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TAG : βシート構造

NEWφ型ケラチン処理剤 ~ファイマックスー30000~

こちら…

 

とある事情で…

 

ファイマックスー750が廃盤!!…に、なります。

 

今現在の在庫

・400mlが4本

・1250mlリフィルタイプ1つ

となっております^^;

 

とある事情っていうのは…以前から研究していたファイマックスー750の後継版がもうすぐ完成間近だからなんですね♪

 

(仮名称)ファイマックスー30000…って名前になるかも?

 

そして今回の(仮名称)ファイマックス-30000は申し訳ございませんが、お取引サロン様にも詳細なスペックなどは非公開とさせて頂きます^^;

使用方法は、従来のファイマックスー750同様の扱いでお使い下されば問題はありません^^

 

プチ公開情報…

・名称の由来通りφ型ケラチン処理剤。

・アニオン性。

・疎水性

・酸縮合時の臭気が強烈になりました^^;

くらいでしょうか…

 

疎水性反応型φ型ケラチン“Alice”同様にインパクトのある処理剤だと確信してます!!

 

また発売準備が出来次第公開していきます。

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ケミカル

φ型ケラチンは万能?

前回のアミノ酸を知るということは…で、人毛ケラチン、羊毛ケラチン、シルク、コラーゲンのアミノ酸組成の概要をこんな感じに書きました↓

 

※数字は若干大雑把に書きました^^;さらに原料などにより数値にはばらつきはあります。

人毛ケラチンのアミノ酸組成…

シスチン15%、グルタミン酸14%、アルギニン9%、その他

 

ケラチン(羊毛)のアミノ酸組成…

グルタミン酸15%、シスチン10%、アルギニン10%、その他

 

シルク(フィブロン)のアミノ酸組成…

グリシン40%、アラニン30%、セリン15%、その他

 

コラーゲンのアミノ酸組成…

グリシン33%、プロリン21%、アラニン11%、その他

 

↑前回はここまででした。本日の本題です↓

 

ではφ型ケラチンと呼ばれる原料の羽毛のアミノ酸組成はというと…

 

羽毛ケラチンのアミノ酸組成…

グリシン18%、プロリン16%、セリン10%、その他

 

こうして多く含有しているアミノ酸だけみるとシルクとコラーゲンの中間のような組成です…どちらかというとシルクに似てるかな^^なので仕上がりが艶・サラなんですね♪

また、“その他”のアミノ酸組成がポイントになるのですが…書くのが面倒なので簡潔に書きます^^;

 

人毛と羊毛のケラチンはシスチン、グルタミン酸、アルギニンが多く、またその他の微量のアミノ酸組成までかなり酷似した組成になっていますが…

シルクはグリシン、アラニン、セリンが突出し、コラーゲンはグリシン、プロリン、セリンが突出した組成でその他の微量のアミノ酸組成は人毛や羊毛ケラチンに比べて少ないもしくは足りないアミノ酸組成なのです。

毛髪の補修の観点からみるとシルクとコラーゲンのアミノ酸組成は偏った成分であることがわかります。

 

で、羽毛ケラチンの“その他”のアミノ酸組成はというと人毛や羊毛に似ているんですね^^ただ羊毛ケラチンなどに比べて違うのはシスチン含有量が少ないということ!!

僕が思うに強固なシスチンが少ないから羊毛の様な硬さが無く軽い質感になって、グリシン、プロリン、セリンが羊毛に比べて多いのでシルクの様な質感なんだと思います…構造もシルク同様βシート構造なわけだし^^

 

アミノ酸組成だけ見るとケラチンとシルクの良いとこどりの様な感じですが、やはり毛髪の補修という観点から言えばシスチンを多く含有している羊毛ケラチンが有利なので、φ型ケラチンは決して万能なわけではないんです^^;

 

 

と、いうことで…カチオン化φ型ケラチン混合処理剤“Alice”は羊毛由来の疎水性高分子アルキルカチオン化γ型ケラチンを配合し、羊毛と羽毛の良いとこどりしたケラチン処理剤なんですね^^

 

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カチオン化φ型ケラチンの優位性

φ型ケラチンの優位性で紹介しましたが、φ型ケラチンの補修イメージはこんな感じです↓

ダメージによっては大きなダメージホールや小さなダメージホールも存在します。

そこにファイマックスー750を浸透させた後に酸縮合させるとこんな感じに↓

大きなダメージホールも小さなダメージホールもこんな感じに補修できるのがファイマックスー750なんですね♪

 

で、今日の本題“カチオン化φ型ケラチンの優位性”

 

その前に…

未だにカチオン化ケラチンだから…高分子ケラチンだから毛髪内部に浸透しない!!

