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TAG : 皮膜

ラビッドフォームとお任せカラー♪

最近ね…お取引サロン様じゃないんだけど、皮膜についてよく質問があるんです。

「皮膜系のトリートメントってダメージにつながりませんか?」って…

話を聞くと…

「カラーやパーマの悪い成分をコーティングすることで、毛髪内部に残留させてダメージさせるから良くない。

だから現在サロンワークでは皮膜系トリートメント剤は使っていない。

実際には某メーカーの三浴式トリートメントのほうがお客さん受けが良いから迷っていますので、意見を聞かせて下さい。」

…というような内容。

他にも…パーマがかかり難いとかカラー剤が上手く染まらない原因は皮膜系トリートメント剤が原因とかね。

もうね、正直なんて答えたらいいか分からない^^;

まず、悪い成分って何のことだろう?

ってなってしまう…たぶん還元剤やアルカリ剤・活性酸素のことだと思うんだけど…(もしそうなら皮膜よりカラーやパーマ後のウェットでの放置時間が長いことのほうがよっぽど問題かと…)

中には「皮膜系トリートメント剤=爪に塗るマニキュアのトップコートの様な皮膜」と、仰る質問者様も…

そもそも毛髪のことを爪や皮膚に論点をずらすのは少し馬鹿げてますが^^;

そこで、美容師さんに質問です。

二浴式や三浴式のコーティング系トリートメント剤を使用していてマニキュアのトップコートの様に…つまり…水を完全に弾く程の強力なコーティングに仕上がりますか?

ありえないですよね?

もし、それほどの強力な皮膜なら確かに残留したアルカリ剤などが毛髪内部から抜けずにダメージするかも^^;

例えば…ギットリと酸化した油脂系トリートメント剤が毛髪に付着した皮膜状態や、アルキルカチオン化されたトリートメント成分がビルドアップした皮膜状態でならアルカリ剤などの残留や、施術に問題が生じますし、毛髪のダメージも進行すると考えられるので、こういった場合の皮膜は良くないとは思います。

ただ、適正に使用したシリコンやセルロース・キトサンなどメッシュ構造の皮膜なら問題はないかと…

そうは言ってもカチオンに化学修飾されたものはビルドアップについて常に配慮しなくてはならないかな?

だから皮膜が良くないという言い分も分かるけど、現実問題として、毛髪の良い状態を維持する皮膜もあれば、悪化させる皮膜もあるので、一概に皮膜系トリートメント剤が全て悪いわけでもなく…

何が言いたいかっていうと…ただ、皮膜系トリートメント剤を一言「皮膜系トリートメント=悪」という言葉で一緒くたにして欲しくないだけなんですけどね^^;

 …

まぁ、どうでもいいか…いやいや良くない(笑)

ではでは、本日のお題「ラビッドフォームとお任せカラー♪」

WECO BASEの商材の中でラビッドフォームトリートメントは最強の皮膜系トリートメント!!中身がミルスタメインの処方だからね^^

ラビッドフォームトリートメントを発売してから約3ヶ月…

既にお取り扱いのサロン様からも続々と嬉しい声が届きます♪

「仕上がりは重くなりすぎず、根元から立ち上がる軽い質感…

ツヤツヤ…

サラサラ…

次回来店時のお客様の毛質・毛先の収まり…指通りが良くいつもと違う」

…ってね^^

昨日来店したAちゃんも先月初めてのラビッド体験^^

こちら↓施術前の状態…僕は何もしていませんよ~来店した時の状態をただそのままを撮っただけ^^

ホームケアは良く乾かして!!というアドバイスのみ…何もスタイリング剤の類はつけてません。

きっと美容師さんなら分かってくれるよね?

