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CATEGORY : Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

酸性チオグリコール酸…“Libra Carl 5”発売!!

中性システアミン“Libra Carl 7”とアルカリ複数還元剤“Libra Carl 9”の姉妹酸性チオグリコール酸“Libra Carl 5”が発売となりました。

 

薬剤スペックは…

pH5.5

チオグリコール酸4%

ヘマチン(還元促進)→ポルフィリンと酸化還元反応

容量はリフィルタイプで…

500ml/1050円(税込)

1250ml/2100円(税込)

の2種類となっています。

 

使用方法は、主にプレ還元剤として使用してください。アクティブ還元剤は“Libra Carl 9”がオススメです。

 

 

※一般的なパーマ剤やカーリング剤は400mlなので…400ml換算の価格はこちら↓

・500ml→400ml換算=840円

 ・1250ml→400ml換算=672円

 

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複数還元剤…“Libra Carl 9”発売!!

“Libra Carl 7”の姉妹“Libra Carl 9”が発売となりました。

 こちらも化粧品登録なので…一般的にはコスメカーリング剤と呼ばれるものですね^^

 

薬剤スペックは…

pH8.8

アルカリ度3.5

システアミン3%

チオグリコール酸2%

システイン0..3%

ヘマチン(還元促進)→ポルフィリンと酸化還元反応

容量はリフィルタイプで…

500ml/1050円(税込)

1250ml/2100円(税込)

の2種類となっています。

 

※一般的なパーマ剤やカーリング剤は400mlなので…400ml換算の価格はこちら↓

・500ml→400ml換算=840円

 ・1250ml→400ml換算=672円

 

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予定では今月末に“Libra Carl 7”と“Libra Carl 9”の姉妹“Libra Carl 5”が販売予定となっております♪

 

薬剤スペックは…

・pH5.5

・チオグリコール酸4%

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“Libra Carl 7”の姉妹?

まずはじめに…欠品中だった“Forest Shampoo”の2.5Lサイズが入荷しました!!

 

で、ここ最近“Forest Shampoo”を試してみたいというサロン様が増えてきました。

 

よく聞かれるのが「どんなシャンプーですか?」

 

という質問…使ってみれば分かります(〃ω〃)

 

と、言いたいところですが、分かりやすく説明しますね^^

 

“Forest Shampoo”に配合してある疎水化へ導く、関与成分一覧

・疎水性低分子φ型ケラチン…毛髪内部を主に疎水結合を促進し疎水化へ導きます。

・疎水性高分子α型ケラチン…γ型と併用することで毛髪を面で包み込み疎水化へ導きます。

・疎水性高分子γ型ケラチン…α型と併用することで毛髪を面で包み込み疎水化へ導きます。

・ヘマチン…過酸化水素除去、ケラチンPPTを毛髪内部・外部に架橋します。

・18MEA…キューティクルを守る脂質成分で疎水性へ導きます。

・メドウフォームーδーラクトン…ケラチンPPTを吸着。疎水性質への強化作用。

・ペリセア…PPTの浸透促進、またケラチンPPTとのイオン結合。

・キトサン…擬似キューティクルを生成、またケラチンPPTとのイオン結合。

・疎水性アミノ酸…アラニン、バリン、イソロイシン、フェニルアラニン、プロリン

 

これらが、シャンプー後にお湯ですすぐことで水難溶性のトリートメント成分として毛髪内部に留まります♪

詳細や参考画像はこちらをクリック→疎水化するっぽい???

 

“Forest Shampoo”興味のあるサロン様はこちらから↓

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あとブログタイトルの【“Libra Carl 7”の姉妹】ですが、来月末辺りに発売を予定しています。

 

“Libra Carl 9”…pH8.8、システアミン、チオグリコール酸、システイン配合の複数還元剤。

 

“Libra Carl 5”…pH5.5のチオグリコール酸

 

この二つの還元剤を加える理由はこちら→ダブル還元パーマのメリット

 

一言でいってみれば出来るだけダメージの進行を抑制し、短時間でイメージ通りのパーマをかけましょ!!ってことです^^

 

詳しくはまた後日アップします!!

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欠品中の’Libra Carl 7’入荷しました。

欠品中だった中性システアミン’Libra Carl 7’が本日工場から届きました!!

 

以前の’Libra Carl 7’とはシステアミン濃度が変更していますので詳しくはショップページの商品特徴をお読み下さい^^;

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’Libra Carl 7’のスペック変更

お取引サロン様へ…

 

突然ですが’Libra Carl 7’のスペックを現行のシステアミン濃度7%から5.6%へ変更します。

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Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

膨潤とは?

先日、腱鞘炎かと思ったけど…手首の痛みはすぐ消えた^^

このブログを見ているお師匠さんから心配?と励まし?といった内容のメールをもらった★

それにしてもあの痛みなんだったんだろ…これのやり過ぎか?

