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CATEGORY : Aegis ジチオジグリコール酸ローション

システアミンとシステインの効果

カラーの前処理にシステアミン←時系列見ると2012年のなので…もう10年以上も前の記事になりますね。

 

カラーリングしながら毛先の収まりを改善する…WECO BASE の非公開Facebookグループでは定番の一つではありますが

珍しく深堀する質問を頂きました。

「カール7のシスアミやTHE CYSで処理すると髪がしっかりと補強され艶々になる仕組みを教えてください。」

実はこういった質問は少ないので知ろうとする意欲が少し嬉しかったりします♪

ではでは本題に…

髪はケラチンで出来ているのですが…そのケラチンタンパクはアミノ酸の集合体でもあります。

アミノ酸というのはアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)から構成されます。

アミノ基とカルボキシル基が脱水縮合してアミノ酸へ

アミノ酸の末端のアミノ基とカルボキシル基が脱水縮合してペプチド

ペプチドの末端のアミノ基とカルボキシル基が脱水縮合してジ・トリ・テトラ・ペンタ・ヘキサペプチドと分子量が多くなるにつれて呼び名は変り…ポリペプチド!PPTのことですね。

ペンタペプチドと言えば昔クローダ社からPEPケラチンという廃盤になった活性ケラチンがありましたね…話が逸れますので機会があればまた(笑)

 

で、アルカリカラーやアルカリ還元剤に含まれるアルカリ剤、これは髪を明るく脱色したり酸化染料の重合を促進、または還元効率をアップするために必要なものです。

ただこのアルカリ剤によってタンパク質は加水分解を起こします。

先程書いた脱水縮合とは逆の反応で

タンパク質が分解する際にアミノ基とカルボキシル基が切れてポリペプチド(PPT)はペプチドへ、さらにペプチドはアミノ酸へ

これを繰り返すことで高分子のケラチンタンパクは低分子化し毛髪外へ流出し

疎水性の高分子ケラチンは低分子化して親水化します。

親水化するとハリコシが無くなり結合水が減り自由水が増える事から乾きにくく乾いたらバサバサに

これがダメージの正体です。

またアルカリは脂質を乳化して溶かすだすので髪が保水力を失い乾燥し硬くなります。…この脂質に関してはまた別の機会に(笑)

 

ではダメージを減らすにはどうしたらいいのか?

 

答えは一つではありませんが本日のお題「システアミンとシステインの効果」です。

カラー剤にシステアミンやシステインを混ぜる!

カラー剤に混ぜるとシステアミンとシスチンはそれぞれ酸化されシスタミンとシスチンになります↓

汚い字ですみません💦

ここからは僕個人の憶測でしかないので信じるか信じないかはお任せしますが…(笑)

アルカリカラーやアルカリ還元剤を塗布してある程度放置すると目的の脱色や酸化発色しますが、同時にケラチンが加水分解されます。

ということはアミノ基とカルボキシル基がある状態になるのですが、そこにシスチンやシスタミンが存在すると末端にあるアミノ基と髪のカルボキシル基が架橋します。

シスチンの方はカルボキシル基も存在するので、髪側のアミノ基と架橋すると考えられます。

分解された髪のタンパク質が架橋され毛髪外へ流出することが抑えられるので結果的にダメージを抑制したことになります。

もちろん元の構造を維持しているわけではないのでノーダメージではありません。

 

THE CYS(システイン)をカラー剤に混ぜた時と、カール7(システアミン)を混ぜたときを比較するとTHE CYSの方がハリコシが強く硬い仕上がりに、カール7のほうは柔らかく仕上がります。

この違いはシスチンの方が架橋数が2つ多いからだと思います。

ここらで気付く方も多いとは思いますが酸熱トリートメントです。

酸熱は物によりますがアルデヒド基やカルボキシル基を持ったジカルボン酸類とメチレン架橋やイミン結合、アミド結合しますが、この仕組みと同じ様に架橋します。

違いはジカルボン酸類に無いSS架橋を分子構造にあるかないかの違いで、仕上がりの質感はジカルボン酸類の様にただ硬く仕上がることはなく、あくまで自然な健康毛に近い弾力とハリコシそれから艶になります。

操作は簡単♪カラー剤の1剤2剤合わせた総量にTHE CYS(システイン)もしくはカール7(システアミン)のどちらかを5%混ぜるだけ!!

