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TAG : 化学修飾

カチオン化φ型ケラチン“Alice”

昨年から試行錯誤しながら考えていた“Alice”の試作品で検証…ってもほぼ完成のものですが^^;発売前にどんなものかを紹介します♪

 

去年のブログの“お取引サロン様へ”“疎水性反応型Alice”で少し触れましたが内容成分は“ファイマックスー750”の主成分φ型ケラチンをカチオン化したもの^^

 

カチオン化φ型ケラチンは特別な施術操作…例えば未修飾のφ型ケラチンを酸縮合による高分子化などしなくても、塗布してから少し時間を置くだけで同等の毛髪破断強度があります。

つまり、未修飾のφ型ケラチンと同等の補修能力があります!!

また、カチオン化されているため毛髪表面に多く吸着しますので皮膜系処理剤だと思われますが、未修飾のφ型ケラチンほどではありませんが、毛髪内部にもちゃ~んと浸透します♪

 

それから、カチオン化φ型ケラチンのみだと分子量1000と低分子のため、カチオン化高分子ケラチン系処理剤に比べ持続性の問題が…

ということで、“Alice”には疎水性高分子ケラチン処理剤の中でも最も補修能力の高い“プロティキュートCガンマ12”を配合し、また混合処理剤として作ることで同じ疎水性ケラチンでも低分子と高分子のお互いの欠点を補いました^^

 

使用方法として今回もファイマックスー750同様にできるだけ高濃度で提供し、技術者のお好みの濃度に希釈できる様にしたかったのですが、“Alice”に配合しているプロティキュートCガンマ12の希釈方法にクセがあるので希釈せずにストレートで使用して頂きます。

 

使い方は簡単♪

気になるダメージ部分に塗布してハーフドライするだけ!!

 

効果としては…

・カラーの後処理で退色を防ぎます。

・マニキュアの前処理でマニキュアの染まりを良くします。

・パーマの前処理で毛先のかかりすぎを防ぎ均一なウェーブ形成。

・パーマや縮毛矯正の中間処理でキューティクルの剥離を防ぎ、毛髪強度の低下を防ぎます。

・トリートメントの処理剤で毛髪内部のダメージホールを補修し、毛髪表面のキューティクルを保護して毛髪内部のCMCの流出を防ぎます。

・アニオンでコンプレックスさせてさらに効果アップ!?

 

やってみるとこんな感じになります↓

 

施術履歴…

・2011年11月はじめに縮毛矯正?

・2011年11月末に毛先だけコールドパーマ?

という履歴の髪質は現在こんな感じ↓

 

 

施術方法は…

①“Forest Shampoo”でシャンプーで下地作り

②インナーCMC

③“Alice”塗布

④ハーフドライ

⑤ヘマチン

⑥キトサン

⑦“Forest Shampoo”でシャンプー仕上げ!!

 

写真から手触りなんか伝わらないので見た目だけですがこんな感じです^^;

 

 

 

 

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φ型ケラチン~総集編~

久しぶりにアクセス解析をしたところ…“φ型ケラチン”、“フェザーケラチン”、“羽毛ケラチン”と検索キーワードが急激に増えて先月の約2倍もアクセス数が増加していたので、今日は“φ型ケラチンの総集編”にしてみます。

 

そもそもφ型ケラチンの原料は従来の羊毛や人毛からではなく、水鳥の羽毛を加水分解して得られるケラチンです。

従来のケラチンとの大きな違いはアミノ酸組成が羊毛ケラチンに比べて約1.5倍疎水性アミノ酸を多く含有していること!!

疎水性アミノ酸が多いことで、毛髪を構成している成分との疎水結合が促進して親水化したダメージ毛を健康毛に近い疎水性に導きます。

 

もう一つはα型ケラチンとγ型ケラチンの両方の性質を兼ね備えた構造のβシート構造という平面的な構造であるため、シルク(βシート構造)に似た非常に柔軟性のある分子構造のケラチンです♪

またβシート構造のため吸湿性が低く、湿度による広がりなどを抑制し、羊毛ケラチンにはない“艶感”や“軽さ”といった質感を与えることが出来ます。

 

現在、このφ型ケラチンには未修飾タイプとカチオン化タイプの2タイプがあります。

・未修飾のφ型ケラチンは平均分子量750という低分子なのですが、pH4付近で酸処理すると酸縮合し分子量が750から32倍の約24.000へ高分子化します!!

