ショートスタイルの縮毛矯正の場合…
矯正前にカットするとアイロンが挟みにくく…特に削いだ部分
矯正後にカットするとせっかくの丸みの効いたR を途中で切るためツンツンしてしまう…
ということで根元はしっかり熱を入れて中間から毛先にかけてスルースピードを速めて熱入れを甘めにしながらRを描く
で、カット…
そして甘めの中間～毛先にしっかりとRを描きながら熱を入れてから酸化
仕上がりはこちら…
カッパ矯正にならない方法はほかにもたくさんあると思います。
では(´・ω・)ﾉ
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「ベーシックなトリートメントを教えてください」というメールを頂いたのでお答えします。
今までは個別にお答えしてましたが、意外と同じ質問を頂いていた気がするので今回は記事にしてみました。
まずはフォレストシャンプーで汚れを落とし、トリートメント成分が定着しやすいコンディションを整えます。
※主にへマチンの働きによるものです
シャンプー後タオルで軽く水気をとってから、まんべんなくアリストリートメントをスプレーしてコーミングします。
※毛髪内部のへマチンとアルキルカチオン化ケラチン（低～高分子）を架橋させます。
続いてラビッドフォームをアリストリートメントに重ねて塗布します。
※アリスのアルキルケラチン（ポリカチオン）とラビッドのミルスタイル（ポリアニオン）でポリイオンコンプレックスさせます。
ここで一度ドライヤーでハーフドライにしてアリスとラビッドを毛髪に定着させてから流します。
※脱水して疎水結合を促進させます。
流したらラメールトリートメントを塗布してコーミングしたら流します。
※極性がアニオンよりなのでカチオンに整え、熱に反応しアミド結合するエルカラクトンとメドゥフォームラクトンを染み込ませます。
以上でそこそこのコンディションに持ちなおせたらそのまま完全ドライしてトリートメント完了です。
物足りない時には六花オイルかウルティアミストを塗布してから完全ドライします。
※コテやストレートの持続優先ならウルティア、潤い質感重視なら六花で…ま、好みでいいと思います。
では(´・ω・)ﾉ
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少し前にデジパの時の「中性以下の還元剤での軟化チェックはどうしてますか？」というメールを頂いたので個別にお答えしたのですが、せっかくなのでアップします。
中性～酸性の還元剤は膨潤・軟化しづらい…もしくはしないので、ちょうどよい還元チェックが難しくなります。
なので、↓のように通常のロッドで巻いて置いて還元度合いをチェックします。
ちなみに今回のお客様は平均１３レベルのカラーリングで、紫外線を毎日たくさん浴びてしまうお仕事…
極度に乾燥と硬さが進行した状態…なので還元剤はリブラジェル７＋をチョイス♪
中性チオグリセリンのしっとり柔らかな質感を狙います。
還元タイム７分…巻いてあったロッドを外して還元度合いをチェックします。
中間処理にアルキルケラチンの“アリス”やミルスタイルの“ラビッドフォーム”で熱対策コンプレックス…
18MEA、エルカラクトン、メドゥフォームラクトン、リピジュア入りの“ウルティアミスト”を塗布しながらワインディング♪
あとは５０~６０℃で乾燥～
乾燥することでリピジュアが毛髪表面にラメラ層を形成し乾燥を防ぎつつ…
エルカラクトン、メドゥフォームラクトンが６０℃以上の熱で加温することでアミド結合を起こし、18MEA などの脂質の定着をよくし、流出を防ぐことでしっとり柔らかな質感に仕上げます。
ロッドに巻いたままブロム酸で１５分
「デジパなのにギシギシしな～い」と感想を頂けました♪
まぁ、本来はデジパだからギシギシするわけじゃないんです…
どっちかっていうと通常のコールドパーマに比べて柔らかな質感に仕上がりやすいのがデジパの特徴なんですけどね＾＾；
では(´・ω・)ﾉ
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いや～参った参った！！サンシェード？オーニングっていうの？店前の日除け＆雨除け的なヤツ…
