます。
また乳化を流す前にフォレストシャンプーを馴染ませると過酸化水素分解することで酸素が多く発生し濃染効果で染まりが良くなります。
※フォレストシャンプーを乳化に使う注意点として濃く染まり過ぎて沈む場合もあるので染まりが薄いときにご使用ください。乳化後であれば過酸化水素除去シャンプーとしてお使い頂けます。
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook
綺麗に発色させたい…そんな時は丁寧な乳化!!
なのですが今回は前処理で染まりを良くする方法です。
アルカリカラー剤は1剤の染料(中間体とカプラー)やアルカリ剤と2剤の過酸化水素を混ぜて発色しますが
まず1剤に含まれるアルカリで髪を膨潤させて染料(中間体とカプラー)を浸透させます
1剤2剤は混ぜた時点から染料(中間体とカプラー)が酸化重合して2量体、3量体と分子が大きくなり浸透が悪くなりますので
混ぜたらすぐに塗るのが基本です。混ぜて作り置きしておくと仕上がりに多少影響があります。
ということは…酸化重合して分子が大きくなる前に中間体とカプラーが浸透しやすい環境を事前に作ったらどうなるか?
という事で実験してみました。
実験内容はカラー剤塗布前にTHECysやSSSrateで前処理をして、髪の疎水性を低下もしくは膨潤させ薬剤が浸透しやすい環境での発色の違いです。
↓の画像は
左:未処理でウェットからカラー剤塗布
中:THECys前処理
右:SSS10倍希釈前処理
毛束は15レベル、カラー剤は8トーンのアッシュ 2剤はヘキサローション3%
THECysは髪をアルギニンと尿素で優しく膨潤して、ネオソリューアクリオの高い浸透効果でシステインを毛髪内へ導入する微還元トリートメントです。
SSSrateケラチンはネオソリューアクリオと尿素、アニオン界面活性剤配合した低~高分子ケラチン処理剤
※アルギニンは髪に親和性の高いアルカリ性のアミノ酸。
※ネオソリューアクリオはpH8まで安定したエステル浸透促進剤。
※尿素は髪の水素結合を緩ませ疎水性を一時的に弱くすることで薬剤が浸透しやすくなります。
毛束塗り塗りして…
パシャっと画像とって…
あっ…キャンサー29とTHE CMCも一緒に検証するの忘れた(笑)
結果はこちら↓
画像が見えづらく分かりにくいかもしれません💦(あと毛先の塗布ムラ💦)
左:未処理…未処理だとくすみが強い。
中:THECys…一番青味が濃く発色、手触りや水分量は良い。
右:SSSrate…2番目に青味が濃く発色、ハリコシが出て一番手触りが良い。
勝手な妄想も入りますが未処理はCMC不足で染料の浸透性が甘く毛髪表面で重なって発色したのでグレーよりに見えます。
THECysには膨潤させ浸透性が上がっているのもそうですが、CMCを配合しているのでこの3つの中で一番綺麗に発色しました。
SSSrateの結果はTHECysに若干劣りますが浸透剤の作用で染料が浸透し綺麗に発色しました。また高分子ケラチンが高配合されていることもあってキューティクルダメージの損傷が小さく一番手触りが良かったです。
結果を踏まえて言えるのは、事前に髪をアルカリに振って適度に膨潤させて置くと染料の浸透性が高まり綺麗に発色します。
もちろんお使いのカラー剤ごとアルカリ量や過酸化水素の比率、水分、CMC、染料中間体の種類や濃さなどいろいろ影響しますのでご自身で毛束検証してみてください。
アレどうですか?コレどうですか?聞かれても分からないことが多いです^^;
ちなみに僕は営業中でよく使うのはSSSrateとTHE CMCを剤インで混合して使います。
毛先の収まりをよくしたいときには前処理でTHECysとSSSrate混合
ゴワゴワとしたハイダメージにはキャンサーを剤インでキレート強化します…参考までに。
Instagram始めました~♪
こちらから24時間何時でも簡単に予約できます→ネット予約
美容師友達募集中→Facebook