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脂質をガツンと補給する方法。

お取引サロン様向け記事です。

基本的にマニュアルなど作らないのですが、トリートメント関連でよく聞かれるので今回の記事を参考にして発展させてください。

脂質をガツンと補給する方法…

なので髪質を見極めないとかえって大変なことになりますが、ブリーチや矯正などのハイダメージ毛には使える小技です。

まずは、フォレストシャンプーで洗います。

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一分もあれば高濃度へマチンが浸透し、次に使用するケラチンの定着をよくするベースが出来上がります。

次にタオルドライで水気を取ってから、こちらアルキルカチオン化ケラチンのアリスを塗布します。

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水気が多いと、アルキルカチオン化ケラチンは毛髪に吸着する前に、毛髪表面で析出し効果が薄くなります。

で、アリスを塗布したらコーミングしてよく馴染ませます。

そこに例の研究用CMC類似脂質を重ねて塗布します。

アリス同様に塗布したらコーミングしてよく馴染ませながら揉みこみます。

揉みこんでいるうちにネチモチとした質感に変化が起きたら、毛髪内部が疎水化してきた頃です。

そうしたらドライヤーでエタノールを抜いて完全に疎水変換させます。

この状態でかなり良いコンディションなのですが…

ここでミルスタ配合のラビッドフォーム

IMG_4337

を、さらに重ね付けコーミングすることで強力なコンプレックスを形成し、トリートメント効果の持続性を向上させます。

ポイントは脂質を塗布する前にアリスを使用したところにあります。

アリスはアルキルカチオン化ケラチンという親油性のケラチンです。これを扱いやすく水溶性にするため、また毛髪内部へ浸透させ、親水化部分を疎水化するために…

水と油どちらの溶媒にもなる有機溶剤…エタノールを繋ぎに配合しています。

つまりエタノール無しではアルキルカチオン化ケラチンは析出し、髪に浸透&定着しなくなるので、そうなると商材としては成立しないのでエタノールが配合されているわけなんですね。

正しい使い方としてはアリスを浸透させ、ドライヤーなどの熱でエタノールを抜くことで毛髪内部に析出&毛髪外部に張り付かせて、普段使用するお湯では簡単に流出しにくくするということです。

で、ここからが重要ポイントになります。

そのまま脂質を毛髪に塗布しても浸透はしますが、親水化した髪に親油性のものをいきなり塗布しても効率はよくありません。

なのでアリスを塗布したこのタイミングで脂質を塗布すると、エタノールが溶媒となって、親水化した毛髪に脂質を効率よく毛髪内部へ浸透させることが出来ます。

効率よく毛髪内部へ脂質を浸透させたあとにエタノールをドライヤー熱などで抜けば今度は毛髪外部への流出経路が遮断されて、持続性がよくなるということです。

ぜんぜん講習会とかしないからね…たまには真面目に商材説明しなきゃ^^;

では(´・ω・)ノ

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