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TAG : パルチミン酸

CMC類似脂質と縮毛矯正の相性が良い理由。

前回→CMC類似脂質

…の記事の反応が良かったのと、いくつかお問い合わせがあったのでまとめて書いてみま。

その前に前回…CMCとは細胞膜複合体(cell menbrane complex)のことで、毛髪中のCMCはセラミド・18-メチルエイコサン酸(18-MEA)・パルミトレイン酸・オレイン酸・パルミチン酸といった脂質成分で構成されています。

と、書きましたが…WECO BASEの研究用CMC類似脂質には他にもステアリン酸やアラキジン酸など複数の脂肪酸を含みます。

それではタイトルのCMC類似脂質と縮毛矯正の相性が良いワケ…

研究用CMC類似脂質じたい揉みこめば1分程で浸透するほど浸透性が高いCMCとなっていますが、もともと多く存在した脂質部分に素早く浸透するだけの話しで…

カラーやパーマで流出した欠損個所に素早く浸透するという…ただそれだけ。

でも、これだけだと何かしらの外因ですぐに流出するんです

普段使うお湯の温度が高いとか、必要以上に高温のコテで巻くとか…

矯正施術にはアルカリ剤と還元剤を用いるので、カラー施術の一次膨潤と違い、SSを切断し二次膨潤を起こします。コルテックスがゆるゆるに緩んでいるので研究用CMC類似脂質が毛髪の内部へ深く浸透します…

さらにアイロン熱によって融点に達した脂質が効率良くより深部へ浸透します。

で、酸化させてSH-HSを元のSSにしてpHも元の等電点に戻してコルテックス引き締めて研究用CMC類似脂質を毛髪深部に閉じ込めます。

これがCMC類似脂質と縮毛矯正の相性が良い理由です。

ついでにいうとトランプやアリスといったケラチンPPTも同じ理屈(二次膨潤)でカラー施術と比べると毛髪内部へ深く浸透するので持続性が良いのです。

という僕の妄想理論どうでしたか(笑)

原料メーカーの検証で蛍光顕微鏡で実証されていることなのですが、なにぶん自分で検証したわけでは無いので、実際どこまで浸透してるのかは髪のみぞ知る^^;

アルカリと還元剤と熱を利用して脂質を毛髪深部へ浸透させることでシャンプー程度では簡単に落ちないっていう…なので長期に渡り良好な質感が持続するのは事実です。

※最近はエステル還元剤の登場でアルカリに頼らなくても…これはまた別の記事で。

では(´・ω・)ノ

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ケミカル , 研究用CMC類似脂質処理剤 , 縮毛矯正

CMC類似脂質

この「研究用CMC類似脂質」お試し販売中なのですが…大人気です♪

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一度使えば髪質の段違いの艶感と質感…

そして次回来店時のコンディションの良さ…

毛髪はタンパク質・NMF・CMCから成り立ちますが、たった一度のカラーやパーマ施術などで多くのCMCは流出し手触りが悪化し、ダメージが進行しやすくなります。

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このCMCとは細胞膜複合体(cell menbrane complex)のことで、毛髪中のCMCはセラミド・18-メチルエイコサン酸(18-MEA)・パルミトレイン酸・オレイン酸・パルミチン酸といった脂質成分で構成されています。

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このCMCが不足すると柔軟性が失われギシギシゴワゴワと硬い質感になり、キューティクルの艶がなくなり枝毛ができやすくなり、この不足したCMCを補うことで、乾燥を防ぎ柔軟性を与え艶を取り戻します。

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また、矯正施術のツインブロー&アイロン時のテンションなどかける場合、癖を無理なく伸ばすことにこの柔軟性はとても重要な要素になります。

多くのサロンメーカーからCMC処理剤がいまも販売されている中、なかなか効果が分かりづらい商材が多い理由として、効果が最大となる有効濃度ではなく、効果が最低限でる最小濃度で処方されているからだと推測できます。

その最小濃度での処方だとハイダメージの損傷毛の場合、有効濃度に達していないので十分な効果を発揮しません。

上記理由に今回は研究用に、通常処方するときに0.1~10%の範囲内で使用する原料レベルのCMC類似脂質を多く含有した混合オイルを制作しました。

基本的には薬剤に対し10:1の比率でミックスしてお使い下さい。

今回制作したCMC類似脂質には毛髪軟化性に優れたオレイン酸、パルチミン酸、パルミトレイン酸を多く含有します。

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損傷毛の補修にはアリスの様なケラチン誘導体も大事なのですが、基本的にはこのCMCを長く留める為の楔のような位置づけだと考えています。

では(´・ω・)ノ

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