これだけブリーチした髪の毛がハンドブローだけでここまで自然に収まり艶が出る不思議♪

普通ならここまでハイトーンにブリーチした毛髪は水分・油分のバランスが崩れてもっと艶が無くなり、ハンドブローだけでは毛先がまとまりづらい事を…。

ラビッドフォームトリートメント…試してみませんか(笑)

 IMG_5089

今日は「全部お任せで♪」ってことで…

Aちゃんの持つ柔らかい雰囲気と透明感…

くすみの無い綺麗な白い絹肌に…

モデルさんの様な薄いピンクの唇…が、世界で一番似合うカラーリングを!!

…って、文字にすると変態チックだね(泣)

まぁ、好き勝手にカラー剤を調合して、気ままにホイリングまで塗り塗りしちゃったわけです…

IMG_5090

仕上がりはこちら…

IMG_5091

あら、可愛い♪

IMG_5104

あ…顔周りのローライトは最初の一週間でちょうど良いくらいに退色するからね~^^ノシ

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Rabbit Form アニオン系処理剤 , カラー , ケミカル , ホームケア

Fシャンの色々な使い方…

お取引サロン様から商品の詳細や使い方などをメールでやりとりすることがあるのですが…

「そういう使い方もあり!?」と、言われたりします^^;

その中で一番いいね!!と言われた小技を紹介します。

まずは…WECO BASE商品の中で一番人気の“Forest Shampoo”の小技!!

 

手順は簡単♪

ワンシャン後にカチオン性高分子処理剤塗布してから流さずにそのまま“Forest Shampoo”でバブリング+コーミングしてから1分ほど放置してからお流しで終わり!!

単にカチオン性高分子をFシャンに追加してコアセルベーションによる被膜強化のため手触りが格段に上がります。

使用するカチオン性高分子処理剤は用途や髪質に合わせて調整して下さい。

 

また、多店舗展開されているサロン様では質感の異なるカチオン性高分子処理剤をブレンドし…

軟毛用…

縮毛矯正用…

ブリーチ用…

ビビリ用…e.t.c.

アプリケーターで作り置きしておくとアシスタントへの指示も楽になったそうです!!良いアイデアですね^^

 

ちなみにこちら疎水性の強いカチオン性φ型・γ型高分子ケラチン “Alice”や…

“ウルティア ミスト”をカチオン性高分子処理剤として使えますよ^^

 “Alice”はハリ・コシ・ツヤ…

“ウルティア”は柔らかさ・潤い・ツヤ…

といった質感の違いがあります。

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Alice アルキルカチオン羊毛&羽毛ケラチン , Forest Shampoo ダメージケアシャンプー , ケミカル , Wltear Mist 洗い流さないトリートメント

危険なトリートメント!?

こちら“Mirror’s Alice”は今までの商品の中で一番面白い存在かも^^

 

というのも世に出回っているほとんどのトリートメントはカチオン系なわけで、ホームケアに限ってはノニオン系は別として、アニオン系トリートメントは無いんじゃないかな?…たぶん。

だからサロン専売品や市販品といった括りなく、良くも悪くもどんなコンディショナーやトリートメントとイオンコップレックス・ポリイオンコンプレックスといった反応をして強力な被膜形成をしちゃう^^;

良いことだけ言えば…

【2Stepでどんなトリートメントでも強力なトリートメントに!!】

【お手持ちのトリートメントと組み合わせるだけで、ツヤ・サラ感2倍!!】

…なんて広告も謳えてしまうな^^;

 

だけど実際には組み合わせるトリートメントによっては強力に被膜し過ぎて毛髪に対してあまり良いとは言えない組み合わせもあるわけで…

つまり…一歩間違えると、しっとりし過ぎて乾き難い危険なトリートメントにもなってしまうわけです^^;

また、それだけ危険なトリートメントなだけに、使い方次第ではダメージ毛に対して非常に優れたトリートメントともいえます♪

 

※強力に被膜形成しすぎてしっとりして乾かないという時の対処法としてはシャンプーしてバブリングしたのち、目の粗いコームで優しくコーミングして流しせばある程度改善されます。

※また、ホームケアでは一度使用したら、必ず1~2週間は空けてから使用する!!などのアドバイスが必要になります。

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アニオンセルロース~Mirror’s Alice~

いつも新商品が発売するときは前もって告知するのですが…すっかり忘れてました…以後気をつけます。

 

