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TAG : シスチン

Acid Condensation Hydrophobic Keratin “Trump”

φ型ケラチン処理剤“ファイマックスー750”が新しく…

 

こちら酸縮合型疎水性ケラチン処理剤 “Trump”としてリニューアルします!!

 

使い方は従来のファイマックスー750と同じです…基本10倍希釈で使用し、酸性(pH4付近)にすることで瞬間的に凝集し、毛髪内部に浸透したφ型ケラチンの平均分子量が約30倍に高分子化し、水難溶性の高分子ケラチンへと変化します。

 

こういった特性から主にクリープパーマの中間処理剤と使われることが多いファイマックスー750でしたが…

ある日、実験でなんとな~くプロティキュートHガンマ(アニオン性の疎水性高分子γ型ケラチン)と組み合わせたところ…

ウェーブ形成や手触りなど、高分子ケラチン処理剤の良さもあってまぁまぁ良かったんです^^でもその分φ型ケラチン独特の“軽さ”が多少損なわれる結果に^^;

 

そこで、未公開の○○ケラチンを加えていろいろと比率を変えながら試行錯誤しているうちに黄金比率発見♪

 

羽毛由来のφ型ケラチンの独特の“軽さ”を損ねずに、“しなやかさ”をさらに強化したような感じ^^

 

内容的には羽毛由来の疎水性低分子φ型ケラチンを主成分に、羊毛由来の疎水性高分子γ型ケラチンに加え…

未修飾のφ型ケラチンファイマックスー750と比較してシスチンが12倍、リジンが約11倍、ヒスチジンを約6倍多く含有した○○ケラチンを加えたケラチンを配合した三種混合処理剤に仕上がってます^^

 

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Trump マルチヒートケラチン

NEWφ型ケラチンは高分子?…ムフフ^^

前回の…

 

NEWφ型ケラチン処理剤~ファイマックスー30000~

 

アップしてから色々な意見やお問い合わせが多くてビックリ!!

 

でもね、前回も言った通りお取引サロン様にも詳細は明かせません^^;

 

前回のプチ公開情報…

・φ型ケラチン処理剤

・アニオン性

・疎水性

・酸縮合時の臭気が強烈になりました^^;

 

 

今日のプチ公開情報…

・低分子

ファイマックスー750(未修飾のφ型ケラチン)と比較して…

・シスチンが12倍多く含有

・リジンが約11倍多く含有

・ヒスチジンが約6倍多く含有

 

ちなみに羊毛ケラチンと比較すると…

・シスチンが約1.4倍少なく含有

・リジンが約2.7倍多く含有

・ヒスチジンが約1.5倍多く含有

 

あえてシスチン、リジン、ヒスチジンが多く含有していることを公開したか考えてみて下さい^^

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ケミカル

φ型ケラチンは万能?

前回のアミノ酸を知るということは…で、人毛ケラチン、羊毛ケラチン、シルク、コラーゲンのアミノ酸組成の概要をこんな感じに書きました↓

 

※数字は若干大雑把に書きました^^;さらに原料などにより数値にはばらつきはあります。

人毛ケラチンのアミノ酸組成…

シスチン15%、グルタミン酸14%、アルギニン9%、その他

 

ケラチン(羊毛)のアミノ酸組成…

グルタミン酸15%、シスチン10%、アルギニン10%、その他

 

シルク(フィブロン)のアミノ酸組成…

グリシン40%、アラニン30%、セリン15%、その他

 

コラーゲンのアミノ酸組成…

グリシン33%、プロリン21%、アラニン11%、その他

 

↑前回はここまででした。本日の本題です↓

 

ではφ型ケラチンと呼ばれる原料の羽毛のアミノ酸組成はというと…

 

羽毛ケラチンのアミノ酸組成…

グリシン18%、プロリン16%、セリン10%、その他

 

こうして多く含有しているアミノ酸だけみるとシルクとコラーゲンの中間のような組成です…どちらかというとシルクに似てるかな^^なので仕上がりが艶・サラなんですね♪

また、“その他”のアミノ酸組成がポイントになるのですが…書くのが面倒なので簡潔に書きます^^;

 

人毛と羊毛のケラチンはシスチン、グルタミン酸、アルギニンが多く、またその他の微量のアミノ酸組成までかなり酷似した組成になっていますが…

シルクはグリシン、アラニン、セリンが突出し、コラーゲンはグリシン、プロリン、セリンが突出した組成でその他の微量のアミノ酸組成は人毛や羊毛ケラチンに比べて少ないもしくは足りないアミノ酸組成なのです。

毛髪の補修の観点からみるとシルクとコラーゲンのアミノ酸組成は偏った成分であることがわかります。

 

で、羽毛ケラチンの“その他”のアミノ酸組成はというと人毛や羊毛に似ているんですね^^ただ羊毛ケラチンなどに比べて違うのはシスチン含有量が少ないということ!!

僕が思うに強固なシスチンが少ないから羊毛の様な硬さが無く軽い質感になって、グリシン、プロリン、セリンが羊毛に比べて多いのでシルクの様な質感なんだと思います…構造もシルク同様βシート構造なわけだし^^

 

アミノ酸組成だけ見るとケラチンとシルクの良いとこどりの様な感じですが、やはり毛髪の補修という観点から言えばシスチンを多く含有している羊毛ケラチンが有利なので、φ型ケラチンは決して万能なわけではないんです^^;

 

 

と、いうことで…カチオン化φ型ケラチン混合処理剤“Alice”は羊毛由来の疎水性高分子アルキルカチオン化γ型ケラチンを配合し、羊毛と羽毛の良いとこどりしたケラチン処理剤なんですね^^

 

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