…
以前は剛毛&多毛…ここ数年で軟毛&細毛で縮毛矯正をかけられるお客様が多く来店されます。
そこそこのダメージ…というよりアルカリ還元剤がついたらビビリそうなダメージ…
なので酸性チオのジェル5と中性チオグリセリンのジェル7+を1:1で割ったものを時間差で根元と毛先を塗りわけ還元…
アイロンはショートになればなるほど曲げます。そうしないとツンツンの河童矯正みたくなってしまうので^^;
毛先の毛羽立ちは元々のダメージ的にしょうがないです…次回カラーリングの時にカットする方向で^^;
↓がビフォア…
↓がアフター…
まだまだ改良点はありますが…
まずはビビらせないこと。
ビビリ毛にしたらもうそこでお終いですが、ビビらせなければ次回なんとかできるかもしれませんからね…
では(´・ω・)ノ
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年齢を重ねるごとに髪が細くなったり、乾燥してきたり…
そこへ4.50代から多くなるグレイカラーだとファッションカラーよりも強い薬剤ダメージで見ため以上にマトリックスの流出量は多い…
そうなると従来のハード系チオだと軟化ばかりして還元が甘い、行き過ぎて過還元ビビリ毛などなど…
なので最近は微アルカリ還元剤…
中性還元剤…
酸性還元剤…
という…じっくり安心して還元できるラインナップの還元剤を作りました。
これより強い還元剤が必要なコンディションに対応する場合はサロンメーカーさんの薬剤で^^;
今回のお客様は乾燥毛&癖毛で毎月グレイカラー…
全国でも数%の美容師しかできない?という特殊なナントカカントカトリートメントでビビリ毛にされて…
それを修正してから一年経過…
今回は根元を伸ばしつつ、毛先は微還元で補正。
薬剤は酸チオのリブラジェル5と中性チオグリセリンのリブラジェル7+を割ったものを塗布。
※還元剤濃度を落とさずに粘土調整のため中性チオグリセリンのリブラカール7+を足しました。
ジェル5:(ジェル7+:カール7+)で2:(1:1)
ツンツン矯正にならない様に、ほんのり曲げつつ六花オイルアイロン
仕上がりはこちら…
酸チオもそうですが、チオグリセリン独特の柔らかさと艶がでました♪
では(´・ω・)ノ
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リブラジェル7+ができました♪
スペックはこちら…
・pH7
・アルカリ度0.1
・チオグリセリン5.9%
縮毛矯正・デジタルパーマの一剤としてお使い下さい。また、リブラジェルシリーズと混ぜて用事調整すると施術の幅が広がります。
また、やや粘性を硬めに仕上げてますのでリブラカールを混ぜても使いやすい粘性で扱えます。
価格
1000ml…3.240円
お徳用もあります^^
全成分
水、チオグリセリン、ポリクオタニウムー10、PEG-20ソルビタンココエート、アルギニン、ヘマチン、フェノキシエタノール、エタノール、ペンテト酸5Na、香料
※リブラシリーズ7には2種類ありますのでご注文の際は間違えないようお気をつけください。
ただの7はシステアミンで、7+はチオグリセリンとなっています。
リブラカールorジェル7…中性システアミン5.6%
リブラカールorジェル7+…中性チオグリセリン5.9%
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先週カラーリングしたお客様…
伸びた分の癖をチオグリセリン矯正剤ジェル9で伸ばします。
中間にミルスタラビッドとアルキルケラチンアリスでコンプ…
ジェル9で還元が甘い部分は水分量とアイロン温度と熱の置き方を変えて伸ばします。
六花オイルで仕上げ…
話し変わるけど…「最近ブログよく書いてるけど暇なの?」って心配されました^^;
別に暇じゃないけどさ…ま、一日24時間あるからね、暇な時間に書いてるよ…
あ、だから暇ってことか…あぁ、忙しいって言ってみたい…。
では(´・ω・)ノ
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いつもどうやってビビリ毛になってしまったかを妄想します。
新生部の癖は強いけど中間から毛先はビビリ毛…
おそらく毎回全体に矯正をかけていたと推測…しかもハイトーン→色戻し→ハイトーン…(確認したら案の定)
で、前回の担当者は根元の強い癖毛部分をしっかり伸ばそうと根元ギリギリまで薬剤は付けたものの過還元でビビッた…そのときの美容師さんの心もビビッたと推測。
不幸中の幸い…根折れしていなくて良かった。
これならなんとかなりそう…
でも、実際薬剤塗ってる途中に僕がマズイ!!と判断した場合は癖を伸ばしきらない、もしくはビビリ部分を修正しきらないことを了承してから施術。
基本矯正前にはシャンプーしません。ラメールトリートメントを軽くつけて流すだけ。それだけで仕上がりがパサつきにくくなります…