なめこ栽培のアプリ…違うか^^;

 

今日は膨潤について…

 

中性システアミン濃度7%の’Libra Carl 7’についていろいろ質問されます…

 

・アルカリ還元剤と割った時のpHとアルカリ度の考え方

・ダブル還元の考え方

 

などなど…ただ今お使いのアルカリ還元剤の還元剤の種類と濃度、アルカリ剤の種類やアルカリ度などがハッキリ分からないと正直お答えしづらいです…特にアルカリ剤を複数使用している場合は困難です^^;

 

こんなときはまず、基礎に戻ってみましょう!!

 

※前置きとして…あくまでイメージしやすい表現として書きますので当然正確性に欠けます!!なのでなんとなく、そうなんだぁって感じて下さい^^;

 

膨潤には水膨潤とアルカリ膨潤による1次膨潤があります。

水の荷電(+、-)が均等な状態がpH7の中性です…って当たり前か^^

では髪の荷電が均等な状態…等電点といえばpH4.5~5.5と言われています。以下省略して毛髪の等電点を仮にpH5とします。

pH5の毛髪にpH7の水を塗布すると均等な荷電状態が崩れて毛髪内は-の荷電が増えていくと…-の電荷同士が反発しあい毛髪を膨潤させます。

 

まぁ、毛髪の等電点からしてみれば中性の水もアルカリみたいなものですね^^

 

さらに水にアルカリ剤を加えてpHをアルカリ性にしていくと、-に荷電したイオンが増えてさらに膨潤していきます…いわゆるアルカリ膨潤というものですね^^

 

アルカリカラー剤もハードタイプのチオグリコール酸も大体同じpH9.5くらいのものが多いです。

何故か?

・アルカリカラー剤はpH9.5以上でないと退色がおきやすく、また色調がくすみやすくなるため。

・パーマ剤はキューティクルを開かせ還元剤の浸透と還元剤の還元力(チオラート)を上げるため。

 

ここでひとつ考えてみて下さい…

仮にダメージレベル1~5のなかでダメージレベル4という痛々しいダメージ毛にpH9.5のアルカリカラー剤を20分置いたときにビビリそうですか?

同じダメージ毛にpH9.5のパーマ剤を20分置いたときにビビリそうですか?

 

同じpH9.5のカラーの場合はその場でビビリは起きなくても、パーマ剤はビビリがおきますよね?

 

同じpHでカラー剤がビビリが起きずにパーマ剤にはビビリが起きたのは還元剤による2次膨潤が起きているからです。

2次膨潤は少しイメージしづらいのでタオルで表現してみました^^

これが乾燥した毛髪の状態↓ピンクタオルと黒タオルはコルテックスで黄色いゴムはS-S結合です…そしてあくまでイメージなのでS-S結合の位置とかツッコミは入れないで下さいね^^;

アルカリ膨潤してコルテックスも緩みしました…これが1次膨潤↓

アルカリ膨潤した毛髪に還元剤が加わることでS-S結合を切断し、さらに膨潤して2次膨潤がおきました↓

仮に↑これが適正還元だとします…

↑オーバータイムによってさらに膨潤…過膨潤によって毛髪内部が崩れて水分維持できずに乾燥した時に過収縮を起こし、元のコルテックスの位置に戻れずにビビリが完成します。

 

ここまで長文になると手首の痛みの原因が分かってきたかも^^;話しは逸れましたが、毛髪科学の基礎に戻ってみると…なかなか良いヒントになりませんか?

 

・アルカリ還元剤と割った時のpHとアルカリ度の考え方

・ダブル還元の考え方

 

ただひとことアルカリカラー剤だから…アルカリ還元剤だから“膨潤”した!!

と言わずに、もう一度“膨潤”について再考してみるといいかもしれません。※特にアルカリ剤の種類、アルカリ度、pHは^^;

コールドパーマに限らずホット系パーマから縮毛矯正、還元トリートメントすべてに共通することですので♪

是非、中性システアミン濃度7%という中途半端な還元剤’Libra Carl 7’使いこなしてみて下さい☆

 

もう一つヒント…

中間水洗で還元剤を流して2次膨潤をストップさせて、中性に傾いた毛髪に約pH10のアルギニン水を塗布してもう一度アルカリ膨潤による1次膨潤の状態にして…

…後は技術者の経験からくるイメージ任せで♪

 

 

 

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ケミカル , 縮毛矯正 , Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

カラーの前処理にシステアミン

このケミカル関連のブログを書き始めてからメールやコメントでよく言われてたのが…

「今は難しくてよく分かりませんが、これから勉強していきます!!」

などなど…確かに難しく書きすぎたかも^^;使う言葉を違えても言ってる意味は同じなら分かりやすい方がいいですもんね^^

例えば…

「砂糖を精製水に添加する→溶解させる為に攪拌してピコ化した砂糖水を生成した。」

砂糖を水に溶かしたときに普通こんな言い方しませんよね?