・カチオン化タイプは未修飾のφ型ケラチンのアミノ基に第4級アンモニウム塩を結合させ、カチオンの電荷を付与したタイプで平均分子量1.000という低分子です。

未修飾タイプの様に酸縮合による高分子化はありませんが、カチオン性を持つことによって特に傷んだ毛髪表面に多く吸着する性質があります。

基本的にどちらも同じく疎水結合を促進し、カラーやパーマの前処理ではコルテックス間のCMCの流出を防ぎ、過酸化水素やブリーチ処理の過酸化によって生成されるシステイン酸の増加を抑制し、S-S結合の減少を防ぎます。

 

最近はよく「どう使用するのが効果的か?」というメールを多く頂くのですが、個人的には…

パーマの中間処理で未修飾タイプの特性を活かして、低分子で浸透後(クリープ処理剤としては最高^^)に酸縮合による高分子化を利用してウェーブ効率アップ♪

扱いやすさ優先でカチオン化タイプ使用でもいいんじゃないでしょうか?

以上、φ型ケラチン~総集編~終了です^^

さらにφ型ケラチンの詳細を知りたい方はファイマックスー750を参照して下さい。

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化学修飾のメリット

サロンワークではケラチンやシルク、コラーゲンなどのPPT処理剤を施術に組み込みダメージを抑制・補修させたり、染色率をUPさせたり、カール形成力をUPさせたりと様々な用途があります。

では、数ある処理剤の中から何を選択すれば効率よく施術できるか?になってくるのですが…

以前にこちら→化学修飾で、カチオン化・シリル化・アルキル化など書きましたが、他にもアシル化・エステル化・シリコーンレジン化などサロンワークには欠かせない化学修飾もあります。

カチオン化…ペプタイドの末端アミノ基を4級アンモニウムカチオン化する事で“-イオン”に傾いたダメージ毛への吸着性を高めます。

シリル化…加水分解したポリペプタイドにケイ素“”Si”の骨格をくっつけたもの。シリル化したPPT処理剤は熱処理により、このシランによるシラノール基同士が 高分子化・皮膜形成し、PPTの吸着性を高めます。

アルキル化…油性成分を結合させたもので、アルキル化したPPT処理剤は油性成分と結合することでダメージ毛への吸着性を高めます。

アシル化…ペプタイドに各種脂肪酸を縮合させたもの…よくアミノ酸系シャンプーの洗浄剤に使用されてます。

エステル化…ペプチドの末端カルボキシル基をエステル化することで、水に溶解しづらいタンパク質を水に解けやすくしたもの。さらに毛髪内部に浸透したエタノールが気化せずにタンパク質を引き込む作用でPPT処理剤の吸着性を高めます。

シリコーンレジン化…カルボシル基・疎水基・シリコーンからなるPPT処理剤で、親水性、疎水性、親シリコーン性の部分を持ち、ダメージ毛に対しダメージ箇所を自動的に選択し補修する性質のものから、“DDS”(ドラッグデリバリーシステム)などへの応用性がある化学修飾方法です。※この辺はまたいつか別のときに書いてみます^^;

これら化学修飾されたものの共通点は通常の加水分解しただけのPPT処理剤に比べ格段に毛髪への吸着性が高い!!…というところです^^

で、本題…処理剤の試作品のときに頂いたコメントでφ型ケラチンのカチオン化やアルキル化のメリットとは…。

通常のφ型ケラチンはこちら→φ型ケラチン羽毛ケラチンで書いたとおり化学修飾をしいない状態でも“酸+カチオン処理”することによって化学修飾された羊毛ケラチンと比べても遜色ない効果が得られます。

そう、φ型ケラチンのポテンシャルの高さは化学修飾されてない状態でも得られる効果が絶大というところ^^♪

そんな化学修飾されていないアニオンよりのφ型ケラチン…今回カチオン化φ型ケラチン“TK-C”が出来ました!!

