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なぜφ型ケラチンがダメージ毛に有効なのか?

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いします。

今日はファイマックスー750の主成分について…“なぜφ型ケラチンがダメージ毛に有効なのか?”です。

特徴とすれば…

①750という低分子量にもかかわらず疎水性。

②毛髪内部に浸透させた後、酸処理をすると瞬時に分子量が750から24.000へと高分子化。

③α型ケラチンとγ型ケラチン両方の性質を兼ね備えている。

まず①の疎水性であることですが、通常健康な毛髪は疎水性なのですがダメージによって親水性になっていきます…つまり、毛髪がダメージすると言うことは疎水性から親水性になっていくことで水分を過剰に吸収する様になって乾きにくくなったり、逆に乾燥するとバサバサになってしまいます。

こうした親水化した毛髪を健康毛に近い状態に補修するには疎水性のケラチンが必要になってきます。

従来の羊毛ケラチンでは分子量20.000以下で加水分解の過程で親水性になり20.000以上の分子量を維持するものは疎水性を保てるのですが、特にアルキル化等を別にしたとき、分子量20.000以上の高分子ケラチンは毛髪表面を主に疎水化していくため硬く重く仕上がりやすく、低分子ケラチンに比べれば多少浸透時間がかかります。

ところがファイマックスー750は分子量が750と低分子のため高分子ケラチンに比べ毛髪内部から疎水化し、しなやかで軽い仕上がりになりやすく毛髪内部への浸透時間が早いのです。

そして②の毛髪内部に浸透させた後、酸処理をすると瞬時に分子量が750から24.000へと高分子化することですが…この時毛髪内部では毛髪内部に浸透したφ型ケラチンが酸によって等電点以下になることでプロトン化し+に荷電し、毛髪のダメージ部分の-部分とイオン結合を引き起こします。

さらにφ型ケラチンが等電点以下になると疎水性のアミノ酸だけが集まり分子間で疎水結合し間接的にファンデルワールス力が作用します。通常毛髪におけるファンデルワールス力の結合強度は“ペプチド結合>S-S結合>イオン結合>水素結合>ファンデルワールス力”の順として弱い結合ですがダメージの度合いによってはペプチド結合・S-S結合・イオン結合の数が総合的に減少し、水素結合同様にφ型ケラチンを酸処理時に起きる疎水結合(ファンデルワールス結合)の結合する絶対数が多いのでハイダメージ毛であればあるほど毛髪強度を補強するに有効的な結合といえます^^

また③のφ型ケラチンはα型ケラチンとγ型ケラチンの両方の性質を兼ね備えているのですが、構造的にはβストランド構造になっており、毛髪のペプチド鎖の分子間で水素結合して安定した丈夫なβシート構造となります。

βシート構造で毛髪に吸着したφ型ケラチンはシートの片側の面に現れるアミノ酸残基の多くが疎水性です…つまり疎水基が上向きになり、水難溶性になるため長期間毛髪を保護します。

また、疎水基が表面に露出した形のまま結合するのでシリコンやキトサン、リピジュア等カチオン系ポリマーなどを重ねづけで塗布すると綺麗に吸着しますのでより一層トリートメントの持続性を効果的にします^^

まとめると…

①親水化したダメージ毛の補修には疎水性ケラチンが最適です。

②φ型ケラチンが酸処理によってイオン結合と疎水結合で毛髪内部・外部に吸着し、疎水化して水難溶性になることで長期間毛髪を保護します。

③βシート構造により他のカチオン系ポリマー処理剤をより効果的にします。

以上が、φ型ケラチンがダメージ毛に有効な点です。

 

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※別に羊毛由来の疎水性高分子ケラチンよりも優れている言っているわけではありません^^;今までの羊毛ケラチンに無い特性がφ型ケラチンにあるというだけで従来の羊毛由来の疎水性高分子ケラチンもダメージ補修には欠かせない原料です♪

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