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カラー剤を用事調整!?

どの業種でも過剰な在庫は抑えたいものだと思います。

もちろんサロンも同じ…クオリティーを上げながら、コストを下げるには…ってね^^

手っ取り早いのはトリートメント処理剤!!大手メーカーの処理剤は使いやすいけど余計な成分が入っていたり…濃度が薄すぎたり…。

トリートメント処理剤は原液からであれば余計な成分も入って無いし、希釈する手間こそかかれど髪質に適した濃度に希釈も出来る!!つまり…クオリティーをグンと上げながらコストはガクンと下がります^^v

※たま~にですけど、WECO BASEで使用しているトリートメント処理剤は何処のメーカーですか?と問い合わせがありますが、答えは2割がハホニコで、8割は原料メーカー直です^^;意外とこういった問い合わせが多いので現在オリジナルの処理剤を設計中なので出来上がり次第お知らせしますね♪

次にコストを下げられるのはパーマ液!!大手メーカーほどパーマ液に余分な物をたくさん入れてきます;;

ケラチン、シルク、コラーゲン、e,t,c,…が入ってるのでこちらの新製品のパーマ液は良いですよ~って!!どれもパーマ液の還元力or酸化力を減力させてます><

減力した分、必要以上に薬液を髪に晒さす事になるのでかえってダメージに…パーマ液はシンプルに…

チオグリコール酸、ジチオグリコール酸、アンモニアorモノエタノールアミン…ってのが最高です^^

減力してない分、短時間で還元できるので髪も必要以上に傷みにくく、手触りは非常に良い!!ケラチン、シルク、コラーゲン、e,t,c,…なんてのは必要であれば自分で後から必要なトリートメント処理剤を入れれば良いだけのお話^^;

こういったシンプルなパーマ液は余分なものが入ってないので安く販売されてます!!

トリートメント処理剤にパーマ剤ときたら後はカラー剤!!…これだけはディーラーさんに泣いて貰いましょう^^;

現在WECO BASEのカラー剤は3つのメーカーから…色味、トーン、アルカリカラー剤、微アルカリカラー剤、中性カラー剤、酸性カラー剤全て用意してます…カラー剤の在庫に関しては諦めています^^;だって全てお客様の要望に応えるには必要ですから!!ってか不器用?

ある先輩美容師から「どうやってお前んとこはカラー剤のコスト下げてる?」と聞かれたことがありましたが…カラー剤だけはどうしてもできませんよね?

その先輩は2~14トーンまでのファッションカラー剤があれば偶数の2,4,6取って、奇数の3,5,7トーンを取らないそうです…5トーンが必要であれば4,6トーンを混ぜて…7トーンなら6,8混ぜて作るそうです。※あえてそういう配合をする場合もありますが…。

僕から見ればそのトーンは本来の5トーンでもないし、7トーンでもありません^^;仮にその場は上手く出来ても2週間、3週間と時間経過と共に色の退色と濁りは…言うまでもありませんよね?だって本来のトーンより脱色剤が多くなってしまい、結果的にはその場は分からなくても時間経過でお客様目線でも分かります…色持ち悪いってね。

話が長くなりましたが今日の本題に入ります。

後輩の僕が言うのも生意気でしたが、トーンに関してはその例の先輩美容師さんは納得していただけました^^;

そのときこんなことも聞かれました。

「じゃあアルカリカラー剤をクエン酸や炭酸水とかで微アルカリカラー剤や中性カラー剤は作れるか?炭酸なら浸透力あるしカラー剤のPH落としてアルカリ剤の働き弱めれば微アルカリカラーになるよなぁ?毛先が褪色している人だったらうってつけじゃん!!どうよ?」

ってね、先輩は最近どうも炭酸水を利用したクリープパーマにはまってるからねぇ…。

生意気な僕は勇気を出して言ってみた^^;

「無理だと思います!!」

クリープパーマの時は中間水洗後に炭酸水つけると、中間水洗時に取りきれなかった残留した薬液を取り除くことや若干pHを下げる事は可能ですが…アルカリ剤が入ったカラー剤に炭酸水混ぜてもpHは下がりませんので^^;あくまで炭酸水は微量の残留物を除去するだけです。

クエン酸なら添加量次第では微アルカリカラー剤や中性カラー剤は可能だと思いますが…色味が変わっちゃいます^^;

そもそもカラー剤に配合されている染料は1種類ではなく何種類もの染料が必ず使われていて、それぞれpHによって色味は変化しますので…

例えば新生部と既染部を塗り分けたとき、同じメーカーで同じ色味の同じ8トーンのアルカリカラー剤と微アルカリは一見同じ発色をしますが、pHが違うので配合されている染料も違います。

つまり同じメーカーで同じ色味の同じ8トーンのカラー剤でも、アルカリカラー剤にはアルカリカラー剤の、微アルカリカラー剤には微アルカリカラー剤の…染料設計がされてるので、アルカリカラー剤のpHを微アルカリや中性に用事調整しても色味が変化してしまうので無理なのです^^;

もうひとつ…アルカリカラー剤の特性上、過酸化水素がアルカリに化学反応し酸素を発生させてこの活性酸素がメラニンを分解し脱色していくっていう事はクエン酸などでpHをさげてもアルカリ剤は除去できるわけではないのでpHコントロールが崩れたアルカリカラー剤はムラムラに染まります!!

…なんでこんなに詳しいかって?むか~しむかし…アシスタント時代に実験台という名のカラーモデル(姉さん)で失敗した事あるからです;;

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