と、断言される方がチラホラいますがそれは少し違うような気がします^^;

 

カチオン化されているものでも毛髪内部に浸透します^^;例えば、今日紹介予定のカチオン化φ型ケラチン!!

知的財産権に関わるのであまり詳しくは言えないのですが、未修飾のφ型ケラチンと同等の破断強度まで毛髪を補修するんですよね…これって毛髪内部に浸透・補修してないと考えられないことなんです^^;

未修飾のφ型ケラチンが毛髪内部に浸透しやすいだけであって毛髪外部にも吸着しますし…カチオン化されていても毛髪内部にも浸透します。ただ毛髪外部に吸着しやすいだけのこと!!

 

ちなみにカチオン化した高分子ケラチンだって毛髪内部に浸透します♪

 

カチオン化φ型ケラチン混合処理剤“Alice”にも配合している分子量20.000~40.000のアルキルカチオン化高分子ケラチンの浸透・補修イメージはこんな感じです↓

低分子のφ型ケラチンよりは若干浸透に時間がかかります^^

カチオン化高分子なので毛髪表面にも吸着し、ダメージから保護します↓

カチオン化ケラチンだから浸透しない!!って…そんな事無いし、高分子ケラチンだって浸透する^^;

 

分子量が大きいとか小さいなんて、大小で表現するから誤解を招くのだろうけど…分かりやすいイメージで例えると…

 

仮に、10人が手を繋いだ状態が低分子なら10000人手を繋いだ状態が高分子…

 

10人手を繋いでビルの中へ入るのは簡単ですが、10000人が手を繋いだ状態でビルの中へ入るのは大変かもしれませんが入れます^^

 

この例え…分かり辛かったらすみません^^;

 

ちなみにこれが↓“Alice”カチオン化低分子φ型ケラチン(オレンジ色)とアルキルカチオン化高分子γ型ケラチン(ピンク色)の補修イメージです^^

高分子ケラチンが入りきれない小さなダメージホールを疎水性低分子のカチオン化φ型ケラチンが補修します。

また高分子ケラチンが低分子ケラチンの流出を防ぎます。

カチオン化φ型ケラチンの優位性って高分子では入れない小さなダメージホールまでちゃんと補修できるってことです^^;

それと、“Alice”がカチオン化φ型ケラチン単体にしなかったのは疎水性高分子ケラチンと組み合わせた方がより疎水性相互作用の効果が良かっただけの事です♪

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φ型ケラチンの優位性

φ型ケラチン…巷では羽毛ケラチンやフェザーケラチンなどと呼ばれますが大きく分けると2種類に分かれます。

ひとつはWECO BASEで取り扱っている低分子のφ型ケラチン…もう一つはリトルサイエンティストの高分子のφ型ケラチン。

よく言われる羽毛ケラチン、フェザーケラチンの特徴は軽いのに柔らかくて弾力性のある…これってどちらかというとリトルさんの高分子φ型ケラチンに当てはまる言葉なんですよね^^

低分子のφ型ケラチン25%溶液のファイマックスー750

↑を販売しているのにこんな事言うの変だけど…羽毛ケラチンの良さを知るなら高分子φ型ケラチンを使ったほうが分かりやすい^^;

※僕も低分子のφ型ケラチンを軽くて弾力があって艶々なんて言ったことあるけれど、羊毛ケラチンから比べれば、その質感は間違ってないし、嘘は言っていない^^;

まぁ、同じφ型ケラチンでも分子量の違いで特性が違うって事ですね。

高分子のφ型ケラチンを知りたい方はリトルさんにお問い合わせ下さい。WECO BASEが取り扱っているのは低分子のφ型ケラチンなので^^;

 

今日の本題!!ファイマックスー750の優位性!!

