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TAG : フェザーケラチン

システアミン濃度とpH

Ba-Baさんからのお問い合わせを一部抜粋します^^;

「…こちらの中性システアミンを紹介されていたブログを拝見しましたが、どれくらいのウェーブが出るのかもっと分かりやすい写真はありませんか?…P.S営業では○○のコスメハードタイプをメインで使ってます。」

というご意見を頂きましたので、こんな感じで検証しました^^;

左半頭:某コスメカーリング剤 pH9.2 システアミン濃度1.8%

右半頭:Libra Carl 7    pH7.0 システアミン濃度5%

※“Libra Carl 7”はpH7の中性でシステアミン濃度7%ですが、サンプルの在庫が無くなってしまったので、システアミン濃度5%のサンプルで検証します^^;サロンワークでは精製水で3割ほど希釈したシステアミン濃度5%で検証したと思ってください。

①一剤塗布後加湿5分の自然放置5分の計10分。

②中間水洗。

③ファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈したもので中間処理。

④ヘマチン塗布でケラチンを架橋。

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を7分の2度付け。

↑ウェット状態…うん、やはり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がしっかりとしたリッジが出てる。

↑スタイラーでブワァ~っとドライ…う~ん、やっぱり画像だと分かり難いけれど左半頭のアルカリコスメの方がリッジがしっかりと出ました。でも、パッと見はあまり差異は感じられないかな^^

触った感じは左半頭の方が若干の硬さとパサツキを感じますが問題は無いレベルです。右半頭はシステアミン独特の柔らかさがしっかりと出て良い感じです。

同じシステアミンでもアルカリに頼らずに中性でここまでの結果が出ます。

注意点とすれば、いくら中性域でもシステアミン濃度が約2.8倍も濃いので、しっかりと中間水洗をして還元剤を流しましょう!!

Ba-Baさん、こんな感じの検証で良かったでしょうか^^;?

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還元トリートメント

今日は“Libra Carl 7”と増粘剤の組み合わせで還元トリートメント!!

今回、用意した毛髪はブリーチ×2回の過膨潤縮毛矯正(アイロン操作180℃3秒プレス)×2回で、もう毛先はポーラス毛になって全体の手触りはゴワゴワ^^;

毛髪内部はブリーチ剤と縮毛矯正剤の強いアルカリで“ランチオニン”が生成され、毛髪のダメージレベルに合わない過剰な還元剤濃度によって“混合ジスルフィド”を生成、二剤も過酸化水素濃度3%であえて過剰酸化させてシステイン酸も生成★…つまり過収縮によってビビリの状態です。

ポーラス毛+過膨潤によるビビリであれば毛髪内部のS-S結合がほとんど存在していない状態なので、ただ普通にトリートメントしても毛髪内部に定着しないからトリートメントが持続もしなければ効果も薄い^^;

もし、こうなった場合トリートメントで効果的に毛髪を修復するには…還元剤が必要になります!!

酸性領域の還元剤は基本的にコルテックスを強化する働きがあります…還元剤のSH基(チオール基)はアルカリ領域で活性化しS-S結合を切断する作用がありますが、酸性領域だとアルカリ領域に比べ活性化せずにケラチンPPTと組み合わせ、酸化させることで毛髪内部に擬似的にS-S結合を生成して毛髪強化をします。

さらに、“Libra Carl 7”の主成分…システアミンの特性上他の還元剤に比べ、混合ジスルフィドの生成を抑制もしくは減少し、酸化処理によって疎水基相互作用によって過収縮を改善する働きがあるため、今回の様なポーラス+過収縮毛にはシステアミンによる還元トリートメントが効果的!!