カチオン化することによってトリートメントの基材となるカチオン界面活性剤に容易に配合できるようになった事!!アニオンよりのφ型ケラチンをカチオン基材に配合したらイオンコンプレックスが生じるから製品としてはねぇ…サロンワークではあえてこのコンプレックスを利用するんだけど^^;

それで現在“Forest Shampoo”の対となるトリートメントにφ型ケラチン配合したいけどコンプレックスの問題があったから悩んではいたんですけど…カチオン化φ型ケラチンができたので解決♪

カチオン化φ型ケラチンのメリットってトリートメント製品に配合するならそんな感じです^^;じゃあサロンワークで使用するカチオン化φ型ケラチンPPT処理剤としてのメリットは…

あくまで個人的な使用感ではあるんですが、特に痛んだ毛先表面を強力に吸着し、質感的にはシリル化シルクとキトサンで処理したかの様な感じ^^;

上手く言えないんだけど本当にケラチン?って思うくらい軽くて…やわらかで…しなやかで…つやつやな手触り☆

カチオン化φ型ケラチン(TK-C)は純粋に従来のφ型ケラチン(TK-B)を強力に進化させた感じです♪

 

ここからは完全に僕の妄想なんですが、φ型ケラチンにアルキル化バージョンができないかなぁ?…なんてね^^;

某メーカーの羊毛ケラチンのアルキル化ケラチンも非常に良いのだけれど、強いて悪く言えばしっとり重い^^;その点羽毛ケラチンは軽さと強度が両立しているので、もしも、“アルキル化φ型ケラチン”なんてのがあったら施術の幅が絶対に広がるなぁ…と思って^^

他の理由としてはCMCとの相乗効果とかスピエラの脱脂作用対策ってなところでしょうか^^;

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ケミカル

理論武装最前線~化学修飾~

《愛知県シネシネ団のS・Hさん》からクリープパーマ理論とクリープパーマに相性の良いPPT処理剤に関するリクエストがあったのですが、始めに基本的なPPT処理剤の種類について書いてみます^^;

PPT処理剤といえば、ケラチン、シルク、コラーゲン等いろいろあるのですが、僕がPPT処理剤を使用する際に一番気にする重要ポイントはどんな化学修飾されたものなのか?です。例えば同じケラチンでもカチオン化されたものなのか?またはエステル化…シリル化…アルキル化…で、効果が変わってきますし、使用するタイミングを間違えるとカラー剤やパーマ剤などの薬剤を阻害する可能性もあります。

サロンワークでよく使用される代表的な化学修飾4つがこれ↓

・カチオン化…ダメージ毛への吸着性アップ、さらに毛髪に柔軟性を与えつつ帯電防止!!

・シリル化…熱処理により 高分子化し、吸着性アップ、皮膜形成することで艶感、光沢感アップ!!

・アルキル化…油性成分と結合することでダメージ毛への吸着性、艶感、柔軟性アップ!!

本来、加水分解されただけのPPTに無い機能を上記のような化学修飾をさせる事によってダメージ毛に対しとても有効的な効果を付加させることが出来るということがわかると思います!!

なぜ化学修飾されたPPTが重要ポイントかというと…例えば化学修飾されてない“ケラチンPPT”これをカラー剤やパーマ剤に前処理や中間処理に使用すると、カラーの退色、パーマのダレが起きます…え!?って思います???

化学修飾されていない加水分解されただけのケラチンPPTはアニオン性なので…つまりカラー剤は毛髪内部で酸化重合して発色しますよね?このとき染料中間体のジアミン類はカチオン性なのでアニオン性であるケラチンPPTと酸化重合を起こし毛髪自体の染色がどうしても甘くなってしまう^^;こんな時はカチオン化またはアルキル化したケラチンPPTなら染色効率が良くなります!!

また、化学修飾されていない加水分解されただけのケラチンPPTでパーマがダレてしまうのは原料の問題でもあるのですが、ケラチンは加水分解する過程でシスチンのジスフィルド結合を還元し、架橋構造を無くす事で水への溶解性を高める反面、分子構造がバラバラになってしまいます。つまり低分子化されたケラチンは毛髪内部に留まっていられないし、還元剤を減力するだけなのでダレてしまうのです^^;こんな時は疎水性の強い高分子ケラチンをエステル化したもので毛髪内部に誘導しやすくしたケラチンPPTがウェーブ効率を上げてくれます!!

つまり…カラーの染色率もパーマのウェーブ効率も化学修飾された高分子ケラチンが有効的なのです!!