なんですが…実はこれだけだと少しアミン臭が残るんです(笑)

ということはまだ導入したシスタミンやシスチンのアミノ基が架橋されていない…はずなので、これを回避するため2つの解決方法があります。

①酸性条件下に置いてプロトン化してアミノ基をNH2→NH3+にイオン化させ架橋やすくする

②別途カルボキシル基を導入する

①に関してはカラー乳化後にマルチアシッド10倍希釈塗布してチェンジリンスすることでシスタミンもしくはシスチンのアミノ基がイオン化して髪側のカルボキシル基と架橋。

②はカラー剤の1剤2剤合わせた総量にTHE CYSもしくはカール7のどちらか、そこにイージスを各5%ずつ混ぜる。イージスはジチオジグリコール酸といってよく還元反応調整剤として使われますが、分子構造をみるとSS架橋を持ったジカルボン酸なんですよね。ジチオジグリコール酸の持つカルボキシル基とシスタミンもしくはシスチンのアミノ基と架橋する。

この①と②で処理するとアミン臭は無くなる。そしてシステアミンやシスを混ぜただけと比べると弾力、ハリコシ、艶すべてにおいて上回る結果になりました。

ちなみに①はアッシュ系が退色しやすいデメリットがありますがマルチアシッドの方が軽い仕上がり。

②はアルカリ条件下でできるのでアッシュ系の退色の心配なく、②の方が弾力とハリコシ艶が一番強くでます。

僕はサロンワークで軟毛・細毛・エイジング毛・ブリーチ毛にはTHE CYSを

通常の毛やダメージ毛・硬毛・太い毛にはカール7を

あと基本的にはイージスで調整します。寒色系以外は最後にマルチアシッド→ミラーズ→ラメトリで仕上げる事が多いです…迷ったら参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

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還元剤の最適な中間処理とその理由。

2015年発売からあっという間に7年!!こちら→ジチオジグリコール酸ローション新・発・売!!

※現在は2500mlは廃盤で1000mlリフィルのみとなっています。

 

↑の過去記事にも記載してありますがまずはこちら…

 

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

 

髪にRSH(還元剤)を塗布するとKSSK(ケラチン)が開裂しKSH(1/2シス)とKSSR(1/2と還元剤がくっついたミックスジスルフィド)になります。これが①式

 

さらに反応が進みKSSR(ミックスジスルフィド)とRSH(還元剤)が反応し(1/2シス)とRSSR(ジチオジグリコール酸)が生成されます。

 

本当は還元剤のpkaとイオン化によって髪の内部から洗い流すことが出来る出来ないの話が重要なのですが今回は端折ります(笑)

※詳しくはFacebook非公開グループの固定ページに記載してある~平衡反応のまとめ~を参照してください。

 

この①式は還元剤を塗布すると右へ反応が進み、ある程度進むと②式へ進みさらに右へ反応が進みます。

 

中間水洗を適切な操作をするとこの①と②の式は逆反応が起きてSS再架橋が起こりますが、現場のサロンでは非現実的な膨大な時間と水洗が必要になります💦

 

であれば中間水洗で起こる逆反応を強制的に促進させればいいわけで…

 

この最後の生成物RSSR(ジチオジグリコール酸)を強制的に増やせば中間水洗よりも効率的に逆反応を促進してSS再架橋をします。

※イージスには逆反応を素早く起こしやすい最適なRSSR濃度とpHを調整しています。

 

ただRSSRを増やすだけでは残留した還元剤(RSH)が悪さをするので、同時に残留還元剤をジチオ化させてダメージ軽減と再架橋を促進します。

 

使い方としてはシンプルで…

 

テストカール後に一剤と同量という少ないお湯で中間水洗し、一剤と同量のイージスを塗布して3分放置するだけで毛髪のSS再架橋を促進します。

 

テストカールが弱くクリープ促進したいときには中間水洗後に10分置いてからイージスを塗布します。

 

