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TAG : φ型ケラチン

お取引サロン様へ

今年も残り僅かになってきました…不景気とはいってもクリスマスと三連休、さらにサロンは繁忙月ということもあってか、かなり忙しい毎日だと思います。

 

WECO BASEは皆様のおかげで、今年は特徴ある商品を発売させて頂きました。

左:“Forest Shampoo”…φ型ケラチンやヘマチン他などトリートメント成分を※1%以上配合し、すすぎの際にトリートメント成分がコアセルベートし、強力にダメージ毛をサポート♪

※化粧品原料レベルで用事調整する方であれば、如何に高濃度処方のシャンプーか理解できると思います。

中:“ファイマックスー750”…α型ケラチンとγ型ケラチン両方の性質を兼ね備えたφ型ケラチン、毛髪深部への浸透性の良い※低分子ケラチン(分子量:750)でありながら疎水性を示す稀有なケラチン!!

※酸処理によって瞬時に分子量が24.000へ高分子化します。

右:“Libra Carl 7”…pHは中性、システアミン濃度7%、還元促進にヘマチン配合♪どれだけユニークな商品かご理解頂けると思います。また、使用方法においても精製水で希釈使用…還元トリートメント…プレ還元…カラー濃染…捻転毛の捻れを整えるなどなど、美容師さんの使い方一つでいろいろ出来ます。

 

さて!!来年は

・疎水性高分子γ型ケラチンと疎水性低分子φ型ケラチンのアルキルカチオン化ケラチン処理剤

・高濃度ヘマチン処理剤

・秘密のアニオンポリマー

・高濃度CMC(Cell Membrane Complx)処理剤

・増粘剤CMC(Carboxy Methy Cerllulose)

・高濃度ヒアルロン酸美容液

の順で発売していく予定です。

これからも他のメーカーさんには無いユニークな商材を美容師の目線で開発し、皆様のお役に立てるように努力していきますので、どうぞ来年も宜しくお願いします。

…そうそう、今年のうちに解決しておきたい疑問などあったらお気軽にコメント欄に書き込んでください^^

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ケミカル

疎水性低分子φ型ケラチン

12月に入り急に寒くなってきましたねぇ…美容師は体が資本です!!御身体には気をつけて下さいね!!今日はファイマックスー750の宣伝です☆

PPT処理剤にはシルク、コラーゲン、ミルク、コンキオリン、大豆、小麦などいろいろ種類がありますが、毛髪の補修に最適なのはケラチンです…というのも当たり前ですよね?毛髪がケラチンで構成されているんですから^^;

なのでケラチン以外のPPT処理剤は脇役です…確かにケラチンには無い質感でツヤのシルク、コンキオリン、保湿のコラーゲン、ミルクとかありますが、毛髪の補修においてケラチンに勝るものはありませんからね♪だからと言って毛髪補修を効率良くするにはケラチン単体で使用するのではなく組み合わせも重要ですが^^;

で、その毛髪補修の主役ケラチンといっても何種類もありますが…サロンワークでは主に一丸ファルコスのプロティキュートとWECO BASEオリジナルのファイマックスー750を使用しています。理由はこちら→理論武装最前線

そう、毛髪は本来疎水性なのですがダメージによって親水性になってしまうから疎水性ケラチンの補給が必要なのです!!なのでプロティキュートシリーズなのですが^^;

そのプロティキュートを作るとき、羊毛を加水分解してはじめに非結晶性マトリックスケラチン(γ型)を取り出します…いわゆるアニオン性γ型高分子ケラチン(Hガンマ)ですね。さらに化学修飾によってアルキルカチオン化(CガンマとCガンマ12の2種類)ができます。

で、マトリックスケラチンを取り出して残ったものを尿素やSLS、ラウミノプロピオン酸Naなどの界面活性剤で溶解した結晶性フィブリルケラチン(α型)2種類が取れます。

プロティキュートシリーズはどれも20.000以上の高分子であるから疎水性でいることを保つことができ、親水化したダメージ補修にとても有効なのが解ると思います。ですが高分子であるだけに毛髪深部への浸透性だけでいえば低分子ケラチンの方が有効ですが、問題なのは加水分解による低分子化に伴う親水化です。