上記を踏まえて以下の施術になります♪

①まず、補修したい部分にファイマックスー750の10倍希釈を塗布し、ヘマチンを重ねて塗布して前処理をします。

②“Libra Carl 7”を5倍希釈してシステアミン濃度を約1.4%に調整します。ただこのままだとシャバシャバの液体なので開発中?の増粘剤を3%添加して塗布しやすいゲル状にしたものを前処理剤の上から重ねて塗布します。

③還元時間は自然放置で5分したらお流しです。

④中間処理でファイマックスー750の10倍希釈を塗布したら、テンションをかけずにコーミングしながら湿熱で5分+冷風で1分。

⑤テンションをかけずにブロー後、毛質に合わせて100℃~150℃でアイロン操作。

※アイロン操作時の中間処理のケラチンPPT処理剤はα型ケラチンが熱処理+テンションをかけることでα型からφ型へ移行してファンデルファールス結合を強化するのが有効ですが、今回テンションを加えないので、あえてシステイン酸を抑制する効果の高いφ型ケラチンにしてみました^^;やるなら酸性チオグリコール酸のときで→酸性チオグリコール酸でビビリ補修

⑥ブロム酸で酸化処理。

今回は左サイドのみ還元トリートメントしました。何も付けずにハンドブロードライ…中間部分アップ画像↓

毛先部分アップ画像↓

全体画像↓

写真ではなかなか伝わりずらいですが、ゴワツキがとれて柔らかくサラサラになりました♪

施術ポイントとしてはヘマチンと疎水性ケラチンと還元剤(pHと濃度)でしょうか…。

今回あえて使用しなかった疎水性γ型ケラチン、疎水性α型ケラチン、リピジュア、キトサンなどを併用すればもっと良い結果が得られると思います^^;

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ファイマックスー750をお使いのサロン様へ

最近はクリープパーマの中間処理剤として好評を頂いているφ型ケラチンPPT処理剤の“ファイマックスー750”

先週のブログ…中性システアミンでクリープパーマ以来、感想や質問、注文が多くなりました^^

従来のγ型、α型ケラチンPPT処理剤にはない“しなやかさ”“軽さ”“艶”“リッジの利いた均一なウェーブ”…まぁ、使った人にしか分からない感動がここにはあるんですが^^♪

今日はこの“ファイマックスー750”についてちょっとした連絡事項です。

涼しくなり始めてから急増した質問…

「朝、出勤すると固まってますが品質に問題ありませんか?」

え~と、結論から言えば問題ありません^^

“ファイマックスー750”にはジラウロイルグルタミン酸リシンNaというラメラ構造を短時間で修復する補修成分(以下ペリセア)が配合してあるのですが…寒くなると固まる!!これはペリセアの性質です^^;

寒くなってくるとペリセアがゼリー状に固まってしまうのですが、振ってもらえれば液状に戻りますし、品質にも問題ありませんのでご安心ください☆

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ケミカル

中性システアミンでクリープパーマ

クリープ時に使用したケラチンはファイマックスー750Ver.と某有名:アルキル化ケラチンVer.で検証。

毛束はカットウィッグの“SPILO 102 ライトブラウン”から切り取ったものを使用。

還元剤は現在開発中の中性システアミン7%で手順は以下の通り。

①20mmロッドに中性システアミン7%塗布、湿熱で10分。

②中間水洗

③左がファイマックスー750(φ型ケラチン)を精製水で10倍希釈、右がアルキル化ケラチン(γ型ケラチン)をエタノール35%溶液で10倍希釈したもので10分湿熱クリープ。

④クリープ後ヘマチンでケラチンを架橋

⑤バッファ剤…φ型の酸縮合による高分子化の為。

⑥ブロム酸を7分の2度付け。

 

ウェット状態↓ではあまり差は無いけれど、クリープ無しのコールドパーマホットパーマに比べればかなりウェーブが安定している…まぁ、本当はアルカリでアクティブさせたクリープが一番なんですが^^;

ドライ後↓はクリープ時に使用したケラチンPPTの種類の違いでは驚きの結果です!!

