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TAG : ジメチコン

C系なのかな?

新しい高分子の化粧品原料が届いた!!しばらくはこれで遊べる新たな毛髪処理の研究ができる♪

 

まだ発売されていない原料なので製品名はまだ公開できません…といっても検索したところでみつかりませんが^^;

 

まぁ、製品名からして炭素系高分子なのかな?添付された資料の情報は少ない…

 

とりあえず公開できる特徴は

・ダメージ部分に優先的に吸着し、シリコンの健康毛への過剰な吸着を防ぐ。また、乾燥させた後の感触はカチセロやグアガムと違って硬くならず滑らかな仕上がりになります。

 

ということらしい…感覚的にはプロテシルみたいなのかな?と思いつつ使ってみる^^

 

と、その前にこれの極性はなんだろう?たぶんカチオンだと思うけど…とりあえず希釈した“Mirror’s Alice”に混ぜてみる。

うん…カチオンだ!!

 

まずは矯正のアイロン前のコンプレックスに使ってみようかな…。

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ケミカル

シリコンのe.t.c.

『はじめまして
いつもブログ読ませていただいてます。最近、『大手メーカー』もシリコンは水で流れる、被膜しないと発表されたようですがひとつ気になることがあります。

男性の場合に多いのですが、染めたりパーマもかけていないような髪の人がワックスを使い続けると、洗浄力の強いシャンプーで洗っても“何か”が残って素髪に戻らないような手触りになるのですがそういう経験はございませんか?

もし、その原因が何かわかるようであれば教えていただければと思います。ずっとシリコーンのせいだと思っていたものですから。』

と、質問を頂いたのではじめにシリコンのお話しから…

 

ヘアケア剤に配合されるシリコンは正確にはシリコーンなんですが、今まで散々シリコンと呼んできたので、あえてシリコンと書かせていただきます^^;

以前に書いたブログですが↓

・2011年4月にシリコン
・2012年2月にシリコンが邪魔で色が入らない!?

 ということです。

また追記するとすれば、技術の進歩でシリコンをナノサイズまで乳化できる技術であらゆる製品に配合が容易になったことや、シリコーンレジン化によって従来は悪者にされがちなアモジメチコンもプロテシルなど併用することでをビルドアップを抑制することが技術的に可能になっています。

ただ、こうして技術的な面でシリコンの課題というかデメリットとなる部分を克服してきても、シリコン=悪という世間の認識はまだまだ拭えない状態で悲しいことです。

実際ノンシリコンシャンプーの人気でシリコンが悪いとは謳っていない商品でも、ノンシリコンを強調することで悪いものだと勘違いし易い…そういった販売戦略かもしれなせんが、そう思っている一般のお客様や美容師さんが多いのが現実ですもんね。

 

質問の続き

『男性の場合に多いのですが、染めたりパーマもかけていないような髪の人がワックスを使い続けると、洗浄力の強いシャンプーで洗っても“何か”が残って素髪に戻らないような手触りになるのですがそういう経験はございませんか?

もし、その原因が何かわかるようであれば教えていただければと思います。ずっとシリコーンのせいだと思っていたものですから。』

…ですが、こればかりは毛髪診断をしてみないことには何とも言えません。

勝手な推測をすれば…

・カラーやパーマをしていないということであれば18MEAが破壊されていないので、皮脂過多の方は皮脂が出れば18MEAを伝わり、尚且つ洗浄力の弱いシャンプー剤で洗っていて皮脂が取りきれず酸化してしまっている。

・しっとり系のシャンプーやトリートメントには、わりと不乾性油や油性ポリマーなどが多く配合されていて、単純にすすぎ残し。

人によって原因や症状は様々なので…詳しくは診ないことにはわかりませんが、とりあえずコンディショナーやトリートメントなどの使用を控えて頂いたらどうでしょうか?

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ケミカル

シリコンの影響?

化粧品原料メーカーにもよりますが、一つの原料を卸すと、その成分に関しての特徴・性質・検証データや製品ごとの骨格処方の目安などが何十ページにも記された資料がドサッと届きます。

特許絡みの研究データなので、高卒の脳みそで理解するには毎回かなりの時間を要します@@;

 

…って前置きはどうでもいいか^^;

 

WECO BASEには製品に配合する前のいわゆる原料レベルのシリコンあります。

ジメチ・アモジ・シクロ・ポリコン・レジン化…それを単品・混合・複合の原料全部で29種類。

よく皆さんが耳にするのは直鎖状のジメチコンやアミノ変性のアモジメチコン辺りではないでしょうか?

 

で、新しい製品を幾つか試験的に作っているんだけれど、これにはシリコンを配合しようと思う…もともとシリコン否定派ではないしね^^;

 

ふと思ったんだけれど、いつからシリコンが悪者的な風潮が漂い始めたのかな?

 

・シリコンが邪魔でカラーの発色が悪い…

・シリコンが邪魔でパーマ液が浸透しづらい…

・シリコンで髪が傷む…

 

最近美容師さんのブログで…シリコン=悪…って構図よく見かけるようになりましたがそれって本当にシリコンが邪魔だったんでしょうか?