ただ中間水洗するだけよりも…

 

クリープ促進よりも…

 

高分子PPTやCMCを補うよりも…

 

イージスを使うことで毛髪そのものの持つ架橋性を回復させ効果的にダメージを軽減できるので現段階では最適な中間処理方法となります。

 

 

 

 

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WECO流 ネオクリープ

中間処理でThe Cysを使うとやったら質感が良く、しかもリターンの状態が非常に綺麗で形が崩れないと美容師さんから多くのの声を頂いています。
「何故そうなるの?」という質問が多かったのですが時間があまり取れずバタバタしておりましたが急遽予定が空いたので急いで記載しておきますm(__)m
ただし、これは僕の憶測であり結果論からの推察に過ぎませんので悪しからず…
あ!!その前にThe Cysをこちらブログで紹介していませんでしたね~~(笑)
非公開FBグループでは既にご紹介済みだったので失念しておりました💦

スペック

pH7~8 シス3.2%

薬機法配合上限のシステイン濃度を配合!!

髪をアルギニンと尿素で優しく膨潤して、ネオソリューアクリオの高い浸透効果でシステインを毛髪内へ導入するトリートメントです。

また疑似セラミド・メドゥフォーム-δ-ラクトン・γ-ドコサラクトン・18MEAによりケミカル施術で失われた脂質を補修・補給します。

酸化することでシスチン結合により髪を補強・保湿してしなやかな質感になります。

※ネオソリューアクリオはエステルなのでアルカリで加水分解しますがpH8まで安定する原料であり、また加水分解が進まないように平衡反応をエステル側へ傾けているためpHを7~8に調整してあるThe Cysはアルカリでありながらアクリオは加水分解せず浸透効果を発揮します。

使用方法

・カラーやパーマ、縮毛矯正やデジPの前処理にウェット状態から適量塗布してそのまま薬剤を重ねて塗布して下さい。

・縮毛矯正やデジPの中間水洗後にThe Cysをアプリケーター塗布して約3分コーミング&揉みこんでから流してください。

・スピエラやGMTの溶剤として♪

・還元トリートメントのベース剤としてお使いいただけます。

例:シャンプー後にThe Cysを塗布→トリートメントにマルチアシッド10%混ぜたものを重ねて塗布して10分→洗い流してミラーズアリスもしくはセラックとトリートメントでコンプチェンジリンス(過酸化水素チョイ混ぜ)して濯いだら→五花もしくは六花オイル塗布してドライ&アイロン仕上げ。

・シスケラ一包、SD300を10%、SSSrateを10%のいずれか一つ添加すると補修効果がアップします。

・カラー剤には1剤に10%混ぜてから2剤を混ぜてお使いください。

容量・価格 

1000ml 4500円

さて本題です。

仕組み

まずはこちら平衡反応式。
①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR
②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR
分かりやすく書くと…
KSSK=SS結合
RSH=還元剤(チオグリコール酸)
KSH=SS結合を切った片割れ
KSSR=ミックスジスルフィド
RSSR=還元剤が2つくっついた2量体(ジチオジグリコール酸)
これ皆さん紙に書き写して下さい。かなり頭に入りやすくなると思います。
書いたらRSHをチオグリコール酸、RSSRをジチオジグリコール酸と書き直してください。
①SS結合+チオグリコール酸⇄SS切った皮割れ+ミックスジスルフィド
②ミックスジスルフィド+チオグリコール酸⇄SS切った片割れ+ジチオジグリコール酸
平衡反応式というのは右へ左へ反応するのですが①で一剤である還元剤つけると→へ反応します。さらに反応が進むと②の反応式へ進みます。
今度は中間水洗後にイージス(ジチオジグリコール)や0.5%以下のブロム酸を付けるとジチオジグリコール酸が増えて②式は←へ反応して、さらに反応が進むと①も左へ進みます。
これがバックリアクションやリバースアクションというものなのですが。
中間水洗後にThe Cysを塗布するとどうなるか?
チオ②式とシス②式を書いてみると…
チオ②式
ミックスジスルフィド+チオグリコール酸⇄片割れのSH+ジチオジグリコール酸
シスの②式
ミックスジスルフィド+The Cys⇄片割れのSH+シスチン(SS結合)
①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR
②KSSR+システイン⇄KSH+シスチン

という式になります。

シス②式の最後SH+SS…これSS/SH交換反応といって聞き覚えありませんか?