※今回も分かりやすく伝える為に事実とは若干異なり正確性に欠けるので詳しく知りたい方は自分で調べてください^^;

 

加水分解って言葉ありますよね?あれは塩酸で分解したり、プロテアーゼなどの酵素で分解して分子量を小さくするんですが…分かりやすく言えば綺麗な大きな布地をボロボロに引きちぎって細かく分解している感じです^^;

 

ちなみに羊毛ケラチンが処理剤に使われる理由は人毛ケラチンのアミノ酸組成に近いからなんですけど、そんな羊毛ケラチンが健康毛に近い栄養分…疎水性でいられる分子量は約20.000まで!!それ以下の分子量は親水性になって補修どころかダメージを加速させます。

 

ダメージ毛(親水化)によりダメージさせた栄養分(親水性)を入れても意味ないでしょ?ダメージ毛(親水化)には健康な栄養分(疎水性)でなきゃ^^

 

じゃあ低分子で使えるケラチンは無いのか?…ということでファイマックスー750の出番です!!

 

ファイマックスー750のφ型ケラチンは水鳥の羽毛が原料なんですが…

 

水鳥の羽って…

 

疎水性じゃなくて撥水性なんですよね…

 

分子量を750という低分子量まで加水分解しても…

 

疎水性!!

 

さらに酸縮合させると分子量が20.000OVER!!

 

さらにさらにカチオン物質とイオンコンプレックスして毛髪への吸着性が高まる!!

 

酸縮合とかイオンコンプレックスって分かりづらいと思うのでこんな感じにわくわくさんみたいに工作してみた…

毛髪がカラーやパーマのダメージによってダメージホールという穴が開きます↓

そこに疎水性低分子φ型ケラチン“ファイマックスー750”を浸透させ、ダメージホールを補修していきます。

ちなみに“ファイマックスー750”に配合しているペリセアがφ型ケラチンのカルボシル基と相互作用し、お互いに毛髪外部へ流出し難くなるので、φ型ケラチン単体で使用するより効果的になっています↓

浸透したφ型ケラチンをpH4付近の酸を重ねて塗布すると…瞬時にギュッと縮合します♪

シリコンでシリル化したヒートケラチンより操作は簡単ですね^^

このとき分子量750から一気に分子量約24.000付近まで高分子化します↓

 

ちなみに高分子PPTの補修イメージはこんな感じ↓

大きなダメージホールは補修出来ても小さなダメージホールの補修は苦手^^;

大きなダメージホールも小さなダメージホールも補修できるのが疎水性低分子φ型ケラチン“ファイマックスー750”なんですね♪

 

※よくトリートメント処理剤を誤解される方がいます。トリートメント処理剤は治療ではなく、補修です!!そこの意味を履き違えないように施術をお願いします。トリートメント処理剤は施術次第で良くも悪くもなるものです^^;

 

次回は“疎水性低分子カチオン化φ型ケラチン”と“疎水性高分子アルキルカチオン化γ型ケラチン”の混合処理剤“Alice”の補修イメージです^^

 

商品の購入はこちらから↓

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おまけ…

 

φ型ケラチン粉末を密閉式の容器に小分けしたものを久しぶりに開いたら…

 

…密閉しきれてなかったのかな?1/3くらに圧縮して、バブみたいな固形になっていた^^;

このバブみたいなφ型ケラチンに秘密のPPT粉末を混合して実験♪

ムフフなPPT濃度50%!!

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φ型ケラチン~総集編~

久しぶりにアクセス解析をしたところ…“φ型ケラチン”、“フェザーケラチン”、“羽毛ケラチン”と検索キーワードが急激に増えて先月の約2倍もアクセス数が増加していたので、今日は“φ型ケラチンの総集編”にしてみます。

 

そもそもφ型ケラチンの原料は従来の羊毛や人毛からではなく、水鳥の羽毛を加水分解して得られるケラチンです。

従来のケラチンとの大きな違いはアミノ酸組成が羊毛ケラチンに比べて約1.5倍疎水性アミノ酸を多く含有していること!!