そもそもプレシャンで余分な汚れはほとんど落ちます。必要以上に油分を落とさないのもひとつの方法だと考えます。
過還元部分から毛先は5倍希釈したφ型ケラチントランプをスプレイヤーで塗布…
重ねてφ型γ型混合アルキルカチオン化ケラチンアリスを塗布…
からの、根元はチオグリセリン矯正剤ジェル9にリシオ グランフェVD-Hを1:1で割って低アルカリ高還元にして塗り塗り…15分還元。
中間処理にはラビッドフォーム→アリスで処理。
六花オイル→ハンドブロー→アイロン→2剤で仕上がりはこちら↓
中間部分のビビリはトランプとアリスのコンプレックスで誤魔化し…
根元はなんとか癖を伸ばしつつ過還元のビビリも綺麗にできました。
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以前は剛毛&多毛…ここ数年で軟毛&細毛で縮毛矯正をかけられるお客様が多く来店されます。
還元剤によって還元部位が異なります…またpHで還元特性も変化します。
その中で毛質にベストな還元を選択しなければ不必要なダメージを引き起こしてしまいます。
とりあえず、近頃は従来の薬剤のみでは対応しきれないのが現状…というのが感想です。
いろいろ試行錯誤しながら新しい還元剤やアイロン技法を取り入れながら改良して新しい発見をしても、必ずお客様を仕上げた後には課題が残ります。
施術すればするほどに、他にもっと負担をかけずに施術できないか?と、課題の山積みです…
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ということで新しいアイテムを試作中なのでウィッグで検証してきます。
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今回は根元のクセを伸ばしつつ…毛先のデジP部分はとります。
根元のクセは強くはないけど、湿気でぽわぽわ広がってしまう毛質。
お客様…東京喰種を熟読中…たまにニヤニヤしております。
おっと、ピントを間違えました(≡ε≡;)仕上がりはこんな感じです。
チオグリセリン矯正剤リブラジェル9を根元5分→中間5分→毛先5分と時間差で15分還元…
からの六花アイロン!!
東京喰種をはじめから読み返すお客様…うんうん、わかります。その気持ち。
「あ、亜門さん(笑)」
…ん?あ~ぁ、なるほどね…そこね…
初期の亜門さんのヴィジュアルね(笑)…たしかに。
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じわじわきています…六花アイロン!!
六花アイロンとは…
一剤流し→六花オイル→ブロー→アイロン→なかなか良い感じ♪
ふふふ…「こんな使い方ありですか?」って質問がきますが…いいんじゃないですか?僕もやってますし。
んじゃ、今回人生初めての縮毛矯正のお客様…
イデアGクリームにGMT4.4%になる様に調整…
pH 約8
還元剤 GMT4.4% チオグリセリン3.6% チオグリコール酸1.8%
還元タイム15分
毎日コテでスタイリングするので毛先部分は薬剤をはずしてます。
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通常のアルカリチオのみだと若干クセがとりきれない癖毛…
もちろん還元時間を長めに設定すれば伸ばせますが、その分ダメージが…
また、不自然なピンピンの仕上がりになりやすかったりします…アイロン次第か?
なのでアルカリチオとは還元部位の違うチオグリセリン矯正剤リブラジェル9を使い用事調整して短時間還元を狙います。
今回用事調整するハード系矯正剤はパイモアのストレートデルタを使用。
薬剤スペックは…
pH 9.1
アルカリ度 5.5
還元剤:チオグリコール酸 10.75%
…なんでジチオは3.75%たぶんね^^;
リブラジェル9のスペックは…
pH 9
アルカリ度 2
還元剤:チオグリセリン 4% チオグリコール酸 2%
これを1:1で割るので単純に足して割って…
pH 約9
アルカリ度 3.75
還元剤 チオグリコール酸 6.375% チオグリセリン 2% ジチオグリコール酸 1.875%
というスペックの矯正剤…pHは実測で計らないと分からないけどね…酸性シスアミとかじゃないから、そんなに間違ってはないと思う。
ちなみに、軟毛&細毛&カラーリングの親水化した毛髪だったらジェル9単品でも伸ばせたかもしれませんが、今回のお客様は撥水&健康毛なので用事調整が必要です。
根元のリタッチ矯正…先ほど調整したスペックの矯正剤で10分還元→六花アイロン
毛先は過去にビビリ補修した部分なので、トランプ(アニオン羽毛ケラ&プロティキュートHγ)で酸縮合したのち…
アルキルカチオン化ケラチンのアリス(カチオン羽毛ケラ&プロティキュートCγ12)で補強。
※医薬部外品との用事調整は自己責任でお願いします!!
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