羊毛ケラチンは20.000以下の分子量に加水分解していくと疎水性から親水性に性質が変わっていきますので、親水化したダメージ毛に親水性低分子ケラチンを補給しても補修能力にはあまり期待できない以上にカラー剤やパーマ剤などの薬液を阻害します。

分かり易く言えばダメージ毛に対してダメージさせたケラチンの補給ですからね^^;

 

ここで、WECO BASEオリジナルPPT処理剤のファイマックスー750の紹介です。

原料が水鳥の羽毛由来のケラチンPPT処理剤…原料の水鳥の羽毛は疎水性というより撥水性なのです。それを分子量:750という低分子量まで加水分解しても羊毛の様に親水性にならず疎水性を保てるのが特徴です。

毛髪深部への浸透性の良い低分子ケラチン(分子量:750)でありながら疎水性を示すケラチン!!

しかも、マトリックス(γ型)とフィブリル(α型)の両方の性質を兼ね備えたφ型ケラチン!!

さらに、酸処理することによって分子量:750から約24.000へ高分子化!!

施術の際にγ型とα型どちらを使用するか判断のつき難い髪質や、しっかりと補修しながら強度は欲しいけど、仕上がりを重くしたくないスタイルにオススメな軽~い仕上がりの疎水性低分子φ型ケラチン…ファイマックスー750でした^^

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雑感

システアミン濃度とpH

Ba-Baさんからのお問い合わせを一部抜粋します^^;

「…こちらの中性システアミンを紹介されていたブログを拝見しましたが、どれくらいのウェーブが出るのかもっと分かりやすい写真はありませんか?…P.S営業では○○のコスメハードタイプをメインで使ってます。」

というご意見を頂きましたので、こんな感じで検証しました^^;

左半頭:某コスメカーリング剤 pH9.2 システアミン濃度1.8%

右半頭:Libra Carl 7    pH7.0 システアミン濃度5%

※“Libra Carl 7”はpH7の中性でシステアミン濃度7%ですが、サンプルの在庫が無くなってしまったので、システアミン濃度5%のサンプルで検証します^^;サロンワークでは精製水で3割ほど希釈したシステアミン濃度5%で検証したと思ってください。

①一剤塗布後加湿5分の自然放置5分の計10分。

②中間水洗。

③ファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈したもので中間処理。

④ヘマチン塗布でケラチンを架橋。

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を7分の2度付け。

↑ウェット状態…うん、やはり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がしっかりとしたリッジが出てる。

↑スタイラーでブワァ~っとドライ…う~ん、やっぱり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がリッジがしっかりと出ました。でも、パッと見はあまり差異は感じられないかな^^

触った感じは左半頭の方が若干の硬さとパサツキを感じますが問題は無いレベルです。右半頭はシステアミン独特の柔らかさがしっかりと出て良い感じです。

同じシステアミンでもアルカリに頼らずに中性でここまでの結果が出ます。

注意点とすれば、いくら中性域でもシステアミン濃度が約2.8倍も濃いので、しっかりと中間水洗をして還元剤を流しましょう!!

Ba-Baさん、こんな感じの検証で良かったでしょうか^^;?

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ケミカル , Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

還元トリートメント

今日は“Libra Carl 7”と増粘剤の組み合わせで還元トリートメント!!

今回、用意した毛髪はブリーチ×2回の過膨潤縮毛矯正(アイロン操作180℃3秒プレス)×2回で、もう毛先はポーラス毛になって全体の手触りはゴワゴワ^^;

毛髪内部はブリーチ剤と縮毛矯正剤の強いアルカリで“ランチオニン”が生成され、毛髪のダメージレベルに合わない過剰な還元剤濃度によって“混合ジスルフィド”を生成、二剤も過酸化水素濃度3%であえて過剰酸化させてシステイン酸も生成★…つまり過収縮によってビビリの状態です。

ポーラス毛+過膨潤によるビビリであれば毛髪内部のS-S結合がほとんど存在していない状態なので、ただ普通にトリートメントしても毛髪内部に定着しないからトリートメントが持続もしなければ効果も薄い^^;

もし、こうなった場合トリートメントで効果的に毛髪を修復するには…還元剤が必要になります!!