左がファイマックスー750で右がアルキル化ケラチンです…一目瞭然の結果ですね^^

柔軟性、ハリコシ、手触りはどちらも遜色ない…ただ違うのはファイマックスー750の方が“ツヤツヤ☆”そして“軽いっ!!”

個人的には美容業界最強!?の某有名会社のアルキル化ケラチンの方が安定したウェーブ形成すると予想してたんですけど^^;結果的にはWECO BASEのファイマックスー750の方がダレが少ない♪

結果から考察するに…

同じ疎水性ケラチンでもファイマックスー750の分子量は750、今回使用したアルキル化ケラチンの分子量は20000~40000。

つまりファイマックスー750という低分子の方が毛髪内部のダメージ箇所隅々までに行き渡り、毛髪内部の細部まで浸透し、ヘマチンにより架橋…たぶんこのときにヒスチジン残基に結合する量が必然的に高分子のアルキル化ケラチンよりも効率が良かったのだと推測。

さらに、ファイマックスー750の最大の特徴、酸縮合により分子量約750から約24000へ分子量が高分子化する為、毛髪内部をクリープ後分子量が増した為に形状が安定し、ドライ後のダレが最小限に止めたと推測する。

どちらも内部・外部に作用しますが、イメージ的にはファイマックスー750が主に内部から…アルキル化ケラチンが主に外部からってとこでしょうか^^?

 

 

 

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ケミカル , Libra Carl 5&7&9 コスメ系パーマ液

Forest Shampoo で前処理

この“Forest Shampoo“ご使用中のサロン様へ!!

今回は“Forest Shampoo“を使った前処理を^^

前処理の目的は傷んだ毛髪を補修し、カラーの均一な発色や色味のコントロール、またパーマでは均一なウェーブ形成やダメージ保護e.t.c.…

でも、一歩間違えると…PPT処理剤の種類や濃度、塗布量など必要以上使用すると、カラー剤の酸化反応を阻害して退色を早めたり、パーマ剤の還元力を阻害してウェーブ効率を落としちゃう^^;

であれば、カラー剤、パーマ剤を阻害しない程度に必要なだけ毛髪内部に留まってくれれば…

時間がないので施術方法だけ書きますので、まずはお試しあれ!!

“Forest Shampoo“でワンシャン後…

~パーマ編~

①一丸ファルコス株式会社のプロティキュートUアルファ

②クローダジャパン株式会社のケラテック: IFP-HMW

③WECO BASEのファイマックスー750

~カラー編~

④カチオン化ケラチンならお好みで!!

いずれも10倍希釈でアプリケーターなどで根元から中間に塗布後コーミングしてなじませてから洗い流さずに“Forest Shampoo“でシャンプー→コーミング→お流し…すすぎの際に“Forest Shampoo“がコアセルベートを形成し、先に塗布した前処理剤を毛髪内部に留めてくれます♪

①は健康毛~ミドルダメージ、または熱変性をしている人にオススメです。

②は細毛や軟毛といったハリコシが無い方にオススメです。

③は重さは要らない“軽さ”と“ツヤ”が欲しい!!という方にオススメです。

④は分子量20.000以上の高分子ケラチンが特にオススメです。

分かり難かったらコメント下さい。

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Forest Shampoo ダメージケアシャンプー , ケミカル

パーマ液を開発中!!

久しぶりの投稿になります^^;

先日発売したばかりのファイマックスー750…予想以上の反響の大きさに驚いてます!!

