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TAG : 酸リンス

クエン酸0.1% 酸リンス

「美容メーカーの○○に配合されている原料は配合量が少なくてイマイチだな。これなら自分で処方して製造メーカーに依頼したほうがよっぽど安価に高濃度のものが作れる!!」

ってオリジナルの商材を作り始めたのがきっかけ。

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で、近頃は○○なのが欲しいな…と思い、化粧品原料をいろんなパターンで調整しているんですが…

「お!?この処方はバランスいいな!!使いやすい♪」って、行き着いた先は美容メーカーさんの処方と酷似していたり^^;

かといってバランスを崩すと使い勝手が悪くなって、再度いろいろな角度から検証して再処方した結果…

けっきょく美容メーカーと変わらない処方^^;…ある一定の条件内での類似性は必然なのかもしれない。

最近は洗い流さないトリートメントだけど、洗い流すトリートメントとして使えるものを作っていたら…ね^^;成分も使い方も某商品と似てしまう(笑)

パクリと言われるかもしれないけれど…一定の条件内での類似性である以上しかたない。

 …

前置きが長すぎて本題を忘れるところでした^^;タイトルのまんまですが…酸リンス使ってますか?

僕はといえば、クエン酸0.1%の酸リンスを作って使います。

僕が後処理で一番重要だと感じているからです。たとえどんな機能性のある処理剤を使用しても最後は必ず酸リンスで仕上げます。

マニキュアや酸性還元剤の場合は少し違いますが、通常カラーやパーマでケミカル処理するということはアルカリ剤によって、またダメージによってアニオンに帯電してキューティクルがリフトしやすく手触りが悪くなっている状態です。

例えばカラーやパーマで残留した過水を除去したあと、必要に応じてトリートメントすると思いますが、トリートメント処理剤はほとんどが中性付近に調整されたものがほとんどだと思います。※なぜ中性か疑問に感じた方はググってください(笑)

で、トリートメントで処理したところで、残留アルカリが存在している状態ではキューティクルはリフトしたままで、せっかく内部へ補給したトリートメント成分がすぐに流出してしまいますので…

すみません。文才が無く、うまくまとめて書くのが難しくなりました><;

きっとこのブログの読者なら分かってくれるはず!!みんなを信じてます!!

では、一言で済ませます…

毛髪を等電点に戻しましょう!!

少し補足になりますが…クエン酸0.1%のpHが大体2~3付近になりますので毛髪の等電点4.5~5.5を下回りますが、等電点より酸性側へ行くとキューティクルを収斂しつつ、カチオンが帯電して柔軟性が増して手触りが良くなります。キレート作用による遷移金属によるゴワツキ回避も重要。

たかが酸リンス、されど酸リンス…この後処理を加えるだけで次回来店時のお客様のコンディションはハッキリと違います。

ケミカル処理した毛髪の場合、モノエタ系の残留アルカリがしつこいケースもあるので、お客様にはクエン酸0.1%を自作していただき…

自宅でシャンプー→酸リンス→コンディショナーと、いつものシャントリの間に酸リンスを挟む工程を一週間続けるアドバイスをしてあげると良いかもしれませんね^^

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酸リンスとバッファー剤

「酸リンスをネットで調べていたら売ってる酸リンスはどれも効果が無いに等しい

クエン酸で対応できるとありました。

パーマにとっての酸リンスと酸度の関係を教えて下さい」

というメールを頂いたので独断と偏見でお答えします^^;まずはじめに酸リンスとバッファー剤の僕の認識です↓

・酸リンス=短期的に酸性に傾ける、酸度が低い。

・バッファー剤=中長期的に酸性に傾ける、酸度が高い。

ブロム酸は酸性領域のほうが活性化しますので、SH-HSからS-Sへとしっかりと再結合させるためにパーマの一剤でアルカリに傾いた毛髪を酸性側に傾けなければなりません。

パーマの中間処理のときは酸リンスで十分だと思います…というのも、クリープパーマとアルカリで実験したときのことですが、酸リンスやバッファー剤無しで中間水洗のみでも、中間水洗後直後は中性のpH6.8→5分後にはpHが7.7→10分後にはpH7.9と、まだ中性域でした。

何が言いたいかというと、ブロム酸は7分×2度付けが多いと思いますが、中間水洗がしっかりしていればブロム酸を14分間付けている短時間だったら短期的に酸性に働く酸リンスで十分じゃない?ってことです^^;

また、WECO BASEではカラーとパーマの同時施術はしませんが、カラーとパーマの同時施術の際にバッファー剤だと中長期的に酸性に傾くので、パーマ後のアルカリカラーに影響しますし、先にアルカリカラーをするとパーマの二剤(ブロム酸)のためpHを下げる必要があります…ということはpHによる色調変化が起きますよね^^;二剤を過酸化水素で対応する手もありますが…。

話しは戻りますが、パーマの中間処理時に使うのは酸リンスで十分だと思います。しかし、後処理にはバッファー剤が必要だとも思います…だって残留アルカリでダメージの進行が気になるから^^;

 

ということで…

「酸リンスをネットで調べていたら売ってる酸リンスはどれも効果が無いに等しい、クエン酸で対応できるとありました。」…バッファー効果が無い事分かりますが、一時的に酸性に傾けることは可能で、効果が無いということはないと思います^^;薬局で販売しているクエン酸を1%溶かしたクエン酸リンスで十分です♪

「パーマにとっての酸リンスと酸度の関係を教えて下さい」…カラーとの同時施術を考えなければバッファー剤と酸度の関係を研究した方が良い結果が出やすいと思います。酸リンスの場合時間経過とともにパーマの一剤に含まれるアルカリに干渉されて、徐々にpHがアルカリに傾いてきますので^^;バッファー剤の場合は酸度は高いけれど毛髪の等電点を保ち、ある程度アルカリ剤でアルカリ干渉しても毛髪の等電点を維持する力が強い…つまりアルカリに動じないのがバッファー剤です。

とはいっても製造メーカーさんによってバッファー剤の性能(酸度)は全く違うのでいろいろ試して下さい^^;

 

あと、先ほどもちょっと触れましたがカラー施術のみのときは酸リンスもバッファー剤も使わないほうが良いです…カラー剤はpHによって色調変化して色味がくすみやすい傾向になるので^^;

それでも残留アルカリによるダメージが気になるのであれば時間をゆっくりと5分くらいかけながらバッファー剤を薄めのものでpHをゆっくりと等電点へ戻すと色調変化が起き難いですよ。

でもオススメは酸リンスやバッファー剤など使わず、一週間お客様に髪を洗ったら直ぐに完全ドライをしてもらうこと!!

いくら毛髪内部にアルカリが残留していてもシャンプー直後はほぼ中性…コンディショナーやトリートメントするなら弱酸性です…クリープパーマとアルカリのときの実験の様に、髪が濡れたまま放置すれば残留アルカリによってpHは時間経過とともにアルカリに傾いてダメージを起こしますが^^;

なのでシャンプー後すばやく乾かしてpHがアルカリに傾く前に乾かしてしまえば問題無いのでは?

“水の無い所にpHは無し”ってね^^

※急いで書いたので、乱文・誤字・脱字はお許し下さい。

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