酸性領域の還元剤は基本的にコルテックスを強化する働きがあります…還元剤のSH基(チオール基)はアルカリ領域で活性化しS-S結合を切断する作用がありますが、酸性領域だとアルカリ領域に比べ活性化せずにケラチンPPTと組み合わせ、酸化させることで毛髪内部に擬似的にS-S結合を生成して毛髪強化をします。

さらに、“Libra Carl 7”の主成分…システアミンの特性上他の還元剤に比べ、混合ジスルフィドの生成を抑制もしくは減少し、酸化処理によって疎水基相互作用によって過収縮を改善する働きがあるため、今回の様なポーラス+過収縮毛にはシステアミンによる還元トリートメントが効果的!!

上記を踏まえて以下の施術になります♪

①まず、補修したい部分にファイマックスー750の10倍希釈を塗布し、ヘマチンを重ねて塗布して前処理をします。

②“Libra Carl 7”を5倍希釈してシステアミン濃度を約1.4%に調整します。ただこのままだとシャバシャバの液体なので開発中?の増粘剤を3%添加して塗布しやすいゲル状にしたものを前処理剤の上から重ねて塗布します。

③還元時間は自然放置で5分したらお流しです。

④中間処理でファイマックスー750の10倍希釈を塗布したら、テンションをかけずにコーミングしながら湿熱で5分+冷風で1分。

⑤テンションをかけずにブロー後、毛質に合わせて100℃~150℃でアイロン操作。

※アイロン操作時の中間処理のケラチンPPT処理剤はα型ケラチンが熱処理+テンションをかけることでα型からφ型へ移行してファンデルファールス結合を強化するのが有効ですが、今回テンションを加えないので、あえてシステイン酸を抑制する効果の高いφ型ケラチンにしてみました^^;やるなら酸性チオグリコール酸のときで→酸性チオグリコール酸でビビリ補修

⑥ブロム酸で酸化処理。

今回は左サイドのみ還元トリートメントしました。何も付けずにハンドブロードライ…中間部分アップ画像↓

毛先部分アップ画像↓

全体画像↓

写真ではなかなか伝わりずらいですが、ゴワツキがとれて柔らかくサラサラになりました♪

施術ポイントとしてはヘマチンと疎水性ケラチンと還元剤(pHと濃度)でしょうか…。

今回あえて使用しなかった疎水性γ型ケラチン、疎水性α型ケラチン、リピジュア、キトサンなどを併用すればもっと良い結果が得られると思います^^;

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ケミカル , 縮毛矯正 , Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

ファイマックスー750をお使いのサロン様へ

最近はクリープパーマの中間処理剤として好評を頂いているφ型ケラチンPPT処理剤の“ファイマックスー750”

先週のブログ…中性システアミンでクリープパーマ以来、感想や質問、注文が多くなりました^^

従来のγ型、α型ケラチンPPT処理剤にはない“しなやかさ”“軽さ”“艶”“リッジの利いた均一なウェーブ”…まぁ、使った人にしか分からない感動がここにはあるんですが^^♪

今日はこの“ファイマックスー750”についてちょっとした連絡事項です。

涼しくなり始めてから急増した質問…

「朝、出勤すると固まってますが品質に問題ありませんか?」

え~と、結論から言えば問題ありません^^

“ファイマックスー750”にはジラウロイルグルタミン酸リシンNaというラメラ構造を短時間で修復する補修成分(以下ペリセア)が配合してあるのですが…寒くなると固まる!!これはペリセアの性質です^^;

寒くなってくるとペリセアがゼリー状に固まってしまうのですが、振ってもらえれば液状に戻りますし、品質にも問題ありませんのでご安心ください☆

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ケミカル

ポルフィリンと酸化還元反応

前回の中性システアミン“Libra Carl 7”の続きで、“ポルフィリンと酸化還元反応”についてなんですが、その前に一つ訂正があります^^;