電子伝達還元とも…一番聞き覚えがあるのはクリープパーマですね♪

従来のクリープパーマは一剤で還元剤付けて、中間水洗したら時間を置いてクリープが始まり内部をズラすことでしたが、The Cysを塗布することでこのSS/SH交換反応を促進します。

矯正やデジであれば中間水洗後にThe Cysを塗布して3分ほど揉みこんでコーミングすることでSS結合とミックスが増え、ミックスは熱処理でSS再結合。

コールドであれば中間水洗後にThe Cysを塗布して10分放置でミックスは減り酸化剤でSS再結合。

言われなくてもマニアックな方達の一言二言突っ込みたいことは分かります!!チオのミックスがシスでジチオになるのか?って(笑)

ならないと思います。でも残留チオもある程度あってそこに中間水洗挟んでのシス追加なので、ジチオも増えればシスチンも増えてると推測できます。

何はともあれ自己酸化しやすいシステインだからこそ通常クリープより交換反応が促進されまた多くのSHが導入されSS結合が多くなることでダメージの軽減、形状の安定につながっていると考えられます。

結論

チオ還元のあと中間水洗後にThe Cysを塗布することでSS結合が増えている!!…かもしれない(笑)

 

雑談

結局のところSの数が問題なので内部に導入できる分子量など考慮するとシスがベストなのではないか?と最近では反応性の高いSD300(スルフォン化ケラチン:ケレフェクトSD)も取り扱っていますが、サブユニットになる以上その差は約2倍の開きはでてきます。

どちらが内部に多く導入できますか?と言われればやはりThe Cysなのです。

またコストですね^^;The Cysのが圧倒的に低コストで有利です。そもそも比較するものではありませんが(笑)どちらかというと併用することで相互作用で効果アップは狙えます。

あ、ちなみに助剤にチオが配合されているアルカリシステイントリートメントもありますが今回のケースでは不向きで代用はできません。平衡反応のままですが助剤のチオは0.5%でも邪魔になります。

 

 

 

 

 

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ケレフェクトSDを使う前に平衡反応式を理解すると効果的な使い方が分かる件。

前回の非公開FBグループで約5%存在するフリーのSH基の話でここ最近無かった数の「いいね!」がつきました…
みんなややこしい話が好きなんですね(笑)
前回はSS結合を極力減らさないように!という締めくくりで具体的には何も書いてませんでした^^;
という事で今日は…
ストレートパーマと縮毛矯正
コールドパーマとデジタルパーマ
大きな違いは加熱処理が有るか無しかです。
なぜ加熱処理したパーマの持ちがいいのか? その仕組みを書いてみようか思います。
みんな大好き♡ ややこしい呪文から!
①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR
②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR
分かりやすく書くと…
KSSK=SS結合
RSH=還元剤(チオグリコール酸)
KSH=SS結合を切った片割れ
KSSR=ミックスジスルフィド
RSSR=還元剤が2つくっついた2量体(ジチオジグリコール酸)
平衡反応という式で還元剤が多いと右側へ反応して髪が柔らかくなり形状を変えやすく
今度は中間水洗をして還元剤が減ると左側へ反応して髪が硬く形状を固定されていきます。
これは前回非公開FBグループで書いたSH基が増えると柔らかくなり、SS結合は硬いといったものです。
ちなみに↑の反応式は酸化反応式はありません…という事は2剤要らずの式なんですね。
この反応式のポイントは還元の逆反応(バックリアクション)させてミックスジスルフィドを減らせば2剤いらずのパーマが理論上はできますよ~♪
しかも酸化剤使うよりも高いSS再結合率!!
ということなんですが。。。72時間中間水洗という条件付き(笑)
コールドパーマで3日間中間水洗は現実的にはあり得ないので中間水洗そこそこで酸化剤を使って固定します。
※イージス(ジチオジグリコール酸)を使った効果的な逆反応はまた別の機会に紹介します。
じゃあデジや矯正は?というと加熱処理によって…
KSSR+RSH→KSSK+RSH という反応式が成立します
そう①の逆反応で加熱するとミックスジスルフィドはSS再結合するっていう。
つまりコールドパーマやストレートパーマといった非加熱処理に比べ縮毛矯正やデジタルパーマはSS再結合率が高いので持続性の高い施術なんですね。