今回新発売のMirror’s Aliceとはアニオンコンプレックスを前提に作りました♪技術者の使い方次第で良くも悪くもなる商品です^^;

 

以下簡潔にまとめました↓

特徴

・主剤はセルロースガムでアニオン性の水溶性高分子のためカチオン性物質とコンプレックスします。

・助剤として配合したペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)はトリートメントの浸透を促進し毛髪内部のダメージを補修します。

・微量の配合量ですが、11種類のアミノ酸とヘマチンが補修作用を補助します。

・本製品Mirror’s Aliceを精製水で3~5倍希釈と、ジェル状~ローション状と粘度を変えて用途別にお使い頂けます。

使い方

・シャンプー後に本製品Mirror’s Aliceを適量を手に取り毛髪に馴染ませるように揉みこんでから、カチオン性のトリートメントを重ねて塗布しコーミングしながら揉み込んでください。

・お好みのカチオン性高分子処理剤と自由に組み合わせてポリイオンコンプレックスの被膜形成も出来ます。

オススメの使い方!!

・“Forest Shampoo”→“Mirror’s Alice”→“Alice”or“Water Queen”→“Forest Shampoo”

 

注意点

・基本的には市販品・サロン専売品など、あらゆるコンディショナー・トリートメントとコンプレックスしますが、強力にコンプレックスしてしまい、非常に乾き 難くなってしまう恐れがありますのでMirror’s Aliceの使用量は少量でお願いします。

・本製品Mirror’s Aliceはお手持ちのコンディショナーやトリート メントを強力に吸着し洗い流しきれない感じの時はシャンプー剤で軽く泡立ててコーミングしてから洗 い流してください。

・ホームケアでは、一度使用したら1~2週間空けてご使用下さい。

 

↑150ml ボトルタイプ /定価3000円 税込価格3150円

↑ 720ml ボトルタイプと2500mlリフィルタイプは業務用販売のみになりますので、価格は通販サイトからご確認ください。

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シリコンの影響?

化粧品原料メーカーにもよりますが、一つの原料を卸すと、その成分に関しての特徴・性質・検証データや製品ごとの骨格処方の目安などが何十ページにも記された資料がドサッと届きます。

特許絡みの研究データなので、高卒の脳みそで理解するには毎回かなりの時間を要します@@;

 

…って前置きはどうでもいいか^^;

 

WECO BASEには製品に配合する前のいわゆる原料レベルのシリコンあります。

ジメチ・アモジ・シクロ・ポリコン・レジン化…それを単品・混合・複合の原料全部で29種類。

よく皆さんが耳にするのは直鎖状のジメチコンやアミノ変性のアモジメチコン辺りではないでしょうか?

 

で、新しい製品を幾つか試験的に作っているんだけれど、これにはシリコンを配合しようと思う…もともとシリコン否定派ではないしね^^;

 

ふと思ったんだけれど、いつからシリコンが悪者的な風潮が漂い始めたのかな?

 

・シリコンが邪魔でカラーの発色が悪い…

・シリコンが邪魔でパーマ液が浸透しづらい…

・シリコンで髪が傷む…

 

最近美容師さんのブログで…シリコン=悪…って構図よく見かけるようになりましたがそれって本当にシリコンが邪魔だったんでしょうか?

むしろシリコンを完全否定している方はシリコン原料単体で使用したことがあるのか?という疑問さえ感じます。

 

左:がホホバオイル

右が100万CSのシリコン

で、浸透させた上にカラー剤塗布した実験!!詳しくは→ シリコンが邪魔!?