むしろシリコンを完全否定している方はシリコン原料単体で使用したことがあるのか?という疑問さえ感じます。

 

左:がホホバオイル

右が100万CSのシリコン

で、浸透させた上にカラー剤塗布した実験!!詳しくは→ シリコンが邪魔!?

※じつはこの実験にはひとつトリックがあって、あえてカラー剤が浸透しやすいタイプのシリコン使ったの^^;あんまりにもシリコン・被膜否定派からいろいろ言われたので悪戯してみたのは内緒のお話…。

何でもそうですが、シリコンでもポリマーでも被膜成分は使う人の使い方次第で良くも悪くもなるものだと思います。

 

 

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ケミカル

メドウフォームーδーラクトン

先日“Forest Shampoo”リニューアルに伴い、メドウフォームーδーラクトンを追加配合しました。

“C22H42O2”…そもそもこのメドウフォームーδーラクトンとはメドウフォームという種子油から作られたラクトン誘導体です…つまりメドウフォーム+ラクトンということになります。

※ラクトンとは還元剤のブチロラクトンチオールや染料のγーカプロラクトンなど、環状構造を持つ有機化合物のうち、分子の環の一部としてエステル結合を含むものの事ですね^^

 

メドウフォームーδーラクトンの代表的な特徴といえばジメチコンと同等のクシ通りと滑りの良さに加え、ブラッシングによる静電気を抑制する効果がジメチコン以上に優れていることです。

“Forest Shampoo”をお使いのサロン様はすでに実感されてますが、これでも一応ノンシリコンシャンプーです…なのにツルツルという質感はこのメドウフォームーδーラクトンの効果なんですね♪

 

また、メドウフォームーδーラクトンは約60℃で加熱…つまりブローすることで毛髪のアミノ基と※アミド結合し、疎水性相互作用以上に毛髪内部・外部に留まり疎水性質を強化します。

※C-17脂質が毛髪に結合(炭素数17の脂肪酸…オレイン酸など)

これまた“Forest Shampoo”の話しになりますが、“Forest Shampoo”はすすぎの際にメドウフォームーδーラクトンを含有してコアセルベート(複合化)しますので、シャンプー後ドライするだけで疎水性へ…つまり、洗えば洗うほどに親水化したダメージ毛を健康毛本来の疎水性に導きます。

またメドウフォームーδーラクトンはアミノ基のみアミド結合するためシリコン類の様に連用によるビルドアップの心配はありません!!

さらにこのアミド結合のもう一つの効果としてダメージホールに吸着したケラチンPPT処理剤の末端のアミノ基とアミド結合し、PPT処理剤の吸着・補修効果を高める効果もあるんですね^^

他にも角質層のケラチンタンパクと結合し、細胞間脂質の流出を防ぎ角質層のバリア機能を高めカラー剤やパーマ剤などの刺激を緩和する作用があります。

 

まとめると…メドウフォームーδーラクトンを配合した“Forest Shampoo”の宣伝でした^^;

 

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Forest Shampoo ダメージケアシャンプー , ケミカル

シリコン

ヘアケア剤に配合される“シリコン”は正確には“シリコーン”なんですが、面倒くさいので僕のブログではシリコーンの事をシリコンと呼びます^^決して勘違いしているわけではありませんよ~^^;

※シリコンは半導体等に使用されるもので、シリコーンはヘアケア剤等に使用されるシリコン樹脂のこと!!

 

今日は“シリコン”について…お客様や、美容師の後輩からのよくある質問をまとめてみました。

まず、“シリコンが毛穴が詰まる”ですが、シリコンの特性上疎水性部分に吸着し、親水性部分には吸着しません!!

なので、親水性の地肌に吸着し、毛穴を詰まらせるなんてありえない!!※シリコンの一部製品には親水性部分に吸着するものもありますが、ほとんどは洗い流さないオイルトリートメントに配合されてます。

あれ?って気づいちゃった?健康な髪は疎水性でダメージ部分は親水性…じゃ、コーティングして保護するべきダメージ部分に吸着しないじゃん!!…ってご安心を^^;

サロントリートメントでは主にケラチン系トリートメント処理剤で親水化したダメージ部分を内部補修しながら疎水化させるので、シリコンはちゃんと吸着します。

もうひとつは“シリコンがキューティクルに蓄積して剥がれる”って…ん~…毎日、大量のシリコンをベッタリくっつけてハイテンションでブラッシングすれば確かに剥がれるかも^^;10年以上前にそんな製品はよくあったよね^^;

最近のシャンプーに配合されてるシリコンは揮発性のものが多く、洗い流せばほとんど洗い落ちてしまうしね^^;

しかも、シリコンで剥がれたんじゃなく始めから剥がれてたんじゃないのかな^^;シリコンでコーティングされてる間はほとんど剥がれないしね。

キューティクルが内部(コルテックス)との間の結合が切れれば剥がれます。本当は剥がれてるのにシリコンでなんとか剥がれないでいる状態…だから…ね?

 

…あんまり広告に踊らされないで下さい。そして意味も解からず毛嫌いしないで下さい。

いくらホームケアでノンシリコン系のケア剤を使っていても…サロンで使用される薬剤(カラー剤、パーマ剤、縮毛矯正剤、トリートメント剤)のほとんどにシリコンは入っていますから^^

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