この平衡反応式以外の反応も起きているので必ずしもこの理論通りにはいきませんが…この辺りの話もまた別の機会に。

ではでは本題です。

「ケレフェクトSDを使う前に平衡反応式を理解すると効果的な使い方わかる件。」

WECO BASE 商材で人気のSD300(ケレフェクトSD原液)…たぶんこのブログには記載していない(笑)
業務用購入サイトページには記載してありますが、SD300は一剤に混ぜるとミックスジスルフィドになります。
SD300+RSH⇄SD300R+HSo3⁻
①の反応式のKSSKをSD300に置き換えたものです。
感の良い方はもうお気づきかと思いますが、ミックスジスルフィドを増やして加熱処理すれば元の髪よりSS結合が増える♪
決して元の毛髪と同じ構造のSS結合とはいきませんがSD300を使った熱処理施術の質感が良好な理由はここにありました♪
容量200ml
価格3.300円(税込み)

全成分

水、加水分解ケラチン、フェノキシエタノール、ピロ亜硫酸Na、ソルビン酸K

※原料生詰め販売により、希釈していない証拠のためキャリオーバー成分も記載しています→(フェノキシエタノール、ピロ亜硫酸Na、ソルビン酸K)

WECO BASE の非公開FBグループ→WECO BASE SHOP  e.t.c.
※理美容師と確認できない場合は入室できませんので悪しからず

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スルホン化ケラチン~ケレフェクトSD~

既にフェイスブックのWECOグループではご紹介してきました…

け、けっしてこちらのブログの存在を忘れていたわけでは…(笑)

ということで~~~4月に発売予定のSD300のご紹介!!

クローダ社KERATEC IFP-HMWの姉妹品

SD300はKereffect™SDの原料生詰販売になります。

過去にKERATEC Pepという同じくクローダ社の低分子スルホン化ケラチンが長らく廃盤していてこの後継版になります。

たびたびPepの後継版が発売したら取り扱いたいといっていたケラチン原料♪

姉妹品ケラテックとの違いは分子量とケラチン濃度になります。

KERATEC IFP-HMW 分子量30000~60000 スルホン化ケラチン5%

SD300(Kereffect™SD) 平均分子量300 スルホン化ケラチン23%

こんなスペックなのですが、どう使うのか?

それにはまずパーマの平衡反応式から~

下記のパーマの平衡反応式を見ての通り一剤を付けると右に向かって①と②の反応が進みます。

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

この②の右辺RSSRを増やすと逆反応を起こし左へ反応が進みSS再結合へ向かいます。(バックリアクション)
このときKSSRをたくさん増やすために0.5%ブロムで残留還元剤をRSSRに変換し、さらにイージス(高濃度RSSR)を追加します。

増えたKSSRをさらに増やしてSS再結合率を高めるために外部からKSSRに類似したケラチンSD300で代用します。

下記に反応式の様にSD300と還元剤が反応するとSD300のスルホン酸とケラチンが分離して、SD300のミックスジスルフィドを形成します。

SD300+RSH⇄SD300R+HSo3⁻

ここから下記内容はフェイスブックグループで書いた抜粋になります。不足している情報はグループにて参加閲覧下さい。

もう少し砕いて書くと…

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

髪のSS結合+還元剤⇄髪の1/2シス⇄髪とくっついた還元剤(ミックスジスルフィド)