「砂糖を水に入れて棒で混ぜる→水に溶けた。」

そう、言っている意味は同じでも難しくいうとそういう言い回しもあるってことです。

CMでお馴染みのシャンプー・トリートメントのピコアミノ酸もそう…水に溶かしただけのこと…そんなこと言ったら“Forest Shampoo”だってピコアミノ酸配合って商品として謳える♪言わないけど^^;

なのでこれからはもう少し分かりやすい説明に変えていきたいと思います^^;

 

で、今回はこの↓中性システアミン7%’Libra Carl 7’を使ったカラーリング時の前処理方法を紹介します。

まず、その前に’Libra Carl 7’の商品説明^^

・中性のpH7 システアミン濃度7%の化粧品登録のカーリング剤です。

・毛髪の還元部分でチオグリコール酸やシステインはS-S結合の親水性部分のS1と呼ばれる部分を主に還元します。また、システアミンは疎水性部分のS2と呼ばれる部分を主に還元します。

 

具体的にはチオグリコール酸などで縮毛矯正・デジタルパーマなどの熱処理で硬くなった部分にS1に作用する還元剤を使用すると余計に硬くなり、酷いときにはチリツキやビビリがおきます。

解決方法としてはシステアミンで硬い疎水性部分のS2を切断し、硬く収縮した部分を柔らかくしてウェーブ形成すれば良いと思います^^

特に’Libra Carl 7’はpHが中性なのでチオのアルカリ還元剤に比べて、シスアミのミックスジスルフィドは疎水性のため2次膨潤がほぼ起きずタイムオーバーによるチリツキやビビリがおきにくくなっています!!

 

で、本日の本題です^^

先ほど書いた髪質…縮毛矯正・デジタルパーマなどで硬くなった髪質というのは髪本来の疎水性の状態から熱処理(過度の^^;)によって撥水性に近い状態へ毛髪内部の構造が変化しています。

そう、システアミンのS2還元により縮毛の捻れを緩和したり、熱によって硬く変性した部分をほぐす効果(限度はあります^^;)があります…つまり…カラー剤の浸透性があっぷして染色作用の効率をアップします。

 

~施術例~

①基本的にカラー剤が入り難い又は、色が落ちやすいという方は’Libra Carl 7’を7~10倍希釈したものを毛髪に塗布して5分ほど放置もしくは2~3分パルッキーなどでスチームして一度お流ししてからカラー剤を塗布すればOK!!

②熱処理によってカラー剤が入り難い又は色がくすみやすい方は’Libra Carl 7’を7~10倍希釈したものを毛髪に塗布して5分ほど放置もしくは2~3分パルッキーなどでスチームしてそのままカラー剤を塗布するだけ。

③乳化時にジカルボン酸でシステアミンのアミノ基と反応させて架橋&残臭処理。

 

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酸性チオグリコール酸と中性システアミンの使い分け?

最近は’Libra Carl 7’についてお取引サロン様とメールでやりとりしていて実際にどのように使われているか聞いたところプレ還元に用いるサロン様が多数を占めていました…まぁ、好きに使ってもらえればいいんですけど^^;

 

僕もこんな感じに↓リブラ付け巻きで使います^^

画像に写ってるのは26~29mmのロッドですがテストカールしているのは23mmのロッドです。付け巻き後スチーム5分でチェックのところですね。

この時テストカールでよければ中間水洗にいきます…が、すこし甘いのでシステインでアクティブさせ3分後にテストカール↓

良い感じになってきたけど、もう少しプリッと感が欲しい!というのと中間と毛先を均一にウェーブさせたいので、中間水洗→ファイマックスー750の10倍希釈で中間処理してクリープに入ります^^まずはクリープ5分でテストカール↓

もう少しかな?ってことでもう5分クリープ↓

もし、ここでもう少し!!と思ったらクリープタイムを延長…と、こんな感じです^^

で、ブログタイトルの“酸性チオグリコール酸と中性システアミンの使い分け”ですが…基本的にどちらの還元剤もプレ還元剤として用いることが多いと思います。

プレ還元剤として使用するとき、酸性チオグリコール酸の特徴としてアルカリ還元剤でアクティブさせると急激にウェーブ効率が上がるのでオーバータイムに注意が必要です。

中性システアミンをプレ還元剤として使うときはアルカリ還元剤でアクティブさせても酸性チオグリコール酸と比べて、急激にウェーブ効率が上がらないのでオーバータイムしにくいのが特徴です。

