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酸解離定数pkaからみえること、みえないこと

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WECOのカーリング剤…リブラシリーズにはスペック表にphとpkaを記載してあります。

こちらむかし書いた記事→還元剤とpHとpka

今回これを噛みくだいてもう一度書きます。

このpkaは酸解離定数といって、言葉のまんまなんですが酸が解離する定数(笑)

正確にには違いますが、あえて分かりやすく美容室限定で言うなら…

「還元剤が」

「イオン化して還元力として半分働く」

「pH値」

例えばチオグリコール酸はpka10.40です。

7%のチオグリコール酸があったとしたらpH10.40に調整されて、やっと3.5%のチオグリコール酸がイオン化(チオールアニオン)して還元力を発揮します。

が、現実は薬機法でpH9.6まで還元剤はチオ換算7%までしか作れませんし…作ったとしてpHが高過ぎて髪が溶ける事故が多発するかな^^;

ちなみにスピエラは?というとpka6.90なので、チオグリコール酸のように強烈にアルカリに寄せなくても低pHで簡単に還元剤の半分をイオン化して還元力を発揮します。

そのためアルカリによるタンパク質の溶出が少ないのでダメージ感は少ないです。

ところで、定数はなんで解離(イオン化)したのが100%ではなく、50%という半分なのかという疑問が出てくると思います(笑)

それはpHが上がる程にチオールアニオンが増えて還元力が強くなっていきますが

50%超えるとカルボキシレートアニオンが増えてチオールアニオンと相殺されるので

結局のところ還元剤はpkaを超えたpHに設定しても、配合%の半分しか使えないことになります。

ただひとつ、システアミンは分子構造にカチオンを持っていてカルボキシレートアニオンの影響を受けないので、美容室で扱う還元剤の中ではアルカリにするほどバケモノの様な還元力を発揮するすこし変わった還元剤になります…サロンで使うpHではないですが^^;

還元剤のpkaと-logPow 一覧

↑のリンク先に各還元剤のpkaが書いてあります…

ここまで書いておきながらアレですが…

けっこう当てにならないです(笑)

pkaを考慮して施術しても、実際髪に対する還元反応は分子構造の影響で違うからです。

チオは酸性だと浸透性が物凄く強く疎水部へとか…

システアミンは速攻還元するくせ、一定のpH超えるまではいつまで経っても毛髪表面しか還元しないとか…

GMTはアイロン熱で還元力がビックリするくらい強くなるとか…

チオグリセリンなんかはスピより疎水度が強いクセに浸透が悪いとか…

もちろん上記以外にもまだまだ僕も知らない理由があると思います。

こういった理屈ってわかったところで技術が上手くなることはありません。

が、講師の先生方の施術を受けるときに、こうした予備知識があると合点することが多く上達の近道の手助けにはなると思いますm(__)m

最後に、、、ブログ内容間違ってたらごめんなさい~~(笑)

 

 

 

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