髪とくっついた還元剤(ミックスジスルフィド)+還元剤⇄髪の1/2シス+還元剤が2つくっついたジチオジグリコール酸

次にリフォールディングで書いたCMADKの話しを思い出して下さい。

CMADK≒ミックスジスルフィド

それを踏まえた上で

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

のKSSRここにCMADKを増やすもしくは置き換えるとSS再結合が高くなるという事でした。

ただ、毛髪内部で反応させないと…となると低分子のCMADKもしくはその“ナニカ”で代用します。

その“ナニカ”は先ほど書きましたがSD300です。つまり低分子量のスルホン化ケラチン

CMADKをSD300で代用します。ただSD300をミックスSD300にするにはスルホン酸部分が邪魔なので還元剤に混ぜて使います。

するとこういう反応式になります。

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

このKSSKの部分をSD300にして

①SD300+RSH⇄SD300R+HSo3⁻

理屈をこねくり回して馬鹿じゃね?と思ったら「」部分だけ見て下さいm(__)m

「SD300のスルホン酸を還元剤で外すだけ(笑)

もっと簡単に言えば還元剤に混ぜるだけ♪」

で、何回か書いていますが↓

S-スルホン化ケラチン誘導体から製造されるタンパク質膜およびタンパク質繊維、ならびにそれらの製造方法

※【0011】~【0017】と【0033】~【0038】辺り参照…

マルチアシッドで調整してスルホン酸を外す方法。

この調整法で中間処理や後処理などに使えます。

ただし、pHを7以下へ調整すると一気にミックスが増えすぎて猿割調整液内のミックスがシスチン化してしまうのでpH6以下は使い切りにして下さいというアナウンスでしたm(__)m

※あ、厳密に言えばこれリフォールディングじゃないです。あくまでリフォールディング操作の応用です。

卵を割ってボウルに入れます。

そこにはまあるくふっくらした卵黄…それを火にに通します。

この変性して固まった卵黄をリフォールディング操作して液状に戻します。

ですが、ふっくらした卵黄に戻るはずがありません。

ましてや髪は複雑な構造のたんぱく質、リバースアクションの延長線上ではあるので、一定の効果は望めますが、髪の構造が戻ったわけで無いです。

髪の構造のほんの一部が戻っただけ。

 

価格は200ml 2800円

 

全成分

水、加水分解ケラチン、フェノキシエタノール、ピロ亜硫酸Na、ソルビン酸K

※原料生詰め販売により、希釈していない証拠のためキャリオーバー成分も記載しています→(フェノキシエタノール、ピロ亜硫酸Na、ソルビン酸K)

 

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前処理にジチオジグリコール酸

今日はリタッチ…

のつもりだったけどバッサリいきたいってことで

金太郎にならないように毛先が自然な内側に収まる全体矯正~♪

クセ自体のうねりは強くないんだけど

髪がしっかりしてるから大きく膨らませるように浮いちゃう感じのクセ

しっかりボリュームを抑えたいのと柔らかい質感にしたいので…

 

スパッと切って

前処理にはスポイトでイージス(ジチオ3.5%)を塗布

TGクリーム(アルカリチオ7%)とJ7+(中性チオグリ5.9%)を3:1で割った総量にキャンサー29(キレート剤)を5%ミックス

一発塗布

30分放置

中間はいつものミラーズアリスとラメールトリートメントに五花オイル塗布&ドライ

ネープは220℃シングルアイロン、その他180℃ダブルアイロン

酸化。

上手に収まってくれました♪

今日はイージスを毛先の前処理に使いました

あまりブログでは書かないけど、実はこれよくやるんです。

ジチオジグリコール酸はチオを止めるってよく言うけど…

この場合は還元を止めるわけでは無く

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

↑の②式への反応を抑えて出来るだけ①式で終わる様に反応調整しているだけです。

ミックスジスルフィドはアイロンの加熱時にSS再架橋しますので、前処理でイージスを使うことでSS再架橋率が高い=ダメージが少ない矯正が可能になります♪

 

こちらイージス(ジチオジグリコール酸処理剤)の詳細です↓

 

特徴

・酸化エラーの解消

・ごわつきの原因であるミックスジスルフィドを減少させ(ダメージの軽減)、しなやかで柔軟性のある仕上がりにできます。

・中間水洗後に塗布することでキューティクルやマトリックスのSS架橋密度回復。

・還元剤の働きを止めることができます。

 