疎水性アミノ酸が多いことで、毛髪を構成している成分との疎水結合が促進して親水化したダメージ毛を健康毛に近い疎水性に導きます。

 

もう一つはα型ケラチンとγ型ケラチンの両方の性質を兼ね備えた構造のβシート構造という平面的な構造であるため、シルク(βシート構造)に似た非常に柔軟性のある分子構造のケラチンです♪

またβシート構造のため吸湿性が低く、湿度による広がりなどを抑制し、羊毛ケラチンにはない“艶感”や“軽さ”といった質感を与えることが出来ます。

 

現在、このφ型ケラチンには未修飾タイプとカチオン化タイプの2タイプがあります。

・未修飾のφ型ケラチンは平均分子量750という低分子なのですが、pH4付近で酸処理すると酸縮合し分子量が750から32倍の約24.000へ高分子化します!!

・カチオン化タイプは未修飾のφ型ケラチンのアミノ基に第4級アンモニウム塩を結合させ、カチオンの電荷を付与したタイプで平均分子量1.000という低分子です。

未修飾タイプの様に酸縮合による高分子化はありませんが、カチオン性を持つことによって特に傷んだ毛髪表面に多く吸着する性質があります。

基本的にどちらも同じく疎水結合を促進し、カラーやパーマの前処理ではコルテックス間のCMCの流出を防ぎ、過酸化水素やブリーチ処理の過酸化によって生成されるシステイン酸の増加を抑制し、S-S結合の減少を防ぎます。

 

最近はよく「どう使用するのが効果的か?」というメールを多く頂くのですが、個人的には…

パーマの中間処理で未修飾タイプの特性を活かして、低分子で浸透後(クリープ処理剤としては最高^^)に酸縮合による高分子化を利用してウェーブ効率アップ♪

扱いやすさ優先でカチオン化タイプ使用でもいいんじゃないでしょうか?

以上、φ型ケラチン~総集編~終了です^^

さらにφ型ケラチンの詳細を知りたい方はファイマックスー750を参照して下さい。

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ファイマックスー750入荷しました。

いろいろと欠品して申し訳ございません。

本日ファイマックスー750を入荷しました^^;

前回Aliceについて詳細を発表すると書きましたが忙しいので後日アップします…。

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雑感

ファイマックスー750のケラチン濃度?

最近急激にメールが増えてきた^^;似たような質問はとりあえずブログから返信していくことにします♪

「ファイマックスは高濃度φ型ケラチン処理剤と言われておりますが、配合してあるφケラチンは具体的には何%くらいなんですか?もし、企業秘密でなければ教えてください。」

…ですよね、今まではメールで聞いてきたサロン様にしか教えてなかったけど^^;自分が使っている、もしくはこれから使ってみようかな?ってときにスペックが分からないと不安ですよね。

φ型ケラチン濃度は25%です。僕の知る限りですが…この濃度のφ型ケラチン処理剤は美容業界には現在“ファイマックスー750”しかありません!!※某有名メーカーさんのφ型ケラチンは高分子ですがファイマックスー750は低分子です。

試作品の段階で50%溶液など作ってみましたが、1%溶液でもトリートメント効果(カラーの染色率アップやパーマのウェーブ効率アップには2.5%~)は十二分にある…というのと、販売価格を考えると25%という濃度が現実的だったんです。…本当のところ言うと一番利益が出ない商品でもあるんですけどね^^;それでも現在の美容業界に今まで無かった製品だけに、必要とされているので販売は続けます☆…とはいっても現在売り切れてしまってるんで、入荷は2月の上旬を予定しておりますのでもう少しお待ち下さい。

あと、さっそく新しいブログカテゴリー“Alice”に気づいた方から質問が…でも今は教えません!!いろいろと想像してください^^

その現在進行中のアリス計画もファイマックスを入荷したときに発表します^^

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雑感

今度は…

今度は高濃度φ型ケラチン処理剤“ファイマックスー750”の400mlタイプが売り切れてしまいました。

あるのは1250mlの詰め替えリフィルタイプが残り僅かです^^;

400mlのボトルタイプは工場で製造中なので入荷は2月の上旬を予定しております。

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雑感

なぜφ型ケラチンがダメージ毛に有効なのか?