前回のブログの中で、これから“Libra Carl 7”とアルカリ剤と増粘剤の組み合わせでいろいろできちゃうレシピをアップしていく予定でしたが…予定していたアルカリ剤が濃度的に危険物扱いとなり、薬事法に収まらないので作れないという事になりました…まぁ、その辺はダブル還元、トリプル還元で対処ということで^^;

それでなくても“Libra Carl 7”のシステアミン濃度7%はかなりの強さがありますけどね♪

では、本題!!“ポルフィリンと酸化還元反応”について…

ヘマチンや銅クロロフィリンって言えば美容師さんならピンとくるはず^^そう、ポルフィリン類似化合物のひとつ金属錯体のことです。

このヘム鉄や銅クロロフィルNaを含むポルフィリンには酸化還元特性があり、酸化にも還元にも良好な触媒作用が得られるというメリット☆

分かりにくい方はこちらを参照して下さい→カラー剤とヘマチンパーマ剤とヘマチン

ってな感じで、WECO BASEではヘマチンしか使わないのですが^^;

・カラーの前処理でヘマチンを毛髪内部に浸透させると、ヘマチンが酸化触媒作用によりカラー剤の過酸化水素による酸化分解を促進し、発色作用時間を結果的に早め染色率アップ♪

・カラーの乳化時には乳化することによって酸化しきれていない酸化染料を毛髪内部に浸透させ、乳化後にヘマチンでさらに乳化させることで酸化しきれていなかった酸化染料をヘマチンが酸化触媒作用により酸化重合を促進し、カラー剤の分子量が増大するので退色を防ぎます。

・パーマにいたっては簡単^^;中間処理でヘマチンを塗布することで2剤である酸化剤の作用をヘマチンの酸化触媒作用によって酸化を促進するもの…

…そう、僕自身ヒントを下さった大阪市のNさんのあるひと言が無ければ僕はヘマチンはただの酸化促進剤+ケラチン架橋剤という認識しか無かったのです;;

二回も言っちゃうけど、ヘマチンや銅クロロフィリンNaなどのポルフィリン化合物は酸化還元特性があるってこと!!つまりヘマチンは酸化促進だけじゃなく還元作用も促進してくれるってことです^^;

では実験、中性システアミン7%にヘマチンを○○%配合して還元促進させてみる!!

中性システアミン7%にヘマチンを濃度別に添加して還元作用の効率が良い配合を特定する実験がコレ↓

まぁ、このへんの%は秘密になりますが^^;上の6種類の中から一部実験結果を公表☆

手順は以下の通り

①23mmウィンディロッド使用。

②左:某コスメカーリング剤、真中:中性システアミン7%ヘマチン入り、右:中性システアミン7%ヘマチン無しで湿熱で7分。

②中間水洗

③ファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈したもので10分湿熱クリープ。

④クリープ後ヘマチンでケラチンを架橋

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を5分の2度付け。

1剤の還元作用と2剤の酸化作用がヘマチンの触媒効果によって酸化還元反応を促進することから還元時間を10分から7分へ3分間短縮、酸化はブロム酸7分の2度付けを5分の2度付けで4分短縮、合計7分短縮して検証。

左は某コスメカーリング剤はpH8.5のアルカリでもシステアミン濃度が低いためか右の中性システアミン7%に負けてる^^;

真中の中性システアミン7%ヘマチン入りはなかなか均一なウェーブを形成♪

ドライ後ウェーブがが見えやすいようにちょっと刈り上げちゃいました^^;それでも画像だと少し分かり難いのですが、右の中性システアミン7%は根元から中間にかけて若干ダレを感じる程度なのに対して真中の中性システアミン7%ヘマチン入りは均一なリッジ感♪

中性システアミン7%のみと中性システアミン7%ヘマチン入りの結果から、ヘマチンによる1剤の還元促進作用により毛髪内部のS-S結合が速やかに切断され、2剤もヘマチンの酸化促進作用で切断されたS-S結合を速やかに再結合したものと推測。