使用方法

・コールドパーマ

テストカール→イージス塗布3分×2回塗布→ブロム酸で5分+5分酸化

・クリープパーマ

テストカール→中間水洗→クリープタイム→イージス3分→ブロム酸で5分+5分酸化

・矯正・デジ

還元テスト→中間水洗→イージス3分→水洗後セット面で熱処理→過酸化水素1分酸化

 

反応過程

バックリアクション(リバースアクション)…還元剤で開裂したSS結合がうまく元のSSへ再結合できない為にダレやダメージが起きてしまいます。この再結合率を高くするための操作がバックリアクションです。

RSH(還元剤)を塗布するとKSSK(ケラチン)が開裂しKSH(1/2シス)とKSSR(1/2と還元剤がくっついたミックスジスルフィド)になります。これが①式

さらにKSSR(ミックスジスルフィド)とRSH(還元剤)が反応し(1/2シス)とRSSR(ジチオジグリコール酸)が生成されます。

①KSSK+RSH⇄KSH+KSSR

②KSSR+RSH⇄KSH+RSSR

この反応式は平衡反応と言ってヤジロベーの様にバランスを取るように行ったり来たりします。

この①式の→への反応、さらに②の→への反応をイージスを塗布することで逆に←へと反応させると最終的には2剤を使わずにSS再結合を促進しダレやダメージを抑制します。

※完全にSS再結合しないため2剤による酸化は必要です。

イージスを塗布してRSSR(ミックスジスルフィド)が増えると左へ移行しKSSR(ミックスジスルフィド)が増えるとKSH(1/2シス)が増えKSSKとSS再結合へ向かいます。

↑の※印でも書きましたが完全に制御は出来ないので2剤による酸化は必要です。

またイージス塗布することによって残留した還元剤をジチオ化することでバックリアクションを促進します。

 

では( ´ ▽ ` )ノ

 

 

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リブラTGジェル単品矯正

たまには矯正ネタを…

毛先は軽度のビビリです。

ウェットにするとこんな感じの癖毛です。

薬剤はリブラTGジェル

スペックはpH9 チオグリコール酸7% いたって普通のアルカリチオです。

毛先は何をするにも怖かったので、次回の宿題に…

そういえば…

「縮毛矯正のときのミックスジスルフィドはどうやって処理…」

という内容を頂きました。

ミックスは割と不安定なお年頃の様な子なので、中間水洗時にはシャンプーすると多少は分解されて減らせます。

もちろんそれですべてが落とせるわけないので、残りは加熱です。

100℃以上の熱で数秒当てるとミックスジスルフィドはSS結合に戻ると言われています。

そうして考えるとデジや縮毛矯正などコールドやストレートパーマに比べて持ちが良いのはうなずけますね…

デジPは一部で過還元と言われてますが、還元可能な場所ならギリギリまで還元しても酸化をしっかりすればいいんじゃない?と思います(笑)

仮にS1・S2という部分を30~70%が適正還元だとして、そこを99%攻めたとしてもね。

S3という部分をやってしまったら過還元だとは思います…つまりビビリ毛。

ビビリ毛にならずに、柔らかい仕上がりで繰り返しかかるのであればデジPを過還元呼ばわりするというのはどうかと^^;

って少し話が逸れましたね。

 

仕上がりはこちらです。

事前に毛先のことも伝えてありましたが、悔しい><

それでもお客様には喜んで頂いたのでとりあえずはOKということで♪

 

 

では(´・ω・)ノ

 

 

 

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pkaとリバースアクション

リバースアクションとpkaについて少し似た質問を多く頂きましたので、簡潔にアップしておきます。

pkaについてはこちら過去記事にサラリと目を通してもらい…

還元剤のpkaと-logPow 一覧

還元剤とpHとpka

どの位のpHで還元剤がイオン化(働く)したかの数値です。

還元剤…

RSH ⇄ RS + H+

pHが高いとH+のイオン化数が増えて還元力が強くなり、低いとイオン化しない還元剤が毛髪内に残留します。

この残留した還元剤は後ほど…

 

 

で、リバースアクションについてはまずはこちらの式を…

 

還元反応式

KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH  (1)

KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH  (2)

 

パーマ液を塗布すると、この(1)式から(2)式へと→側へ反応が起きます。

このアクション(反応式)をリバース(逆に)したのがリバースアクション…まんま(笑)