取引先のサロンさんから頂いたメール中で…

Aさん:「今までφ型入りの処理剤はあっても、φ型のみのPPT処理剤が他社には無いから重宝します。」

Bさん:「値段が高く感じたけど希釈して使うからそんなに他とコストは変わらない。」

Cさん:「ツヤ感と軽さにビックリ!!」

などなど♪喜んで頂ける感想を頂きありがとうございます^^

Aさん:そうなんですよねぇ…よく見かけるφ型ケラチン入りPPT処理剤って初めから羊毛ケラチンPPTとか、コラーゲンPPT、かなり脂性の強い脂質なんかと混合されている商材が多くて、毛髪に軽さと強度のみ求める質感のときにφ型ケラチン独特の軽さと強度が活かしきれなかったりして^^;まぁ、混合型のPPT処理剤は使いやすくて良いんですけどね☆

Bさん:価格は確かに高いです…

ボトルタイプ400ml/9.975円

詰め替え1.250ml/23.100円

けれど製造から販売までの過程でこの価格でないと運営していく上でギリギリの価格なのでご了承ください><

でも高濃度の為、原液使用は不可!!希釈して使うので実際のコストはそんなに他の処理剤に比べて凄く高いというわけでもないです。

詰め替えタイプ1.250mlを1.000ml換算で5~10倍に希釈した時のコストで…

10倍希釈 1.000ml換算…1.848円

7倍希釈 1.000ml換算…2.640円

5倍希釈 1.000ml換算…3.696円

ちなみに今流行り…いやいや定番化しつつあるクリープパーマなどの中間処理にはダメージ度合いに関係なく10倍希釈が適した濃度です!!WECO BASEではほとんどクリープ水としてしか使ってない^^;7倍と5倍希釈はビビリ補修が必要な時くらいかな^^

Cさん:そうです!!φ型ケラチンの特徴は“軽さ”“強度”“ツヤ感”が売りです^^しかもこのファイマックスー750で酸処理後はキトサンやシリコン、ポリマーなどの皮膜系処理剤が非常に綺麗に張り付きやすい性質があり、ファイマックスー750と皮膜系処理剤が相互作用して持続性もアップ!!次回来店時のお客様の髪質が違います^^ツヤ感重視のお客様には特にオススメですね♪

ってことで…ファイマックスー750購入希望者はこちらから↓

WECO BASE 業者様向けSHOPログインお申し込みフォームページ

 

今日は前置きが長かった^^;

今年はいろいろと還元剤を見直していることが多く…また話が長くなるので簡潔に発表します!!

現在…

酸性チオグリコール7%と中性システアミン7%を検証中です。

 

目的

・ダブル還元・トリプル還元などへの応用。

・近年のカラーやパーマの繰り返しによる親水化した毛髪への対応。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・親水化したダメージ部分にアルカリ剤を使用しないため過膨潤を防ぐ。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・アルカリ膨潤を起こさないため還元剤濃度を高めに配合。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・チオグリコール酸は酸性域においてファイマックスー750や高分子ケラチンなどの疎水性ケラチン(一丸ファルコス社プロティキュート)との組み合わせで親水性のオルトコルテックス強化の働きが確認できる為、ハイダメージによってS-S結合の親水性域S1が減少時に有効的に擬似S1結合の合成?再架橋?←この辺が検証中です^^;(酸性チオグリコール酸)

・上記の疎水性ケラチンとの組み合わせでオルトコルテックス強化のためダメージ部分のかかり過ぎを防ぎ、健康毛の部分を緩やかに還元する為、ダメージ部分に左右されずに均一なカール形成。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・pHがアルカリ領域になくても疎水性域のパラコルテックスのS-S結合S2への浸透性が高いためウェーブ効率が良い。(中性システアミン)

・最大限還元力を活かすために還元剤を減力するPPTや感触剤は配合しない。必要であれば中間処理時に必要最低限のPPT・CMC・NMFを使用すれば良い。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・ビビらせない安全なパーマ。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

・スピエラを混合できる。※スピエラ販売メーカーによりますが、中性システアミンにスピエラを混合することで酸性になります。(酸性チオグリコール酸・中性システアミン)

ってな感じです^^本当は書きたい理由ってまだまだあるんですけど、その辺はまたの機会に!!