昨日の爆弾低気圧による強風でアーム部分がありえない方向にひしゃげてて茫然…
ま、自分が畳まなっかったのが悪かったんだけどね＾＾；
今日は自分で直す暇がないので、大工の親父を呼んで修理をお願いしました♪
あとはびろーんって伸びたシートを専門業者に張り替えてもらうだけ！！これって意外とするのね…痛い出費です(´エ｀；)
今日は、一年半前くらいに毛先がビビリ毛になり、ちょっとした美容室不信に陥って矯正をしばらく我慢していたお客様！！
定期的なグレイカラーと髪質的なものでそこそこ親水化しています。
アルカリに振らずとも還元できそうな髪質なのでジェル５（酸性チオグリコール酸）にジェル９を１０％ほどチョイ混ぜで、ほぼ中性チオ還元剤で時間差で塗布。
中間にアルキルケラチンの“アリス”やミルスタイルの“ラビッドフォーム”、ジチオジグリコール酸の“イージス”などなど使用…
アイロン前には六花オイルで乾かし、油分が足らないところにはトリエのジューシー艶出しスプレーを…
アイロンはパイモアデジタルストレートアイロン(L)で１９０℃
過酸化水素で酸化１５分
で、仕上がりはこちら↓
と、たまには詳しく書いてみた。
では(´・ω・)ﾉ
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価格:24,840円 |
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「ダメージ毛に対して縮毛矯正の薬剤選定はどうしてますか？」
と質問がありましたので僕なりにお答えします。
ただ正解はありませんし、お客様を施術するたびに反省し、改善していますので同じ質問を受けても次回は違う答えを言うと思います…。
まずはドライの状態で毛髪診断…
癖の種類
毛髪の水分
毛髪の油分
親水化の度合い
炭化の度合い
キューティクルの剥離度合い
ケア剤に含まれる植物油の酸化した残留度合（利用するか除去するか※基本矯正前にシャンプーはしませんが…）
ケア剤に含まれるシリコーンの残留度合い（利用するか除去するか※基本矯正前にシャンプーはしませんが…）
あとはサロンカラーとホームカラー履歴の確認などなど…
次はウェットの状態にしてドライ時の毛髪診断との誤差を再度確認します。
薬剤は癖を伸ばすに必要な還元力を第一に考え、次にその還元力に耐えうるか考慮して還元剤の種類や濃度・ｐHを調整します。
今回は根元にハード系チオ（チオグリコール酸７%ｐH９．５）：ジェル７＋（中性チオグリセリン５．９%）を１：２０%
中間はジェル５（酸性チオグリコール酸６%）：：ジェル７＋（中性チオグリセリン５．９%）を１：１
毛先はジェル５（酸チオグリコール酸６%）：ジェル７＋（中性チオグリセリン５．９%）：水を１：１：１
基本的にはどんな毛髪でも１５～２０分で還元できるように調整します。
中間水洗時に還元が若干甘いと感じた時には中間処理にて水分油分を重めに残すようにしてアイロン操作で伸ばします。
アイロン操作前・中に水分が足りないときはスチームをあて、油分が足りないときは艶出しスプレーで補って癖を伸ばしやすい水分と油分に調整します。
また、アイロン温度も１６０～２００℃幅で、二回に分ける場合もあります。それは水分の抜き具合というより、抜け具合により…です。
毛髪診断にいくつかチェック項目を書きましたが、具体的な理由が無い場合もありますのでこれ以上の質問は無しで（笑）…
というのも、こうやったらこうなるよね？とか、こうしたらこうなったよね？という結果論からの経験なので、上手く文字で説明できないことにあります。
もちろんどれも具体的な数値化はできません。
つまりそこは“勘”というもので…
ちなみにいい加減な山勘ではありません（笑）
繰り返し何度も縮毛矯正の施術から得られた経験に基づくものです。
最近メールを下さった方達に参考になるかどうか…なれば幸いです♪
最後に、縮毛矯正に限らずですがその経験をさせて頂いたお客様一人一人に今日も感謝しながらの営業です。
では(´・ω・)ﾉ