※じつはこの実験にはひとつトリックがあって、あえてカラー剤が浸透しやすいタイプのシリコン使ったの^^;あんまりにもシリコン・被膜否定派からいろいろ言われたので悪戯してみたのは内緒のお話…。

何でもそうですが、シリコンでもポリマーでも被膜成分は使う人の使い方次第で良くも悪くもなるものだと思います。

 

 

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ケミカル

“Forest Shampoo”入荷…と雑感。

こちら“Forest Shampoo”の1250mlと2500ml入荷しました…が予約ですでに無くなりそうです…発注はお早めにお願いします^^;

 

一般サイトからご購入のお客様には申し訳ございませんが、1250mlの詰め替えサイズはお取引サロン様優先で販売させて頂きます。※今月末までは一般サイトは400mlボトルのみ販売になります。

次回の入荷は今月末の予定です。

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一般のお客様用オンラインショップ

 

 

今日はここ最近の雑感です…というか“美容あるある”かな^^;

 

一般のお客様…「ノンシリコン製品」って良いんですよね?

僕…何故ノンシリコン製品が良いと思うのですか?

 

営業中お客様に聞かれたことに対し、逆質問などしてみたり…

どれだけホームケア(市販・サロン販)でノンシリコン・ノンポリマーと皮膜成分を使わないように努力しても、サロンのカラー剤やパーマ剤には必ずコーティング剤としての皮膜成分、シリコン・ポリマー類は必ず配合されていますよ。と言い…

つまり…意地の悪い美容師なんだな!!って気付く^^;

 

 

某美容師…「コアセルベート・ポリイオンコンプレックス」など「皮膜成分」そもそも毛髪に皮膜って良いの?悪いの?

僕…質問が大雑把過ぎて答えられません。

 

そもそもコアセルベート・ポリイオンコンプレックスは方法であり、手段です。使用した素材の組み合わせで質感や効果は千差万別…ひと言コアセルベート・ポリイオンコンプレックスといっても施術対象の毛髪に合わせなければダメージを悪化させる場合もありますし、わざわざコアセルベート・ポリイオンコンプレックスなんてしない方が良いケースも…

皮膜成分にしても親水性?疎水性?撥水性?揮発性?不乾性?e.t.c.…も同じこと。

 

皮膜そのものが良いか?悪いか?じゃなくて、毛髪の状態からして皮膜が必要なのかどうか?

必要なら効果や持続性を考えてどの皮膜成分を選択するか?じゃないですか?

 

 一般のお客様は、ご自身の毛髪の事なのだから人に聞くだけではなく、自分で調べたほうが良いと思います。このブログをはじめ、聞いた美容師や大手メーカーの言うことが必ずしも正しいことだけを言っているとは限りませんし^^;

某美容師さんは大切なお客様のためにもっと自分の頭で考え、何が正しいのか自分で判断しなければいけないと思います。じゃなきゃ簡単に某メーカーに騙されちゃいますよ。

 

アドルフ・ヒトラーにはあまり良い印象はありませんが、彼の残した言葉でこんなのがあります…

“大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。なぜなら、彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。”

…なるほどね…

僕が最近思うのはCMや広告で謳う大手メーカーは正しいことは言ってません!!でも、間違ったことも言ってはいないんですよね^^;

 それと、久しぶりに他の美容師さんのブログ見て気付いたのですが、極少数の美容師さんの全肯定と全否定でしか物事を判断できない姿勢…これは怖いなぁ…

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“Forest Shampoo”入荷しました♪

たびたび欠品してしまう“Forest Shampoo”400mlですが、本日入荷しました!!

 

既にご注文を頂いているサロン様は本日送りましたので、関東・信越・中部・北陸・関西圏までのサロン様には明日到着いたします。

北海道・東北・中国・四国・九州・沖縄圏のサロン様は申し訳ございませんが、明後日以降に到着になりますのでご了承下さい。

 ※現在需要に対し供給が追いつかずにまた欠品する恐れがあります。早急に量産体制を整えるよう努めますので今後とも宜しく御願いします。

 

 

 

…最近の美容業界は“コアセルベート・ポリイオンコンプレックス”が旬なキーワードですね…

でもなんで急に注目されるんだろう???って思う^^;

 

…とか言いながら自分もこうして→コアセルベートシャンプーって便乗しているわけですが^^;

 