試作品ではかなり良い感じで^^年末までには完成させたいのですがサロンワークもあるし、検証には時間が掛かるので間に合うかどうかわかりません^^;また出来上がったらブログアップします♪

還元剤濃度はどちらも7%で販売予定です。本当はこんなこと言っちゃいけないんだろうけどサロンワークでは髪質によって精製水で希釈して使ってください^^;

仮名称:S1アタック…酸性チオグリコール酸7%は2~3倍希釈。

仮名称:S2アタック…中性システアミン7%はストレートから2倍希釈。

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ケミカル

ファイマックスー750 Q&A

“ファイマックスー750”使ってみた感じはどうでした?今回は“ファイマックスー750”について寄せられた疑問にお答えします。

Q,「ファイマックスー750を他のPPT処理剤と混ぜるときに相性みたいなものはあるんですか?」

A,あります。ファイマックスー750に含まれる成分はアニオン性のφ型ケラチン(羽毛)とアニオン性のペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)で構成されているためカチオン性物質とコンプレックスを生じます。

このコンプレックスの特性を利用すると毛髪外部にファイマックスー750の吸着量を増やせるので、先にカチオン性PPTなどを混合すると効率的では無いかな?と思います。ただ手間を省きたい時はそれでも良いと思います^^;

ただ、手順からしたらファイマックスー750を希釈したものを毛髪内部に浸透させ、酸処理で高分子化させ内部補修、さらにカチオン処理によって毛髪外部に吸着量UPで外部補修!!ってのが効率的です♪…でも、いろいろ試してみてくださいね^^

 

Q,「ダメージの修復のみを施術した場合、
ダメージ度合いにもよると思のですが、低分子や中分子のケラチンも
必要なんでしょうか?
それともφ型を酸処理すると、
高分子になりきらないぶんが、
中、低分子として髪の内部でつくられるのでしょうか?
よく三種混合のケラチンが配合された処理剤をみるので、気になりまして。」

A,分子量20.000以下のケラチンは必要無いと思います。というのもダメージが進行すると、毛髪は健康な状態の疎水性からダメージ毛の親水性へと変化していきます。これは内部のケラチンがアルカリや熱などダメージによってケラチンの架橋構造を破壊することで起きます。

ちなみにケラチンPPTを作る過程の話ですが…基本的には化学修飾されていない分子量20.000以下のケラチンは加水分解する過程でシスチンのジスフィルド結合を還元し、架橋構造を無くす事で親水性の低・中分子量のケラチンPPTなります。

つまり低・中分子量の加水分解された親水性ケラチンPPTはダメージの進行した親水性になった毛髪に対して補修効果は期待できません^^;

何故なら、親水性に傾いたダメージ毛はファイマックスー750の様な疎水性ケラチンPPTで補修することでダメージ補修と言えるので低・中分子の親水性ケラチンPPTは必要無いと思います。

 

「それともφ型を酸処理すると、
高分子になりきらないぶんが、
中、低分子として髪の内部でつくられるのでしょうか?
よく三種混合のケラチンが配合された処理剤をみるので、気になりまして」

ですが、確かにφ型ケラチンを酸処理すると高分子になりきらない部分もあると思いますがほとんどが高分子化するので、低・中分子の特性が必要な時は混合したほうが良いと思います。

あと、三種混合の処理剤って…たぶんあの有名メーカーさんの処理剤だとは思いますが^^;同じ羽毛由来のφ型ケラチンでも製造過程が違うので分子量や特性も違います…なので別の処理剤だと思って使ってください^^

もし他のPPTと混合するならケラチンの場合、疎水性が強くなる分子量20.000以上のものや、分子量の違うシルクなど試してみても面白いですよ!!

 

※ファイマックスー750のカチオン処理のときのカチオン物質の組み合わせは自由!!