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いします。

今日はファイマックスー750の主成分について…“なぜφ型ケラチンがダメージ毛に有効なのか?”です。

特徴とすれば…

①750という低分子量にもかかわらず疎水性。

②毛髪内部に浸透させた後、酸処理をすると瞬時に分子量が750から24.000へと高分子化。

③α型ケラチンとγ型ケラチン両方の性質を兼ね備えている。

まず①の疎水性であることですが、通常健康な毛髪は疎水性なのですがダメージによって親水性になっていきます…つまり、毛髪がダメージすると言うことは疎水性から親水性になっていくことで水分を過剰に吸収する様になって乾きにくくなったり、逆に乾燥するとバサバサになってしまいます。

こうした親水化した毛髪を健康毛に近い状態に補修するには疎水性のケラチンが必要になってきます。

従来の羊毛ケラチンでは分子量20.000以下で加水分解の過程で親水性になり20.000以上の分子量を維持するものは疎水性を保てるのですが、特にアルキル化等を別にしたとき、分子量20.000以上の高分子ケラチンは毛髪表面を主に疎水化していくため硬く重く仕上がりやすく、低分子ケラチンに比べれば多少浸透時間がかかります。

ところがファイマックスー750は分子量が750と低分子のため高分子ケラチンに比べ毛髪内部から疎水化し、しなやかで軽い仕上がりになりやすく毛髪内部への浸透時間が早いのです。

そして②の毛髪内部に浸透させた後、酸処理をすると瞬時に分子量が750から24.000へと高分子化することですが…この時毛髪内部では毛髪内部に浸透したφ型ケラチンが酸によって等電点以下になることでプロトン化し+に荷電し、毛髪のダメージ部分の-部分とイオン結合を引き起こします。

さらにφ型ケラチンが等電点以下になると疎水性のアミノ酸だけが集まり分子間で疎水結合し間接的にファンデルワールス力が作用します。通常毛髪におけるファンデルワールス力の結合強度は“ペプチド結合>S-S結合>イオン結合>水素結合>ファンデルワールス力”の順として弱い結合ですがダメージの度合いによってはペプチド結合・S-S結合・イオン結合の数が総合的に減少し、水素結合同様にφ型ケラチンを酸処理時に起きる疎水結合(ファンデルワールス結合)の結合する絶対数が多いのでハイダメージ毛であればあるほど毛髪強度を補強するに有効的な結合といえます^^

また③のφ型ケラチンはα型ケラチンとγ型ケラチンの両方の性質を兼ね備えているのですが、構造的にはβストランド構造になっており、毛髪のペプチド鎖の分子間で水素結合して安定した丈夫なβシート構造となります。

βシート構造で毛髪に吸着したφ型ケラチンはシートの片側の面に現れるアミノ酸残基の多くが疎水性です…つまり疎水基が上向きになり、水難溶性になるため長期間毛髪を保護します。

また、疎水基が表面に露出した形のまま結合するのでシリコンやキトサン、リピジュア等カチオン系ポリマーなどを重ねづけで塗布すると綺麗に吸着しますのでより一層トリートメントの持続性を効果的にします^^

まとめると…

①親水化したダメージ毛の補修には疎水性ケラチンが最適です。

②φ型ケラチンが酸処理によってイオン結合と疎水結合で毛髪内部・外部に吸着し、疎水化して水難溶性になることで長期間毛髪を保護します。

③βシート構造により他のカチオン系ポリマー処理剤をより効果的にします。

以上が、φ型ケラチンがダメージ毛に有効な点です。

 

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※別に羊毛由来の疎水性高分子ケラチンよりも優れている言っているわけではありません^^;今までの羊毛ケラチンに無い特性がφ型ケラチンにあるというだけで従来の羊毛由来の疎水性高分子ケラチンもダメージ補修には欠かせない原料です♪

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