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一人目のお客様が終ったときPCの前に「東京喰種」と「宇宙兄弟」の新刊が！！…なんて気の利くスタッフ♪
でも、すぐに次のお客様が来店…
内容が気になる気持ちをぐっとコラえて施術開始！
まずはドライの状態をチェックして…
ウェットの状態をチェックして…
新生部はジェル９スチーム５分からの毛先ジェル５（酸チオ）とジェル７＋（中性チオグリセリン）と水を１：１：１で混ぜ混ぜしたもので１０分放置…
アイロン１８０℃＋２００℃
次のお客様まで３０分の空き時間…
…
喰種か…
…
宇宙か…
…
どちらを選択するか…
…
ん～…
…
んん～…
…
ん～…
…
こっち！！
では(´・ω・)ﾉ
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今年の秋は夏の紫外線で鉢上部分が特に退色したお客様が多く見受けられます。
退色というとネガティブなイメージですが…
退色しずらい白髪染めが脱染せずに、せっかく明るく退色したので根元を白髪染めリタッチして毛先はファッションカラーで馴染ませローライトをざっくりオン♪
明るく退色した部分をハイライト代わりに残します。
これで“いかにも”な白髪染めっぽくは見えないと思います。
では(´・ω・)ﾉ
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最近は縮毛矯正に使用する還元剤はチオグリセリン・スピエラ・GMTなど選択肢は増えてきました…
が、なんだかんだいっても王者はチオグリコール酸！！…ってこともないけど＾＾；
同じチオグリコール酸でも酸性→アルカリといったｐH移行による還元もなかなかの仕上がりです。
結局のところ、どんな還元剤を用いてもどう扱うか？が大事ですよねぇ…と、お取引サロン様とメールでやり取りしていて感じました。
…
酸チオ→スチーム５分→アルカリチオ重ね付け１０分還元
からの、こちら…ジチオジグリコール酸ローションの“イージス”
中間水洗→ジチオ塗布→シャンプー重ね付けでバブリング→コーミングして２~３分放置→お流し
ここで極力ミックスジスルフィドを減少させるだけでしっとり柔らかな仕上がりに♪
中間処理にアルキルカチオンの“アリス”とミルスタ配合の“ラビッドフォーム”でコンプ
六花オイルつけてからのブロー→アイロン→酸化処理。
仕上がりはしっとりやわらか♪
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２週間前のことです。
ちょこっと気になったことがあったのでウィッグで検証…
一部では、傷まないパーマとか髪に優しいパーマってメニューで呼ばれる薬剤。
その薬剤を流してる最中にグローブの小指部分が破れ…指を還元ｗ
翌日、小指第一関節部分の表皮部分が一枚ベロリンチョ…
中の真皮が見えて真っ赤っか…
黄色い滲出液が止まらないのでワセリン塗って包帯でクルクル巻き巻き…
治りかけ？になると物っ凄いカユミが襲う…
寝ている時に無意識に掻いて血だらけ…
カサブタができてもなぜかすぐにベロリンチョ…
例えるとSDB（２度熱傷）の様な症状です。
皮膚の修復と剥離を繰り返してやっとここまで治ってきました。
指の腹の部分はまだツルツルで指紋は消えてますが＾＾；
表皮が剥がれて真っ赤な真皮の画像も一応撮りましたが…グロすぎるので自粛します。
弱酸性だからダメージ毛でも安心
弱酸性だから手荒れの心配なく使える
な～んて原料メーカーサイトに書いてありました…
…
別にこの還元剤がダメとは言ってませんよ。間違ってないけど、正しくない感じ＾＾；
…
人によって感作性の度合いも違うしなんともいえないけど…
僕の指には厳しかったようです。
ただ…これがお客様じゃなくてよかった。
カラー剤にしてもパーマ剤にしても…
医薬部外品でも化粧品でも取り扱いには注意していきたいところですね。
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