・リピジュア

・キトサン

・カチオン化セルロース

・カチオン化ケラチン、シルク、e.t.c.…

パッと思いついたカチオン物質だけでもこれくらいあります^^いろいろと試してお好みの組み合わせを見つけてください♪

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ケミカル

Forest Shampooの特徴

たくさんのサロン様から“Forest Shampoo“や“ファイマックスー750”の販売方法などのお問い合わせがあるなか…

「“Forest Shampoo“は特にどんな効果に優れていますか?」

とのお問い合わせが多かった為、今日“Forest Shampoo“が髪に与える効果を理論的に説明します^^;

界面活性剤はコカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)をメインにして、助剤にアミノ酸系界面活性剤(アニオン性界面活性剤)を構成しました…その他の成分にはφ型ケラチングロスフィリンペリセアに続きカチオン性高分子を中心に配合しました…ここに“Forest Shampoo“の技術的な秘密が!!

某メーカーのように界面活性剤のみでトリートメント効果を最大限発揮するならシルク界面活性剤をメインにした骨格処方を真似してしまえばそれなりに良いものはできると思います^^;…ただ、シルク界面活性剤は高価な為、製造単価が跳ね上がる分それは最終的にお客様の負担が大きくなるということになります。

なので…製造単価を抑えつつ、トリートメント効果を最大限発揮するには界面活性剤と添加するトリートメント成分のバランスが生命線になってきます。

ちなみに“Forest Shampoo“の技術的な秘密とは…両性界面活性剤をメインにアニオン性界面活性剤を助剤として加え、カチオン性高分子を高濃度に処方したこと!!

どういうことかというと、両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性高分子で骨格処方されたシャンプーはすすぎの際に水に不溶性のトリートメント成分によるコアセルベート(複合体)を形成するという特徴があるってことです♪

“Forest Shampoo“の何の成分がコアセルベーション(複合化)するかというと…

γ型高分子ケラチン(分子量:40.000)、α型高分子ケラチン(分子量:45.000)キトサン(分子量:80万)、カチオン化セルロース(分子量:40万)のカチオン性高分子です。

公表している時点でもう秘密では無いのですが^^;…でもハッキリ言えば“Forest Shampoo“に似たようなものは作れても同じものは作れないんですね★

シャンプーすすぎの際コアセルベートの生成条件として…

・表面電荷密度だったり…濃度…ポリマーの種類…電荷密度…分子量…イオン強度とかいろいろ^^;

これらの配合が0.05%変わるだけで質感は異なってきますし、髪にとって悪い方向にコアセルベートしかねない^^;

ただ言えるのは“Forest Shampoo“に含まれるトリートメント成分は一種類当たり最低で0.5%以上3%未満配合ということ!!少なく感じるかも知れませんが市販で販売されているトリートメントに含まれるトリートメント成分の50~300倍の濃度だということです。

※何故分かるかといえば…配合原料の原価、成分配合の番手、販売価格を推測すればトリートメント成分のおおよその配合%はある程度分かるんですけどね^^;

ちなみに“Forest Shampoo“にはシリコンを含みません。質感の向上にはシリコンは絶対に欠かせない成分なのですが、シリコンを流用したコアセルベーションは使い続けることによって、例え0.01%の極うす~い剥がれやすい濃度でも剥がれにくい強固な皮膜形成をするからです。

なので“Forest Shampoo“使用時はノンシリコンシャンプー同様に髪質によって多少軋むかもしれませんが、コンディショナーやトリートメント無しでも乾かすと柔らかでサラサラの質感になります…これは子供の毛髪と同じ!!濡れると軋み、乾くとサラサラ☆

カチオン性高分子(ケラチンやキトサン)を利用したコアセルベートは健康毛に類似した毛髪表面に整える効果によるものです^^v

“Forest Shampoo“には他にφ型ケラチン(分子量:750)、ペリセア(分子量:834)のアニオン性低分子も高濃度に含みますが、すすぎの際にカチオン性高分子とイオンコンプレックスを生じコアセルベートします!!