 

で、見やすくしたのがこちら…

SS結合 ⇄ ミックスジスルフィド (1)

ミックスジスルフィド ⇄ ジチオジグリコール酸 (2)

 

ということでジチオジグリコール酸を塗布すれば今度は一液塗布したときの逆反応(リバースアクション)でSS結合まで戻ります。

…が、実際にはそんな簡単ではありません(笑)

この辺りは非常にメンドクサイので端折ります。知りたい方はググってくださいm(__)m

 

とりあえず…一剤塗布しました。

このとき最初のpkaの話し戻りますが、イオン化していない還元剤が残留しています。

ここに低濃度のブロム酸を塗布して残留した還元剤をジチオジグリコール酸に変えます。
※僕はブロム酸を20倍に希釈してます。

2RSH+O → RSSR

毛髪内に残留したジチオジグリコール酸に追加して高濃度のジチオジグリコール酸を塗布して追加します。

具体的には…

テストカールOK→ブロム20倍希釈→ジチオジグリコール酸→放置タイム→酸化剤

 

単純に反応式では逆反応させればOKなのですが、実際には2剤を使わずにこのリバースアクション(逆反応)だけでSS結合まで完結するにはスゴイ時間がかかりますので、酸化剤は使います。

ちなみに僕はイージス(ジチオジグリコール酸)に、SSS Rate(ケラチン・エルゴチオネイン・ピリドキシン)を5%添加して放置してます♪

 

※一応分かりやすい様にまとめたつもりです。わからないときは質問の前に、実際に毛束で試したりググって下さい(笑)

僕はググりにググってググりまくりました。そして検証。

でもまだまだ分からないことが多いです。ですので間違いも^^;

記事内容でここ訂正したほうが…という個所がありましたらご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしますm(__)m

 

では(´・ω・)ノ

 

 

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酸性チオグリコール酸でpH移行還元

5年前の記事を…

ケミカルに精通したベテラン美容師さんからすれば、今さら?と言われるかもしれません。

だけど、スタイリストになりたての方や、諸事情でケミカルを勉強する機会がなかなか得られ無かった方からすると…

最近のエステル使った還元法やら処理剤やら情報がごった返してどこから手を付けたらわからずどうしていいか分からなくなってしまうと思います…というかそんな質問が最近多いデス^^;

なので、今回は酸チオを使ったベーシックなpH移行還元です。

サロンワークでは9割がたデジですが、コールドの場合はほぼこのパターンです♪

リップラインからLv13に退色したダメージ毛を想定した実験です。

※使用したウィッグはスピロ102

・17mmのロッド使用

・左:水巻+ハード系チオグリコール酸※サンプル品なのでスペック不明^^;

・右:リブラカール5付け巻き→リブラカール9へpH移行還元

・10分自然放置→中間水洗→7分自然放置→過酸化水素5分×2

右側だけpH移行で親水部疎水部をバランスよく還元。

※薬剤スペック

・リブラカール5…pH5.5 チオグリコール酸4% ジチオグリコール酸1%

・リブラカール9…pH8.8 システアミン2% チオグリコール酸2% チオグリセリン2%

見たまんまですが、右側のpH移行還元した毛束の方が根元~中間~毛先に均一なリッジが確認できます。

実験途中で予約のお客様がご来店したので、何もスタイリング剤は付けずに自然乾燥…翌日撮った画像になります。

画像では伝わらないけど、手触りも右側はぷるんと弾力があって、毛先にザラツキはありません♪

とのことでした。

以前は負担なくパーマを掛ける!!でしたが

5年も経ってるのでね、今だったらどうするか?と考えます。

最近は質感を落とさずに持続性も…というのがテーマだったりして…

テストカールOKなら中間水洗後に低%ブロム→イージス(ジチオ)→二剤とか…

中間水洗後に低%ブロム→イージス(ジチオ)→SSS Rate→二剤なんてね。

考えてはみますが…実際むずかしいですよね^^;

 

では(´・ω・)ノ

 

リブラカール5と9ともに1000ml 2160円

購入はWECO BASE SHOP で♪

 

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