つ・ま・り…ヘマチンを添加することで酸化還元反応を活性化して時間短縮になり、還元剤としてはアルカリに頼らなくても還元促進できちゃう^^もちろん“Libra Carl 7”にはヘマチンを添加しています♪※ちなみにヘマチンの添加量が多いとウェーブ効率がダウンしました^^;

予定では11月末に…

“Libra Carl 7” ポルフィリン含有中性システアミン7%カーリング剤

NET/500ml 1.300円(税抜き)

での販売予定ですが、もしかしたら遅れる場合もありますのでご了承下さい。

 

※訂正です。還元促進はしません。酸化効率が上がるだけでしたm(__)m

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中性システアミンでクリープパーマ

クリープ時に使用したケラチンはファイマックスー750Ver.と某有名:アルキル化ケラチンVer.で検証。

毛束はカットウィッグの“SPILO 102 ライトブラウン”から切り取ったものを使用。

還元剤は現在開発中の中性システアミン7%で手順は以下の通り。

①20mmロッドに中性システアミン7%塗布、湿熱で10分。

②中間水洗

③左がファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈、右がアルキル化ケラチン(γ型ケラチン)をエタノール35%溶液で10倍希釈したもので10分湿熱クリープ。

④クリープ後ヘマチンでケラチンを架橋

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を7分の2度付け。

 

ウェット状態↓ではあまり差は無いけれど、クリープ無しのコールドパーマホットパーマに比べればかなりウェーブが安定している…まぁ、本当はアルカリでアクティブさせたクリープが一番なんですが^^;

ドライ後↓はクリープ時に使用したケラチンPPTの種類の違いでは驚きの結果です!!

左がファイマックスー750で右がアルキル化ケラチンです…一目瞭然の結果ですね^^

柔軟性、ハリコシ、手触りはどちらも遜色ない…ただ違うのはファイマックスー750の方が“ツヤツヤ☆”そして“軽いっ!!”

個人的には美容業界最強!?の某有名会社のアルキル化ケラチンの方が安定したウェーブ形成すると予想してたんですけど^^;結果的にはWECO BASEのファイマックスー750の方がダレが少ない♪

結果から考察するに…

同じ疎水性ケラチンでもファイマックスー750の分子量は750、今回使用したアルキル化ケラチンの分子量は20000~40000。

つまりファイマックスー750という低分子の方が毛髪内部のダメージ箇所隅々までに行き渡り、毛髪内部の細部まで浸透し、ヘマチンにより架橋…たぶんこのときにヒスチジン残基に結合する量が必然的に高分子のアルキル化ケラチンよりも効率が良かったのだと推測。

さらに、ファイマックスー750の最大の特徴、酸縮合により分子量約750から約24000へ分子量が高分子化する為、毛髪内部をクリープ後分子量が増した為に形状が安定し、ドライ後のダレが最小限に止めたと推測する。

どちらも内部・外部に作用しますが、イメージ的にはファイマックスー750が主に内部から…アルキル化ケラチンが主に外部からってとこでしょうか^^?

 

 

 

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パーマ液を開発中!!

久しぶりの投稿になります^^;

先日発売したばかりのファイマックスー750…予想以上の反響の大きさに驚いてます!!

取引先のサロンさんから頂いたメール中で…

Aさん:「今までφ型入りの処理剤はあっても、φ型のみのPPT処理剤が他社には無いから重宝します。」

Bさん:「値段が高く感じたけど希釈して使うからそんなに他とコストは変わらない。」

Cさん:「ツヤ感と軽さにビックリ!!」

などなど♪喜んで頂ける感想を頂きありがとうございます^^

Aさん:そうなんですよねぇ…よく見かけるφ型ケラチン入りPPT処理剤って初めから羊毛ケラチンPPTとか、コラーゲンPPT、かなり脂性の強い脂質なんかと混合されている商材が多くて、毛髪に軽さと強度のみ求める質感のときにφ型ケラチン独特の軽さと強度が活かしきれなかったりして^^;まぁ、混合型のPPT処理剤は使いやすくて良いんですけどね☆