まず、シャンプー前は髪を濡らしますよね?髪は濡れるとマイナスに電離します…

このときアニオン界面活性剤のシャンプーではマイナスとマイナスとなり反発し合うため、髪から汚れを引き剥がす力が強く、ほとんどのシャンプーは洗浄力を確保するためにアニオン界面活性剤が主剤のシャンプーで、できていると思います。

ただ、それだけだとダメージ毛に対しては毛髪表面がギシギシになってしまうので、アニオン界面活性剤にカチオン性高分子を添加してコアセルベートによる皮膜というコーティングをして手触り・感触を向上させます。

ほとんどのシャンプーに配合されているポリクオタニウムー10(カチオン化セルロース)なんかは代表的なカチオン性高分子ですね^^

 

なのでコアセルベートって実は以前から使われてる技術で、特別なことでもなんでもないんですよね^^;

ただ、以前に比べるとコアセルベートによる皮膜の強さが強力になってきたことくらいでしょうか?

 

↑シルク界面活性剤30%以上配合の美容専売品シャンプー

 ↑ノンシリコンオーガニックシャンプーの美容専売品

↑“Forest Shampoo”※グロスフィリンが高濃度の為、色は怪しいですが毛髪表面には薄い皮膜になりますのでカラーリングへ色の影響はありません。

 

もちろんコアセルベートによる皮膜の強さだけがシャンプーの良し悪しを決めるわけでは無いんですが…

 

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皮膜について

S.Tさんから…

「初めまして、いつもブログ楽しみにみてます。

ネットでいろいろな美容系サイトを見てはいるのですが、同じ皮膜系処理剤に関して肯定的な内容と否定的な内容で別れていて、どちらの内容も理論では納得できるのですが、実際どちらが正しいのか私には判断できません。

森さんは皮膜系処理剤に関してどう考えてますか?」

返信が遅くなってすみませんでした><;

そうですねぇ…皮膜に関しては料理でいう“塩”です^^;薄すぎてもダメだし、濃すぎてもダメです。

シリコン…リピジュア…キトサン…皮膜系処理剤はたくさん種類があってそれぞれ特徴もありますし、ダメージレベルや施術によっても濃度や使うタイミングも変わってきますしね…

一概にこうだ!!っていう考え方はありません^^;

たぶん、S・Tさんがネットで見て皮膜系処理剤について賛否両論に感じたのは、同一成分のそれぞれ良い部分と悪い部分を一方的に解釈した方のサイトを見たのだと思います…たぶん。

別に僕も自分の考え方が必ずしも正しい!!とは思いません。なので製薬会社の特許や論文、ケミカル美容師さんの考え方などホームページで見たりしてますが、たま~にコレはないんじゃないのかな?というのはありますけどね^^;

“皮膜がダメージの原因!!”とか“PPT処理剤を使うのがダメージの原因!!”とかね^^;

確かに過剰な皮膜処理は薬剤の浸透を妨げるけど、適度ならダメージの軽減になりますし、PPT処理剤も同じ^^;過剰なPPT処理は薬剤を減力したりして、処理剤を使わないほうが良い結果を生む施術もあります。

なので一方的にアレはダメ!!コレはダメ!!ということはないと思いますし、決めつけてしまう美容師さんはどうかと思います。

…だって低分子のケラチンとかペリセアも一般的な目的用途は内部補修です…でもなんだかんだ言って皮膜形成によって感触や艶感が向上してるわけですから^^;

…そう内部補修の処理剤も皮膜形成しているのです!!

よく考えれば当たり前のことですが…艶感のない毛髪は何かしらのダメージによってキューティクルが荒れている、もしくは無くなっています。もちろん毛髪は死滅細胞なのだから自己修復力などありません…そこに皮膜系処理剤を使わなかったとしても艶感は出ます!!