とか言いつつ高分子ケラチンだけでダメージ毛が効率よく補修するわけでは無いんですけどね^^;

・“アルキル化PPT+CMC”で吸着性を利用したり…

・“ケラチン+グロスフィリン”の架橋性を利用したり…

・“(高分子ケラチン+ペリセア)+キトサン”のポリイオンコンプレックスを利用したり…

複合的に反応させる事によってダメージ補修を効率よくするのです!!上記3つとシルクPPT、コラーゲンPPT、シリル化PPTはまたの機会に書いてみます^^;

 

愛知県シネシネ団のS・Hさん…こんな感じでよろしいでしょうか^^?次回は謎の椅子ホネーキンの謎々理論…ではなくクリープパーマの理論について書きます^^;

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ケミカル

ペリセアで失敗!?

ちょっと前に書いたブログ“ペリセア”について書いた内容で少し誤解があったようです。そのときに“カラー剤が良い意味で深く染まる”と書いたのですが…それを指摘されたのは後輩に原料レベルのペリセアを分けた後日のこと…

“白髪が染まりにくい”“カラーの明度が上がってしまう”…とカラー剤の染色が良くなかったそうです。…そうなんです!!ペリセアを単品で使用するとカラー剤の染色はよくありませんし、明度も少し明るめに仕上がります。

この辺りをもうちょっと言い訳がましくそして詳しく書くので許してね^^;

ペリセアの基本骨格はグルタミン酸界面活性剤にリジンをくっつけた様なものなので、ペリセアはCMC固形分約0.01wt%という極々低濃度でも表面張力低下させる作用があってSDS(ラウリル硫酸Na)よりも強力です。つまり、ペリセアをカラー施術の前処理に単品で使用すると酸化重合後のカラー分子を一緒に洗い流してしまいます。

しかぁ~し、僕は確かにこうも書いた!!“これにはペリセアの持つ3つのカルボキシル基や4つのアミド結合が毛髪を構成しているケラチンタンパクにもカルボシル基やアミド結合がある様に相互作用するからですね☆”…また…“ペリセアが毛髪内部のCMCやカルボシル基を持った各種ケラチンに相互するということは各種ケラチンPPTやペリセア以外のCMC(セラミド、スフィンゴ糖脂質等)などを併用することによって毛髪の保水力や破断強度がPTT等単体で使用する時よりもさらに改善されます^^v”…と!!

つまり、各種ケラチンPPTとペリセア以外のCMCを組み合わせる事によって効果的になるって^^;

なので、カラーの染色率アップってペリセア単体の効果ではなくケラチンPPTを併用した場合で、しかも後処理にはグロスフィリンでケラチンを架橋させた場合のお話です^^;

また後日結果が違うって言われてしまっては信用問題だから前もって書いておくけど、前処理でペリセアに組み合わせるケラチンPPTはアルキル化したものを使用してね^^;CMCはアルキル化したPPTを吸着しやすくしてくれるので…化学修飾されていないPPTは処理方法を工夫しないとカラー剤の酸化重合を抑える作用があるから気をつけて!!

ついでにペリセアに限らずCMC系の共通事項になりますが、CMCは薬剤の通り道を作る働きと接着剤の働きの2つがあります。

この2つの違いは濃度の違いによるものなので、パーマなどの前処理に用いる場合200ccの精製水にペリセアを1%添加すれば薬液の促進になります。またパーマの中間処理でPPT系処理をした場合100ccの精製水にペリセア3%を添加したものを重ね付けすると接着剤の効果でPPT系処理剤を毛髪内部留めます。

・精製水200cc+ペリセア1%=薬液促進剤

・精製水100cc+ペリセア3%=接着剤

↑このレシピはあくまで参考用なので後は好みで用事調整してね^^

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ケミカル

φ型ケラチン

やっぱりいつの時代も美容師を困らせるのはダメージ毛!!

例えば、6ヵ月の間にカラー・パーマをそれぞれ3回繰り返したケミカル的なダメージ毛にさらにストレートアイロンやカールアイロンで熱変性を起こしたダメージ毛に対し、どのようにカラーやパーマを施術しますか?

カラーを繰り返した髪の毛、どう対処すれば色持ちが良くなる?・・・間接染料のみのカラー剤?微アルカリカラー剤?中性カラー剤?ヘナ?

パーマを繰り返しかけた髪の毛、どう対処すればダメージを抑えて大きなカールやリッジが出せる?・・・スピエラ?システアミン?サルファイト?W還元?クリープ?熱処理?