Bさん:価格は確かに高いです…

ボトルタイプ400ml/9.975円

詰め替え1.250ml/23.100円

けれど製造から販売までの過程でこの価格でないと運営していく上でギリギリの価格なのでご了承ください><

でも高濃度の為、原液使用は不可!!希釈して使うので実際のコストはそんなに他の処理剤に比べて凄く高いというわけでもないです。

詰め替えタイプ1.250mlを1.000ml換算で5~10倍に希釈した時のコストで…

10倍希釈 1.000ml換算…1.848円

7倍希釈 1.000ml換算…2.640円

5倍希釈 1.000ml換算…3.696円

ちなみに今流行り…いやいや定番化しつつあるクリープパーマなどの中間処理にはダメージ度合いに関係なく10倍希釈が適した濃度です!!WECO BASEではほとんどクリープ水としてしか使ってない^^;7倍と5倍希釈はビビリ補修が必要な時くらいかな^^

Cさん:そうです!!φ型ケラチンの特徴は“軽さ”“強度”“ツヤ感”が売りです^^しかもこのファイマックスー750で酸処理後はキトサンやシリコン、ポリマーなどの皮膜系処理剤が非常に綺麗に張り付きやすい性質があり、ファイマックスー750と皮膜系処理剤が相互作用して持続性もアップ!!次回来店時のお客様の髪質が違います^^ツヤ感重視のお客様には特にオススメですね♪

ってことで…ファイマックスー750購入希望者はこちらから↓

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今日は前置きが長かった^^;

今年はいろいろと還元剤を見直していることが多く…また話が長くなるので簡潔に発表します!!

現在…

酸性チオグリコール7%と中性システアミン7%を検証中です。

 

目的

・ダブル還元・トリプル還元などへの応用。

・近年のカラーやパーマの繰り返しによる親水化した毛髪への対応。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・親水化したダメージ部分にアルカリ剤を使用しないため過膨潤を防ぐ。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・アルカリ膨潤を起こさないため還元剤濃度を高めに配合。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・チオグリコール酸は酸性域においてファイマックスー750や高分子ケラチンなどの疎水性ケラチン(一丸ファルコス社プロティキュート)との組み合わせで親水性のオルトコルテックス強化の働きが確認できる為、ハイダメージによってS-S結合の親水性域S1が減少時に有効的に擬似S1結合の合成?再架橋?←この辺が検証中です^^;(酸性チオグリコール酸)

・上記の疎水性ケラチンとの組み合わせでオルトコルテックス強化のためダメージ部分のかかり過ぎを防ぎ、健康毛の部分を緩やかに還元する為、ダメージ部分に左右されずに均一なカール形成。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・pHがアルカリ領域になくても疎水性域のパラコルテックスのS-S結合S2への浸透性が高いためウェーブ効率が良い。(中性システアミン)

・最大限還元力を活かすために還元剤を減力するPPTや感触剤は配合しない。必要であれば中間処理時に必要最低限のPPT・CMC・NMFを使用すれば良い。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・ビビらせない安全なパーマ。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・スピエラを混合できる。※スピエラ販売メーカーによりますが、中性システアミンにスピエラを混合することで酸性になります。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

ってな感じです^^本当は書きたい理由ってまだまだあるんですけど、その辺はまたの機会に!!

試作品ではかなり良い感じで^^年末までには完成させたいのですがサロンワークもあるし、検証には時間が掛かるので間に合うかどうかわかりません^^;また出来上がったらブログアップします♪

還元剤濃度はどちらも7%で販売予定です。本当はこんなこと言っちゃいけないんだろうけどサロンワークでは髪質によって精製水で希釈して使ってください^^;

仮名称:S1アタック…酸性チオグリコール酸7%は2~3倍希釈。

仮名称:S2アタック…中性システアミン7%はストレートから2倍希釈。

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お待たせしました^^;

“Forest Shampoo“と“ファイマックスー750”のネット販売のページが完成しました。

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