何故か…内部補修処理剤で皮膜形成したからです。

それを皮膜では無いと言われたら何で手触りや艶感が向上したのか皮膜嫌いなその方に聞いてみると良いと思います^^;

要は「皮膜処理はダメ!!」といっている方が内部補修含め処理剤すべてを否定しているわけですね^^;

最初にも言いましたが、お料理の“塩”みたいなものですから、原料特性をよく知って使うことですね♪

良いも悪いも施術者の使い方次第だと思います^^;

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キトサン

前回の“もうすぐ…”ってブログの中でキトサンについて詳しく説明できてなかったのでちょっと書いてみます。

 

常にサロンワークではいかにダメージを抑制し、またどれだけ効率よく毛髪補修できるかによってカラーやパーマの仕上がり、さらにトリートメントそのものの持続期間に差が出てきます。

方法とすれば前処理・中間処理・後処理と各種トリートメントを複合的かつ効果的に施術していくのですが、今回はキトサンについてなので中間~後処理のお話になります。

一般的に知られているキトサンの効果としては帯電防止、ハリコシUP、艶感UP…でしょうか?

成分としては、エビ・カニ等の殻を精製したものが“キチン”と呼ばれ、この“キチン”から80%以上を脱アセチル化して抽出精製したものが“キトサン”です。

このとき“キチン”から完全に“キトサン”に処理できないために“キチン・キトサン”と呼ばれたりします…よくダイエット食品のCMなんかでよく耳にしますよね^^;

↑こうして“キチン”と“キトサン”と“セルロース”を比べて見ると解るように“キチン”にはN-アセチル基(NHCOCH3)という部分があるのに対して、脱アセチル化した“キトサン”にはそのN-アセチル基(NHCOCH3)のかわりにアミノ基(NH2)があります!!コレ非常に重要!!

で、セルロースはといえば非常にそっくりな構造なんですが…そうヒドロキシル基(OH)を持っているんですね^^コレも重要!!

まずキトサンのアミノ基(NH2)の何が重要かというと…厳密に言えばキトサンのアミノ基(NH2)は陽イオン系アミノ基といってカチオン性であるということ!!

ということは毛髪のケラチンタンパクのアニオン性であるカルボキシル基とイオン結合し、イオンコンプレックスを生じるため毛髪表面に強力に吸着し皮膜形成します。

※この時にβシート構造を持ったφ型ケラチンに酸+キトサンの組み合わせだとポリイオンコンプレックスを形成。とても相性が良い処理方法です^^詳しくは→φ型ケラチン

またキトサンの特徴として、約20%と適度な吸湿性を持っていますのであらゆる気温と湿度に対して、一定の保湿を保持する働きがありますのでハリコシUP、艶感UPだけでなく柔らかさもUPします^^

で、セルロースは…また今度書きます^^;とりあえず分子量40万というカチオン性高分子で吸水性が高いので程よく保湿し、櫛どおりを良くするものでほとんどのシャンプー・リンスに配合されてるものだと思ってください。

ちなみにWECO BASEで扱っているキトサンは一丸ファルコス社のキトフィルマーHV:分子量80万の高濃度タイプのキトサンです。

先ほどはキトサンにはアミノ基(NH2)があることによってケラチンタンパクのカルボシル基にイオン結合により強力に吸着し皮膜形成すると書きましたが、この強力な皮膜…シリコンなどの皮膜と違って網目構造のため皮膜形成後でも薬剤浸透ができる特徴なんです☆セルロースも^^;

なので後から各種PPTや薬剤を重ねても邪魔せずに浸透させることが可能なので、後処理にしか使えないと思われがちなキトサンは実は中間処理にPPTと併用するとによってとても効果的に使えるんです!!

…他にも皮膜だけならシリル化PPT・ポリマー・シリコンなど皮膜系処理剤はたくさんありますがこれらは保湿や質感の向上はできてもキトサンでなければ枝毛の修復はできません。

シリコンもダメージ補修には欠かせない原料ではあるものの特にキューティクルが剥離しているようなハイダメージ毛の修復にはキトサンあっての他の皮膜系処理剤なので…。

こと皮膜に関してはキトサンやセルロースのほうが多様性があるってことですね。

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