とはいってもアクティブ還元剤の種類、pH、アルカリ度によって結果は良くも悪くも変わりますのでどっちにしてもアクティブ後のテストカールはまめにチェックが必要ですね^^;

…まぁ、実際に毛質を見てみないことにはなんとも言えませんが、酸性チオグリコール酸をアクティブさせたら危険な毛質だな!?と感じたら中性システアミンのほうが無難かも知れませんね^^;

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システアミンとpH

現在お取引のサロン様とメールでやりとりしてて、あれ?これって意外と他の美容師さんも疑問に感じた事のあるじゃないかな?と思い、紹介させて頂きます。

※独断で公開しないほうが良いと思う箇所は○○にしています^^;

 

「おはようございますm(_ _)m

度々すみませんが、
今日○○のセミナーに行ったのですが、
システアミンのPHが8以上は
S-2、それ以下はS-1
を切る、と言っていて
どうゆう事か質問したんですが、
理解できませんでした(ーー;)
健康毛にはアルカリを使いS-2
を切り、ダメージ毛には中性でS-1
を切ると言う事なんでしょうか?
それとも見解が色々あるのでしょうか?色々聞いてすいません!!」

 

 

『あぁ~…僕も昔それ疑問でした^^;

難しく言われると混乱するので簡単に考えればわかりやすいです。

毛髪はアルカリで膨潤する!!です。

中性域だとアルカリの様な膨潤はしないので硬質なパラコルテックスを軟化させることが出来ないので結果的に疎水性のS2を切断し難いということです。

システアミンの特性は主にS2を切断することなのですが、アルカリ性にふることでよりパラコルテックスを軟化させS2を切断しやすくしているだけなのです。

恐らく○○さんとしてはシステアミンは中性だとS2よりもS1を切断する量が多いと言いたいのだと思います。

スピエラなどはpHが酸性からアルカリになるとラクトン環が開環して構造が変化することはあっても、システアミンはpHで構造自体は変わらないのです^^;

…解り難いですかね^^;

PS.僕も2/6に豊橋で開催する○○さんの講習会にこっそり参加してみます^^』

 

 

「こんばんは!
ありがとうございますm(_ _)m
てっきり、システアミンはS-2
だけを切るものだと思ってました!
今日軟毛でダメージ4~5のお客様に
三倍希釈で10分放置し、
中間水洗後、ファイマックス5倍希釈で
試してみたんですが、
ちゃんとウェーブがでました!
いつもpH8.2 、アルカリ0.1未満、
濃度1.65のシステアミンで
クリープありでも、いまいちウェーブが出にくい方なので、ビックリしました。
もっと色々勉強しますm(_ _)m

また○○行ったら教えて下さい」

 

というメール内容でした。ただこのとき正確な情報を伝えるのを忘れたのこちらで追記します。

 

システアミンは“NH2-CH2CH2-SH”と表します。構造のなかにアミノ基とチオール基が結合していて、他の還元剤と違ってアミノ基が存在するのが特徴ですね。

で、システアミンというのはpHが酸性~中性(pH8以下)ではアミノ基が“+”に帯電します。なので、“Libra Carl 7”の様な中性のシステアミンだと毛髪の外部を主に還元するということになります。

ところがシステアミンというのはアルカリ性(pH8以上)だとチオール基が“-”に帯電しますので中性のシステアミンよりも、もう少し毛髪内部に浸透し、より多くのS2部分を還元します。

つまり、システアミンを化学的な視線でウェーブ効率を考えたとき、効率よく且つ低コストでカーリング剤を作るなら、pHをアルカリにして、2%以下の低濃度システアミンを作れます…だから大手美容メーカーのカーリング剤はpH8.5以上のものが多いのだと思います^^

話しが少し逸れましたが、還元剤はチオール基を持つ以上S-S結合を切断します…だからといってチオグリコール酸はS1のみ切断ではなくS2も切断するし、システアミンはS2のみを還元するのではなくS1も還元します…ただ、還元する部位が主にS1だったりS2だったりするだけです。

 

以上を踏まえて、よく思い出して下さい。

・サロンワークでお客様みんながみんなアルカリで膨潤しなければならない疎水性の毛質ですか?

・過去の施術で毛髪の損傷が激しく弾性の無い毛質にアルカリタイプのチオグルコール酸やシステインといった主にS1を切断する還元剤でさらに弾性を失いクタクタなダメージ毛にしたことありませんか?

“Libra Carl 7(中性システアミン7%)”の開発の意図はそこなんですね^^

・アルカリ膨潤に頼らない還元。

・主にS2を還元しても弾性を保ちやすい特徴のシステアミン。

中性システアミン7%なので精製水で希釈使用…還元トリートメント…プレ還元…カラー濃染…捻転毛の捻れを整えるなどなど、美容師さんの使い方一つでいろいろ出来ます♪

 

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