おまけにヘマチンを処理剤並みに高濃度処方したのでカラーやパーマの前後に使用するととても効果的です。詳しくはここをクリックして下さい→カラー剤とヘマチンパーマ剤とヘマチン

 

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高濃度φ型ケラチン処理剤~ファイマックスー750~

こちらφ型ケラチンPPT処理剤“ファイマックスー750”完成しました♪

どんな施術にも薬剤設計しやすいようシンプルにφ型ケラチンにペンチレングリコールとペリセアを配合しました。

使用する時は精製水で5~10倍のお好みで希釈して使用してください。

目安としては…

・ダメージ予防で10倍希釈。

・ミドルダメージで7倍希釈。

・ハイダメージで5倍希釈。

・クリープパーマの中間処理には10倍希釈。

・原液使用不可。

~特徴~

・“ファイマックスー750”はアニオン性物質という特徴としてカチオンに対してイオンコンプレックスを生じますのでカチオン化PPTと混合する時は注意してください。

・pH4付近の酸リンスなどで酸処理すると瞬時に酸縮合し、分子量750から約24.000以上に高分子化します。

“ファイマックスー750”の1%溶液↓

クエン酸0.1%溶液を混ぜた状態↓

・“ファイマックスー750”に含まれるφ型ケラチンは、もともと羊毛ケラチンに比べ疎水性アミノ酸を1.5倍多く含有する稀有なケラチンですが、酸処理+カチオン処理することによってより疎水性の強い高分子ケラチンへと処理できるためカラーの退色やパーマのダレ防止に効果的です。

・酸処理+カチオン処理した場合、酸処理によって分子量750から約24.000以上に高分子化し、カチオン処理することでイオンコンプレックスにより毛髪内部・外部に強力に吸着し、“ファイマックスー750”の流出を防ぎ、トリートメントの持続性がUPします。またダメージによって約90gfまで低下した毛髪破断強度を130gf以上に補修強化します。

・シルクやコラーゲンなど他のPPT処理剤に“ファイマックスー750”を混合して酸処理+カチオン処理すると高分子化する過程で他のPPT処理剤を取り込みます。低分子のシルクやコラーゲンの流出を防ぎますので、流出しやすい低分子PPTのデメリットを解消し、他の低分子PPT処理剤の機能を強化します。※中分子PPTや高分子PPTでも可!!

各種PPT混合溶液に“ファイマックスー750”添加後、酸処理+カチオン処理↓

カラー施術前処理使用例…

・シャンプー後希釈した“ファイマックスー750”を毛髪に塗布しコーミングして揉みこみます。毛髪内部に浸透すると手触りがキシミはじめます。

・酸リンス(クエン酸0.1%水溶液でも可)などを重ねて塗布しコーミングして揉みこみます。酸処理によって高分子化し手触りがチュルンとします。このとき酸性ヘマチン水溶液で架橋させるとより良い結果が得られます。

・さらにカチオン化水溶液(キトサンがオススメ)などを重ねて塗布しコーミングします。カチオン化処理によってイオンコンプレックスを形成します。

 

パーマ施術中間処理使用例…

・中間水洗後に希釈した“ファイマックスー750”を塗布し湿熱(クリープ)で加温。

・酸リンスで酸処理します。高分子化のため1分間放置後2剤の塗布。

 

“ファイマックスー750”ってこんな感じです…。

既存の羊毛ケラチンPPT処理剤には無い最軽量・高補修のケラチンPPT処理剤です。

 

ボトルタイプ400mlと詰め替えタイプの1250mlの2種類です。

ボトルタイプ400ml/  ¥9.975

詰め替えタイプ1250ml / ¥23.100

 

詰め替えタイプ1.250mlを1.000ml換算で5~10倍に希釈した時のコストです。

10倍希釈 1.000ml換算…1.848円

7倍希釈 1.000ml換算…2.640円

5倍希釈 1.000ml換算…3.696円

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