毛髪に与えるダメージを極力抑えたカラー剤やパーマ剤、技術はたくさんあります。けれど毛髪内部の栄養分が流出したまま施術するよりも、栄養分を補給してから施術した方がケミカル的なダメージを予防しつつ、カラー剤の染色率やパーマ剤のカールの形成力を上げる事によってより綺麗に仕上がります。もちろん縮毛矯正やデジタルパーマによる“ビビリ”も今まで難しいと思われた施術も補修可能になります^^

で、具体的にサロンでは前処理、中間処理、後処理とトリートメント剤を施術工程に組み込むのですが、ただトリートメントをくっつければいいってわけではありませんよね^^;カラー剤やパーマ剤が毛髪に与えるダメージは全く別物なので、それぞれの毛髪内部の損傷度を調べます。

そう何が不足してるか?

基本的にダメージ毛に対してトリートメントを設計する場合、カラー剤やパーマ剤に含まれるアルカリ剤によって毛髪内部のNMFやCMCなどの保湿因子が流出しますので、まずはこのNMFとCMCを補給します。

ただNMFとCMCの分子量はとても小さいのでこの二つを抱え込むように保持する成分ケラチンを補給します!!このときのケラチンは高分子の状態で、結晶性のα型ケラチンと非結晶性のγ型ケラチンを補給します!!

このNMFとCMCとケラチンを毛髪内部に補給することによって擬似毛髪が完成します^^vそうすれば必要以上にダメージは作られないし、カラーの染色率が上がったりパーマのカールが長持ちします♪

 

代表的なものでNMFはアミノ酸や尿素、CMCにはセラミドやペリセアとありますがケラチンは少し違います^^

ケラチンは羊毛から加水分解されて生成されますので原料は同じ!!ただし分解される過程で、α型だったりγ型だったり、分子量を1000という低分子から60000という高分子まで調整され、さらにはアルキル化、シリル化、カチオン化などの化学修飾など製造過程は様々になってきます。そうする事によって同じ原料でも・・・

・カラー剤に適したケラチン

・パーマに適したケラチン

・質感を柔らかくしっとりと、硬くハリとツヤを!!

など、いろいろな質感や仕上がり感をコントロールできます^^

 

ここでちょっと変わったケラチンが一つ^^羊毛由来ではなく羽毛由来のケラチンです☆

ダメージ補修する時、羊毛ケラチンが効果的に補修するのは事実だけれど、どうしてもケラチンのみだと硬い質感になってしまいがち・・・なのでシルクだったりコラーゲンを使ったりするのですが^^;どうもシルクは原価が高くなるし、コラーゲンはパーマ時にダレの原因になって不向きなタンパク質だったりと・・・何か良いトリートメント処理剤はないかなぁ・・・あった!!羽毛ケラチン^^v

基本的に動物の毛はα型とγ型の2種類の組み合わせでできているのに対して、羽毛はφ型ケラチンから出来ていて一つの分子内にα型とγ型の両方の性質を併せ持っているので軽くてしなやかな質感に加え、従来の羊毛ケラチンに比べて疎水性アミノ酸が1.5倍多く含まれるってことが特徴!!

どういう事かというと羊毛のα型ケラチンは螺旋構造・・・α型ケラチンの螺旋が1周するのに平均3.6個のアミノ酸が使われて立体構造になっているのに対し、羽毛ケラチンはφ型ケラチンといって平面的なβシート構造になってて・・・つまりシルクタンパクの構造に近いわけです!!

そう!!ケラチンなのにシルクみたい♪

さらにちょっと面白いのが酸縮合する事によって高分子化するって事!!

WECO BASEが扱っているφ型ケラチンの分子量は750と低分子なのですが、pH4付近の酸処理をすると瞬間的に酸縮合を起こし、疎水性タンパク質に変化!!このときの分子量は24000オーバー^^;

また、WECO BASEが扱うφ型ケラチンはアニオン性なのでカチオン性のものとも結合します!!

通常、高分子ケラチンで頑張っても破断強度は110gf前後までしか修復しないのに対し、いつかのブログでも書いたようにWECO BASEでは毛髪の破断強度を100~130gf付近まで修復します^^v

個人的なレシピは・・・φ型ケラチンにヘマチン+酸リンス+カチオン化18MEAかな^^;

まぁ、なんにしてもφ型ケラチンのみ使用って事はないけどね・・・。

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